jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

???だらけ?・・・・・ WORTH WHILE / LEE KONITZ

2016-01-30 | ジャズ・as

 

 

 

長年、?マークの本作にメスを。途中、辛気臭くなり止めようと思いましたが・・・・・・・・・ 

 

所有するレコードはワナー・パイオニアから1972年に日本でオリジナル・リリースされたP-6109A(ATLANTIC)で、「幻の名盤読本」(1974年)に掲載されたものと同じナンバー。

 

ところが、「幻の名盤読本」に書かれている内容と本体と(に書かれいる)内容が違う。

まず、「幻の名盤読本」では‘INSIDE HI-FI’のセッション時の未発表3曲を含めすべて「未発表もの」とされているが、本体には‘INSIDE HI-FI’で既に発表されている1曲が入っている。

確かに本体のライナー・ノーツの冒頭にその旨がサラッと書かれていて、ディコグラフィーをコピペしたデータもそうなっている。ただ、ディコグラフィーも見慣れているベテランならともかく、初めてディコグラフィーを見る人には暗号を解読するようなものかもしれない。かって自分がそうでした。また、直接、本作と関係ないLP 1217(WITH WARNE MARSH)のデータも記載されており、ちょっと煩わしい。

ま、この種のレコードを買う人は、かなり詳しいファンなのでライナー・ノーツも予備知識を前提に書かれたフシがあります。

 

問題となるダブっている一曲は‘Nesuhi's Instant’ですが、「幻の名盤読本」では代わりに‘ブルース’が入っている。

しかし、‘INSIDE HI-FI’のセッション時に‘ブルース’という未発表テイクは存在しない。

それと、メンバーが違います。とにかくややこしいですね。

 

「幻の名盤読本」では‘INSIDE HI-FI’のメンバーは省略?され、コニッツ(as)、ディック ・カッツ(p)、ルロイ・ヴィネガー(b)、ロニー・フリー(ds)、1956年録音と記載されてる。

また同読本のディック ・カッツの‘PIANO &PEN’でもカッツが本作に参加している、とコメントされています。

 

一方、本体では、3曲は‘INSIDE HI-FI’ の1956年9月26日のセッション・メンバー、コニッツ、モスカ、インド、スコット、残りの6曲はコニッツを除き「不明」となっています(1956年12月21、22日N.Y.Cで録音となっている)。

で、上述の‘ブルース’は実はこの「不明」のセッション時のテイクの一つ。

 

ただし、本体のライナー・ノーツの左下に虫めがねが要る位、細かい字でレコーディング・データが載っていますが、side2-4(未発表テイク)が欠落している。校正ミスですが意外に読み手を迷わせます。

 

更に、後年の資料では、この「不明」セッションは、コニッツの他、J・ロウルズ(p)、L・ヴィネガー(b)、S・マン(ds)、録音はロサンジェルスとなっている。

ここまでくると、もう、どうでもいいです。

ただ、言える事は「幻の名盤読本」にupされた内容のレコードが、実在したのでしょうか?

 

 

なお、本作を掲載しているジャズ本がありますが、中には「このアルバムが大好き」と書きながらメンバーを、全てコニッツ、モスカ、インド、スコットとイージーに片付けている本もありました。これは論外です。

ま、どうでもよろしいですが。

 

内容は、コニッツ自ら「何かに取り憑かれていたようだ」と回想する時期に比べれば確かに緩みはありますが、どんな大打者でも毎回、ホームランを打てるワケでもなく、右中間に流し打ち二塁打といったところでしょうか。

‘You'd Be So Nice To Come Home では‘Kary's Trance’のフレーズを織り込むなど、余裕あるプレイを聴かせます。

‘Don't Blame Me’、片想いの心模様をasに乗せ、さりげなく語り掛けるコニッツのプレイに耳が固まる。

 

本作のリリースに当たり、関係者の尽力も米国の企業体質に翻弄された感が強いけれど、「WORTH WHILE 」(聴く価値ある)のタイトル、間違っちゃいません。

 


お見逸れしやした! WILBUR HARDEN 様 ・・・・・ STANDARD COLTRANE

2016-01-23 | ジャズ・ts

 

 

 

レコードを整理していると「アレ、こんなのあったけ?」と思うブツが出てきた。

記憶を辿ると、確かに、でも内容については、まったく覚えがありません。もともとPrestige時代のコルトレーンはあまり聴かないので、多分、一度、聴いてそれっきりだったのでしょう。

 

中身を取り出すと、オォ、イエローのNJ盤。1958年にレコーディングされたが、リリースは4年後の1962年なので、ひょっとして1stプレスかも。俄然、聴きモードに・・・・・・・

 

 

で、その前に遊んでいるコンセントBOXを活用できないのものかと(随分、古いモデルですが)。

コンセントはPS AUDIOのPOWER PORT。制震メタル・プレートを噛ましている。

 

 

 

プラグはHUBBELLの8215CTをクライオ処理したもの。

 

 

 

コードが詳しい事は失念しましたが、POWER MAGIC 1。

 

  

 

HUBBELLの壁コンからこのコンセントBOXを通しててプリ・アンプとフォノ・イコライザーを繋げてみる。

常識的には壁コンからダイレクトから繋げたほうが良さそうですが、そうでもない。電源の取り方は単純でなく、例えば、シングル・モルトのウィスキーがブレンデット・ウィスキーより絶対、美味いとは限らないと同じ。

電源取りも同じで、コンセント、コードの組合せである程度、好みの音にコントロールできます。

暫く使っていないので、1時間ほど電気ヒーターで通電し、ON/OFFを10回ほど繰り返してほぼOK。

信号系コード等と違って電源パーツは強めの電流を流せば比較的短時間で、所謂、エージングが済みます。

 

しかし、結果は、あまりいい方向ではなく、もう一段、以前から繋いでいるこちらのコンセントBOXに経由することにしました。

 

 

 

 

こちらは、東急ハンズで見つけたレンガ大のWOODを刳り抜き加工して貰い、HUBBELL(クライオ処理)のコンセントを嵌め込んだ自作コンセントBOX。アメリカ製の凝ったプレート・カヴァが気に入っている。手前味噌ですが、これがなかなか優れものなんです。

すると、どうでしょう、硬さが解消して、しかもエッジも緩んでいません。もっとも本LPの音はややざっくり感がありますが、カッティング・レベルも高くハード・バップにはピッタリですね。

 

 

 

 

 

シーツ・オブ・サウンドがほぼ完成域にあるコルトレーンの自信満々のtsは想定通りですが、HARDENのtpの中低域を多用した厚みのある音色と腹の据わったソロ・ワークにビックリ。

PRESTIGEのRVGサウンドのマジックなのか、それともこれが本物なのでしょうか?

マイルスより良いんじゃない、と言ったら笑われるか。

B-2の‘Invitation’では何となく勿体ぶったコルトレーンのソロの後、テーマだけ吹かされ(これがまたイイんだよね)、直ぐ、またコルトレーンがソロって、ちょっとバカにし過ぎじゃありませんか。それに、前半、いささか冗漫なコルトレーンがハーデンの後、立ち直る所が何ともはや・・・・・・・・

マイルスの「影武者」扱いとコルトレーンの引き立て役に回され、更に本LPではHARDENではなくHARDINと誤植までされている。

 

そんなハーデンにも意地があるのか、本作ではむしろブラウンの影響を濃くしている。

‘Spring Is Here’では曲想はそっちの気でシーツ・オブ・サウンドに邁進するコルトレーンを尻目に主導権を完全に奪っているハーデンのtpが聴きものです。

 

1960年のC・FULLERの‘IMAGES’(SAVOY)の録音を最後に、神経症を患い1969年6月NYで死去、享年44。

WILBUR HARDEN、たった一度、男の意地を渋く見せたベスト・プレイがコレだ。

 

なお、ガーランドのソロも音も良い。

それにしても、このLPのゲルダーの「音」は図太い。

 

 


CONCERT JAZZ BAND / GEORGE GRUNTZ

2016-01-20 | ジャズ・etc

 

 

「Days」でWOODSの‘THE BIRTH OF ERM’を聴きながら、pのグルンツの話に。

マスターがリーダー作を3枚出してきた。

確か、自分は1枚持っていましたが、何れもカヴァが違っていた。

 

今日、未整理のダンボールに無造作に入れ込んであったコレを、やっと捜し出した。 リーダー作が何枚もあれば見つけ易いが、一枚となると何処に紛れているか、厄介です。

 

 

 

 

 

グルンツはピアニスト、キー・ボード・プレイヤーよりもビッグ・バンドのアレンジ、リーダーのほうに興味があったようで、そちらの作品を多く残している。

このアルバム、兎に角、凄いメンバーが集まりましたね。

 

tp/flhが、FRANCO AMBROSETTI、WOODY SHAW、BENNY BAILEY、ALAN BOTCHINSKY、EARL GARDNER、PALLE MIKKELBORG、

tbが、JIMMY KNEPPER、EJE THEIN、MIKE ZWERIN、RUNO ERICKSSON、

sax/fl/tubaが、ALAN SKIDMORE、BENNY WALLACE、HOWARD JOHNSON、JERRY DODGION、LEW TABACKIN、

LOIS COLIN(harp)、JHON SCOFIELD(g)、GEORGE GRUTZ(keyboard)、MIKE RICHMOND(b)、ELVIN JONES(ds)

 

グルンツの呼び掛けだけでは、考えられない豪華な布陣です。

あくまで推測ですが、優秀な人材の一人、グルンツ(スイス国籍)にスイス、或いはそれに準ずる団体等が支援しているかもしれませんね。なにしろ、他の作品でもこの「GG-CJB」にはオールスター・キャスト色が強いです。因みに、「GG-CJB」はnon-profit enterpriseと記載されている。

 

リア・カヴァに一同が集まった写真が載っており、和気あいあいに写っています。

 

  

 

 

 

で、内容はと言うと、スタジオ(1978年9月)とライヴ(1978年10月)がそれぞれ2曲、収録されていて、「音」がややダンゴ気味なのでこのバンドの良さが分かり難く、残念ながらメンバーの割に独創性は、まだ、あまり・・・・・・

 

 


今年初めてのDaysは ・・・・・ THE BIRTH OF THE ERM / PHIL WOODS

2016-01-16 | ジャズ・as

 

 

 

マスターが取り出してきたレコード。

どうも、数年前?にイタリアのPHILOLOGYというレーベルからリリースされた二枚組。

初めて見るカヴァです。タイトルから察すると、これが事実上、ERMのスタートですね。

G・GRUNTZ(p)が入ったオリジナル・メンバーで、1968年6月6日、旧ユーゴスラビアのリュブリャナ、10月6日、イタリアのボローニャでのライブもの。

 

音質は一枚目はまあOKですが、2枚目はちょっとしんどいかな?(逆かもしれません。失念しました)

どちらも聴衆の反応が凄い!いかにこのグループの演奏が素晴らしかったを物語っている。

公式の第一弾、Pathe盤の録音は11月14,15日、パリです。

 

ERMの作品歴が載っていて、リアルタイムでリリースされた公式5枚の他、この‘THE BIRTH OF THE ERM 'とJOKERの‘WOODS NOTES’、計7枚と。

 

で、JOKERの‘WOODS NOTES’は記憶にないので帰宅して手持ちのアルバムを確認したところ、‘FREEDOM JAZZ DANCE’(MOON)と同一でした。

こちらも1969年、オリジナル・メンバーによるローマでのライブ録音です。

なお、MOON盤のほうがリリース(1990年)が早い。

  

 

 

 

 

60年代末から70年代にかけ、ジャズを取り巻く音楽環境は大きく変化しました。

その変化に対応できたミュージシャンもいれば、頑なに自分のそれまでのスタイルを貫こうとしたミュージシャンもいたでしょう。どちらが正しくて、どちらが間違っているか、そんな答などありません。敢えて言うならば、どちらも間違っていない。

 

ただ、50年代末から不遇の約10年間を臥薪嘗胆の思いで過ごし、、EMRを結成して当時のジャズ・シーンを席巻したWOODSの選択(優秀なバップお兄ちゃんから脱皮)は正しかった、と思います。

 

 

1969年6月19日に"Montreux Jazz Festival"でのステージをライブ録音(MGM)した後、WOODSは NYに舞い戻り7月、4日間に亘りVERVEに豪華なメンバーをバックにオーケスト作品をレコーディングしている。

 

 

 

 

全12曲、ほとんどが3分前後のショート・トラックばかり。

わざわざ、T・ジョーンズ、J・クリーブランド、H・ハンコック、R・ディビス、G・テイト等々、一流所を集めた割に・・・・・・・

財力豊かなVERVEのなせる技でしょうか、不可解な一枚です。

 


誰も褒めないから好き! ・・・・・ SOLO PIANO ALBUM / DON PULLEN

2016-01-12 | ジャズ・p

 

  

ピアノのソロ・アルバムは苦手なんです。

ミュージシャンが描こうとしている世界に着いていけず、集中力が途切れる。たとえ、それが「天下の名盤」でも。

 

ただ、S・カウエルの‘MUSA’と本作の2枚は例外。

 

共通点はカウエル、プーレン、共にフリー・ジャズ畑出身で、レコーディング・デヴューはカウエルが‘WHY NOT / MARION BROWN’(1966年)、プーレンは‘GIUSEPPI LOGAN QUARTET / GIUSEPPI LOGAN ’(1964年)、どちらもESP。従来派とは根本的に組み立て方が違うような気がして、そこがいいかも。

 

プーレンは70年代初めにはミンガス・グループのpの座に就いていたにも拘らずフリー派のイメージが強かったせいか、名前の浸透に時間が掛かり、この初リーダー作は1975年2月24日、カナダのトロントにあるSACKVILLEというマイナー・レーベルで録音されている。しかも、ピアノ・ソロで。実力があるからでしょう。

 

  

 

 

 

味のある良い感じのセンター・ラベルですね。こちらをカヴァにした方が・・・・・・・・・・・

 

もともとタッチの強いタイプですが、このレコードの「音」は指先の毛細血管の隅々まで行き渡ったプーレンのスピリットを一滴たりとも漏らさず伝えている。すばらしい「音」です。エンジニアはPhil Sheridanという方です。

 

全4曲、プーレンのオリジナルで、A‐2の後半とB‐2でフリー顔が覗きますが、冷静にコントロールされているので耳障りになりません。

 

曲作りも上手いですね。代表作の‘Big Alice’(B‐1)なんか一度聴いたら、すぐ覚えられるメロディで、ゴスペル・フィーリングのノリが実に心地良いです。

 

時々、エサ箱でクズ値に近い値段を付けられていますが、店主が目の前でサッと取り上げTOPの‘Richard’s Tune’を流したら、あなたはもうその場を離れられないでしょう。

ホントです。どうしてもフリーの場面がダメでしたらピアノの「音」だけに集中しましょう。

 


偶にはクリーニングしましょ!

2016-01-09 | お遊びオーディオ

 

 

 

 

年末、家の内外の掃除はそこそこ済ましたけど、コレは後回しになり年が明けてから。

 

オーディオ機器の接点のクリーニングです。意外に面倒なのでついつい先延ばしですね。

ひょつとしたら5年?いえ10年位していないかも。

先日、オーディオショップに出掛け、グッズを。左からピンジャック、プラグ用、電源コンセント用、後の液体ビンは主に電源プラグのブレード用です。

 

結構、汚れていましたがこれでスッキリ。

何だか音が良くなったような・・・・・・・・・

 

 

話は変わりますが、自分はこのブログの他にHPを開設していますが、その切っ掛けになったあるHPがあります。運営されている方は、ハイエンド、ヴィンテージ・オーディオに詳しく、オリジナル・レコードのコレクションも素晴らしく、足元にとてもとても及びません。でも、その方のHP立ち上げの動機に共感を覚えたわけです。

その筋では大変、有名なHPなので、ご存知の方も多いと思います。 

 

元旦に「ブームには仕掛け人が・・・・・・・」というタイトルで更新されており、なかなか興味深いものがあります。

例として挙げられた、一時ブームとなった女性ボーカルについては、門外漢の自分は嵌りませんでしたが、苦い思いをした方々もいたのでは。もっとも、仕掛けた人は沈滞していた市場の活性化という面で功があったかもしれませんが、ただ「好き嫌い」という主観的な発言だけならまだしも、自らジャズ評論家を名告るに至っては・・・・・・・・・

それだけこの国のジャズ・ジャーナリズムが隙だらけだったのでしょう。

 

それから、この有名HPの運営されている方に、業者からアルバムのUPの依頼があったそうです。

つまり、UPされれば、値を上げれると言うたくらみですね。勿論、お断りしたそうですが。

まさか、と思われますが、驚くほどの事でなくこの業界はその程度ですよ。

 

以前、自分のHPで、H・マギーの‘DUSTY BLUE’をUPしたところ、ある方から「急にオリジナル盤が値上がりしたよ」と連絡を受けました。自分が所有してのは再発盤なので「冗談でしょ」と笑い流した記憶がありますが、ひょっとしてホント?(笑)。

どうでもいい事ですが。

 

一時、ジャズ本が乱発されて時期が有りました。それこそ競争でしたね。相手が出版する前に、てな感じで。

ジャズ本も、著者(達)の本音ですべて選ばれているとは限らない。ジャケット(カヴァ)の無断使用は出来ず発売会社の了解が要るので介入は否定できませんね。ギブ&テイク、協賛〇が動いているかも。言い換えると宣伝媒体物を読まされているとさほど変わりません。

ま、あくまで推測ですけど。

 

要するに、この世界(どの世界も?)、裏は・・・・・・・・・

 

「踊らされるのはいつも弱者である買い手である」と。

 

その有名HPはこちらです。

 

 


年の初めは大吟醸 ・・・・・ 純米酒 & SPIKE ROBINSON

2016-01-06 | 日本酒・洋酒

 

 

 

 

あけまして、おめでとうございます。 

 

今年の正月は4本の純米大吟醸酒が。

 

左の2本は年末、所用で彦根に行った際、少し足を伸ばし愛荘町(滋賀県)にある蔵元・藤居本家で手に入れた「旭日・しぼりたて生原酒」と、ここでしか販売していない限定品「旭日・隠し酒通の一献」、そして右の2本は、娘のBFが差し入れしてくれた「正雪生酒」(静岡市)と「Z・作(ざく)」(三重県鈴鹿市)。

 

右の2本はいかにも若者が好みそうなワイン調のビン(ボトル)とラベルですね。

「旭日・しぼりたて生原酒」はアルコール度が18°、他の3本は15°。

お味は其々異なりますが、円やかなのど越しはさすが大吟醸です。

 

「旭日(きょくじつ」は初めて目と口にするブランドですが、この蔵元は地方にしては規模が大きく、「東蔵」と呼ばれる酒蔵は国指定登録有形文化財で、かってドラマロケされたそうです。見学は予約制なので、またの機会にでも。

 

 

 

で、レコ聴き初めに選んだ一枚は、

S・ROBINSONの‘Spring Can Really Hang You Up the Most’

  

 

 

 

B面の‘Ghost Of A Chance’ ~ ‘Shadow Of Your Smile’ ~ ‘Spring Can Really Hang Up The Most’は大吟醸テナー・バラードの連続です。普通、3曲もバラードが続くとちょっとベトつきますが、全く心配無用です。

 

中でも聴衆に曲名を悟られないようtsとpでカムフラージュするようなイントロから入り、ロビンソンがテーマを、そしてワン・テンポ遅れてインドのベースが入る‘Shadow Of Your Smile’ には痺れますね。それにしても、ロビンソンのts、見事過ぎます。

恐らく、同曲のベスト1・ヴァージョンでしょう。

 

今年は年明けから、美酒とロビンソンで「へべれけ」です。

 

 

ps HP ‘Blue Spirits’を更新しました。