jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

スカだった「あじさいロード」と「秘湯の宿」

2015-06-29 | ドライブ

前日、民放TVで「あじさいロード」と「秘湯の宿」が紹介された。

以前から知っていたけれど、「まぁ、いつでも・・・・」とのびのびに。

で、出掛ける事に。

 

 

場所は岐阜県美濃市から長良川の支流、板取川に沿って50分ほど北上したところ、一応、関市になっている。

 

ロード・サイドに所々、それなりにあじさいが咲いてているものの、「あじさいロード」と呼べるほどではありません。

もっと密集して距離を出さないとダメですね。

 

 

また、築150年の豪農の屋敷を移築した「秘湯の宿」も、団体客が入っていて、「今日は料理が用意できません」と。

ガチョ~ン、ちょっとした昼会席と温泉でのんびり、という計画が根底から覆ってしまった。後から来た何組かもガクッとして中には膝を落した方もいました。時間を掛けて訪れた客への対応がなっていませんね。団体客が突然、来たワケでもないのに。宿側の都合が優先されている。

温泉だけは入りましたが、コレがまた「風情・情緒」に乏しいですね。

これでは、「秘湯の守る会の宿」の提灯が淋しいです。もっとも、比較的近場で「秘湯」を期待する方が間違っているかもしれません。

 

 

 

ま、折角なので、記録として暫く振りにAVEのワンショットを、

 

 

 

帰る途中で一枚、

ありふれた風景ですが、新緑に包まれた自然には何の「誇張」も「都合」もありませんね。

 

 

 

 

で、もう一枚、

 

 

 

 

「蓮(はす)」でしょうか、「睡蓮(すいれん)」でしょうか?

 

調べてみると、睡蓮(すいれん)で、葉が水面に浮いているのが睡蓮で、立っているのが蓮(はす)とのことでした。

初めて見たのかもしれません。それにしても、水の透明度が素晴らしいです!

 

 

ヤッパー、自然に勝るものはないですね。 

 

 


この一曲 ・・・・・  THE OLD COUNTRY / STANDARDS LIVE

2015-06-21 | ジャズ・p

 

 

  

 

 

 

 

どうでもいいことかもしれないが、ジャレット、ピーコック、ディジョネットから成るこのグループを「キース・ジャレット・トリオ」と呼ぶのは、間違ってはいないけれど、正しいとは言えない。

 

正確には、「スタンダーズ」。

 

 

あくまで3人が対等の関係により発生する創造的インタープレイが、散々、手垢が付いたスタンダード・ナンバーから新しいエッセンスを搾り出し絶大な支持を受けた。

 

 

 

この作品はスタンダーズの初ライブ(1985年7月2日、パリ)ものとして紹介されていますが、実は、同年2月15日に東京・厚生年金会館ホールで既にライブ録音されている。但し、この時の音源は、当時、レーザー・ディスク、VHD等、ビデオもの(スタンダード・ライブ’85)でリリースされたので、フォーマットの違いから、そうした表現になったのかもしれませんね。

 

 

それは、それとして、この邦題「星影のステラ」の聴きものは後半の3曲。

4曲目、‘Too Young To Go Steady’と5曲目、‘The Way You Look Tonight’でのキースとディジョネットの真剣勝負さながらの鍔迫り合いとキースに襲いかかるような、そして聴衆をも挑発するか如きディジョネットのドラミングが聴き所。

 

 

そして〆にさりげなくスタートするアンコールで演じられた‘The Old Country’。

作曲したN・アダレイのプレイを聴いた事がありませんが、実にいいメロディですね。聴き惚れます。こうしたジャズ・マンの隠れた好曲をピック・アップするセンスもさすがです。

エンディングもニクク、このままでは締りませんね(笑)。

 

それにしても、ピアノ・トリオで聴衆をここまで熱狂、興奮させるとは、前代未聞かも?

 

 

 

そう言えば、キースとディジョネットの二人はかって、C・ロイド・カルテットの一員としてモンタレー(1966年)、旧ソ連エストニアのタリン(1967年)等々で聴衆を総立ちさせた前科がありましたね。

 


MC7300 Returns & SPセレクターの導入

2015-06-12 | お遊びオーディオ

 

 

 

 

 

ロゴを映し出すイルミネーション・ランプが切れていたので修理に出ていたMC7300が戻ってきた。

 

ヤッパー、これでなくっちゃマッキンの雰囲気が出ませんよね。

 

 

 

それはそれとして、4344mkⅡとの相性は悪くなかったのに、クレッセンドとの組合せは思いの外、良くありませんでした。

鳴らし込みである程度、解消できると踏んでいましたが、確信はなかった。

 

 

 

そこで、SPセレクターを用意してパワーアンプを今まで通りのカウンター・ポイント(M2)とMC7300に切り替えが出来る作戦に出た。

 

セレクターはラックスの普及モデル。ただ、このモデルはケーブルの差し込み口が挟み込み式で太いケーブルが入らないのが難ですが、結果次第で考えれば良しと。

 

ですから、SPケーブルもパワー・アンプからセレクターまでは、以前、試聴用で手に入れたベルデンのスタンダード・モデル、セレクターからクレッセンドまでは、今までずっと使っていたモニター・コブラ(ホント、古いなぁ~)で様子を見る事に。

こんな繋ぎ方ってタブーですが、ま、いいっか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、準備万端、7300に火を・・・・・・・・・

 

アレレ・・・・・、ハイ上がりで腰高だった音の重心が下がっているぞ!

まだ、二日酔いのようなしまりのない音だが、まるで違う。だんだん、しまりのある音に・・・・・・・・・

 

何故だろう?イルミネーション・ランプを交換しただけで、回路の部品を変えたワケでも無いし・・・・・・

まさか、セレクターを通したからか?と思い、今度はカウンター・ポイントに切り替えたが、音に変化はなかったので、他の要因ですね。

 

キツネにつままれた感じで2、3時間が経ち、ハッと気が付いた。

 

大事なことを忘れていました。

実は、初めクレッセンドに繋いだ際、黒のラックに色が馴染まないと思い、ウォールナットのキャビネットから本体を外し、人工大理石のプレートにボディを直置きにしていた。というのは、キャビネットに付いている脚は、そのまま本体に付けられないのです。 

でも、思いの外、サマにならないので、再度、キャビネットに戻してセットしたワケです。

 

 

要するに、アンプのセッティング方法でまるで違う音になったのですね。

1週間ほど鳴らし込めば、なんとかなりそうです。

後は、ケーブル等で追い込めば、かなりイイ線までいけるのでは。

 

ヤレヤレ、これで7300を手放さずに済みそうです。

 


ぶらっと・・・彦根(城)に

2015-06-08 | ドライブ

 (重文 天秤櫓)

 

 

 

昨日は町内の側溝掃除があり、後は予定を入れていなかったのでレノン(プードル)を連れてドライブに。

とは言っても、お昼頃にスタートとなるので片道100㎞位が目安。そこで、選んだのが彦根。

 

丁度、名神の集中工事が始まるのでその前に。直接、彦根ICに向かうのは味気ないので関ヶ原で降り、長浜へ、そして「さざなみ街道」を走り彦根に入るルートに。

 

 

もうこの時間になると高速も、下道もスイスイで長浜には一時間も掛からず到着、折角なので人気の「黒壁館」辺りを散策。いつもに比べ観光客の姿が少なめです。

近くの骨董屋に嵌り込みましたが、目利きの無いものには・・・・・・・・・・ヤバイです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右手に琵琶湖を眺めながら「さざなみ街道」を西へ。直ぐ彦根です。

駐車した場所が、大手門近くなので、ここから入城です。

 

 

 

 

 

おぉ、お堀巡りの屋形船がやってきました。当り前ですが、大手門橋の下を上手く、潜って行きましたよ。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いきなり急坂が・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

国宝四城(姫路城、松本城、犬山城、彦根城)の一つの天守です。規模はほどほどですが、内部の造りはさすが国宝ですね。よくぞ残ってくれました。

  

 

 

 

 

 

 

天守近くからの琵琶湖です。薄曇りでしたので、ややボケ気味ですね。

 

  

 

 

 

こちらが、表門(橋)です。新緑が水面に映えキレイですよ。

 

 

 

 

 

 

隣接する回遊式大名庭園、「玄宮園」です。風情たっぷり。

 

 

 

 

 

お堀と玄宮園の間の散歩道、気持がいいですね。

 

 

 

 

 

レノンが気になるものを見つけたようです。

 

 

 

 

 

帰りも関ヶ原まで下道を、走行距離、204㎞、なかなかgoodドライブでした。

 

 

 

 

ps 画像が多くなりましたが、こんなのも。

長浜の骨董屋のユニークな裏庭です。

 

 

 

 

 

 

同じ長浜の明治38年に建てられた近代和風建築。

あの魯山人がいくどとなく逗留したそうで、庭園も素晴らしいそうです。ペット連れなので・・・・・・

 

 

 

 

 

 


真価は7曲目から・・・・・ DODO'S BACK ! / DODO MARMAROSA

2015-06-02 | ジャズ・p

 

 

慣らし(鳴らし)込み不足のため、クレッセンドの音がまだ硬い。管楽器など、ちょっとうるさいので専らCDでピアノ・トリオを聴いている。

そこで選んだ一枚がコレ、人気盤。

74年に発刊されたあの「幻の名盤読本」にもリスト・アップされています。ただ、その評には「なかなか快調なプレイが展開されているが、いまひとつピリッとしたところに欠けるのが残念」とコメントされている。

でも、そうかなぁ~

恐らく、評された方は、40年代後半、将来を嘱望された若き時代のプレイと比較して、という事なのだろうけど。

確かに、この作品の人気となる1曲目の‘Mellow Mood’、2曲目の‘Cottage For Sale’では、シビアな聴き方をすれば、「甘さ」を感じないワケではありませんが、「緩み」は感じられない。

‘Mellow Mood’ではタイトル通り、円熟なプレイがご機嫌だし、ちょっぴりメランコリーな‘Cottage For Sale’もGoo。この辺り、当時のARGOのレーベル・キャラクターにフィットしている。

また、5曲目、‘On Green Dolphin Street’ではスケールが大きく、スピード感溢れるプレイは、曲想にピッタリです。

で、マーマローサの真価(の片鱗)が聴かれるのは、7曲目から。レコードではB面の2曲目からなので、ついつい聴き逃してしまうかもしれない。

ヴァン・ヒューゼンのバラード‘I Thought About You’、さりげなさの中にキリッとした情感が埋め込まれた知られざる名バージョン!

淡麗ながら凛としたピアノ・タッチが極上。

続く‘Me And My Shadow’、では豊かなイマジネーションとインスピレーションに富んだプレイが冴え渡り、「お見事」の一言。

‘Tracy's Blues’でもパウエルに引けを取らなかったと言われるテクニックに支えられ、ブルース・フィーリングと躍動感に満ち溢れている。

ラストの‘You Call It Madness’では優雅なプレイの中にも気品さえ感じさせ、並のプレイヤーとは格の違いを聴かせる。

こんな優れたプレイを演じながらヤク?アルコール?が原因で一度も桧舞台に上がれなかったとは、ジャズ界にとって痛恨の極みと言えるでしょう。 

なお、パーソネルは、

DODO MARMAROSA (p)、RICHARD EVANS (b)、MARSHALL THOMPSON (ds)

録音は1961年5月9,10日