jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

2020という一年 ・・・・・・・

2020-12-30 | 日記・エッセイ・コラム

 

通り過ぎるだけで、じっくり見ることのないジャンクション。現代社会の象徴の一つ、味気ないコンクリートの塊りのイメージばかりだが、見上げるとカーブが描く曲線美、見様によってはなかなかイケルではないか。

 

 

そういえば、道路が空間に浮かび車が空を走る未来漫画を、まだ小さな時、見た記憶がある。本当にそうなるんですね。

 

 

この一年、皆さんと同様、今までにない窮屈さを感じました。そんな中で、何度も挑戦しながら出来なかった禁煙が何の抵抗もなく出来、気が付いたらタバコを止めていた。どうやって、と訊ねられても答えようが無いんです(笑)。

もう一つ、これもビックリ、車の年間走行距離が3,000キロ台後半だった。任意保険の更新の際、確認できたが、ここまで落ちるとは驚きです。ま、余分な外出、ゴルフが減れば当然と言えばそうなんですが、それにしても・・・・・・・・

 

 

今年最後の一枚、”TAKIN' OFF”を。

 

 

珍しくサイドに回ったデックスが絶好調、特にB-1、”The Maze”での豪放磊落なソロは彼のベスト・パフォーマンスの一つです。

でも、初リーダー作にも拘らず主役の座を確りとキープするハンコックのpがGooですね。大好きなアルバム。

「ウォターメロン・マン」の掛け声が再び陽気に響き渡る一年が待ち遠しい。

 

 

 

 

 

 


SHURE M95 Bros. HE & ED ・・・・・・・DOIN' ALLRIGHT

2020-12-17 | お遊びオーディオ

 

新たにSHURE Ⅿ95シリーズのEDを入手、手持ちのHEとボディが同じでスタイラス・チップ(ムク針)の楕円形状がやや異なります。HEの音が気に入っているので、EDはどうなんだろう、どう違うのか、と好奇心が湧いたので。

 

 

スタイラスはイエローです。シェル、リード線は色々試した結果、アントレーとオルトフォンの6N、そしてセラミックスのスペーサーを挿入。

 

 

一方、HEもEDとほぼ同時に別入手したオルトフォンのシェル、LH4000に装着換えしました。リード線はそのままSAECの8Nタイプ。

 

 

LH4000、何の変哲もないシンプルな形状ですが、アルミの削り出しとステンレスの指掛け等々、造りはいいですね。

 

 

95HEは華やかさと繊細さがスケール感を損なうことなくバランスよく配分され、好きな音ですが、95EDはデリケートな表現より大らかさに重きを置いたサウンドで、これも魅力ある音です。また、モノラル盤を意外に上手く鳴らす特技も持っている。このM95 Bros.、優秀ですね。

 

そこで、D・ゴードンの”DOIN' ALLRIGHT”を、

私見では”ONE FLIGHT UP”が彼のBEST1ですが、好みの順ではデックスのレイド・バックなtsにどっぷり漬かれるこのアルバムが一番。

 

 

よほど気分良くレコーディング出来たのでしょう、マンハッタンの高層ビルをバックに破顔一笑。トレンチで極め「もうサイコーよ!」とご機嫌です。

 

 

B‐1、アフター・アワーズ的雰囲気と、アーシーさが程よくブレンドされた名曲”Society Red”が聴きものですが、やや千鳥足風情で時折ダーティに低音を響かせるA-3”For Regulars Only”も頗るいい。

御大の機嫌を損ねないよう気を使い、柔軟にfitさせるハバードのtpも聴き逃すわけにはいきません。攻め過ぎても引き過ぎても難しい役割、彼の適応力の高さが証明されている。

デックスの薬指の動きは「乗れよ」と誘っていますね、一緒にマンハッタン巡りを楽しみましょ。

 

 


秀吉 vs 家康 ・・・・・小牧・長久手の合戦・岩崎城

2020-12-13 | 日記・エッセイ・コラム

 

距離的にはOKだが、丘陵地帯を抜けるのにUp ・Downが続くためミニ・サイクリングを見送っていましたが、早起きしたので行ってみました。

天正12年(1584年)3月に始まった秀吉対家康・織田信雄連合軍の「小牧・長久手の合戦」の舞台の一つになった岩崎城(名古屋市に隣接する日進市)です。

「長久手の古戦場跡」から南へちょっと離れた所に位置しています。

 

 

再建された城で規模は大きくありませんが、地元の住民の熱意が籠められ、丁寧にしっかり造られていますね。

 

 

 

 

 

まだ晩秋の薫りが残っていますが、初冬へ、季節は昔も今も変わりなく ・・・・・・

なお、時間が早く、城内に入られませんでした。

 

 

 


車のトレンドはコンパクトSUVだって ・・・・・・・・

2020-12-09 | 

 

サイクリングの途中、VWのディラーの前に。最近、リリースされたモデルの試乗車が出ていた。Tクロス(左)とTロック(右)ですね。

Tロックの方がやや大きいかな? でもぱっと見、殆ど分からない。わざわざ2モデルも要るのかな?スペックは知りませんがハッキリした違いがあるのでしょう。

 

 

隣のディーラーにもニュー・モデルのヤリス・クロスが。フット・ワークが軽快のようです。

 

 

 

どりらもジャンルはコンパクトSUVとか。なんでもSUVと付ければ売れるのでしょうか、都合のいい言葉ですね(笑)。

右を見ても左を見てもSUVだらけ。

そんな中、最近、小型で気に入っているのがトヨタのライズ(ダイハツのOEM)。武骨なBOX型だが、妙に味があります。

 

「脱ガソリン車」の動きは急加速、待ったなしに、世界は確実に変わるね。


川べりの散歩道 ・・・・・四季桜

2020-12-06 | 日記・エッセイ・コラム

 

一週間ぶりにミニ・サイクリングに。今日は小春日和の陽気ですね。

川べりの散歩道の空いたスペースにベンチが。早朝なので誰も座っていませんが、いずれ散歩者の一休みに重宝されるでしょう。両岸、桜並木が続き、そのシーズンには、シートを広げでいい花見場所になりますね。

先に進むと、周りと違う彩りの樹が目に入って来ました。

四季桜かな?

 

ズームしてみましょう。イャ~、見事な花付きですよ。

 

 

車と違って小回りが利くサイクリングならではのワン・ショットです。

 


CAPRA BLACK & BLACK SAINT / BILLY HARPER

2020-12-03 | ジャズ・ts

 

70年代に入り、ベトナム戦争の停戦、終結に伴いJAZZを取り巻く社会環境も大きく変わり、それまでの反戦、厭世観からくる重め、暗めのものから明るめ、開放的なサウンドにシフトし始め、その代表的なレーベルがC・テイラー率いるCTIとB・シール率いるFLYING DUTCHMANだった。

それと同時にミュージシャン、特に黒人の自立意識が急速に拡大し、トリバー、カウエルが主宰するSTRATAーEASTのような自主運営レーベルが生まれ、注目、人気も博した。そうした流れの中、ts界のホープとして期待された一人がB・ハーパー。ダークなトーンとハード・ボイルドなプレイが当時のスピリチュアル・ブームのなか結構、持て囃された。

左が初リーダー作の”CAPRA BLACK”(STRATAーEAST)、右が2作目”BLACK SAINT”(BLACK SAINT)、ジャズ喫茶で随分、受けたようですが、入手済みながら自分ではそうした実感が無く、ポジティブな聴き方が出来なかったので、M・ローチの一員で来日したステージに確認の意味で出かけた。

初めて生で聴いて驚いたのが、ローチのドラミングの素晴らしさ!

ローチの「正義、正論」のdsには結構、辛口な意見が見受けられるが、いやいや、聞くと聴くとでは大違いですね。そんじょそこらのドラマーとの差は歴然としており、ドラム・ソロなんか、芸術の薫りが漂っていた。

で、少なからず期待していたハーパーはどうか、と言えば、よほど調子が悪かったのだろう、安っぽいブローを連発していた。まさか、そうすれば日本のファンは喜ぶ、と見縊ったワケではないと、思うけれど ・・・・・・・

 

そうしたネガティブな記憶を抜きにして、改めて聴くと、当時の大きなトレンドに抗するようなBLACKなプレイはなかなか聴き応えがありますが、柔らかさも出てこないと伸びしろが苦しいかな。