jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

相見積りは必須です

2022-06-29 | 日記・エッセイ・コラム

 

前から車庫のシャッターを手動から電動に取り替えようと思いながら、先送りしていた。数年前、家をリフォームした際、同時に取り替えるつもりでしたが、思いの外、家本体にコストが掛り、見送ったままだった。値上げが必至の状況なので急いだけれど、なかなか思うように進まず、先週、やっと取り替えが終わりました。

自分の進め方に問題がありましたが、最初の業者に依頼してから四ヶ月が経っている。同時に相見積りを取ればよかったけれど、まず、リフォームを施工依頼したハウスメーカーに声を掛けたが、一ヶ月半経っても、見積りが出ず、催促すると、想定外の金額を提示してきた。多分、シャッター・メーカーが出した金額が異常に高く(原材料費の高騰を理由に)、担当者は出しにくかったのだろう。そこで、近くの大手ホームセンターでエクステリア、シャッター工事等を請けるというチラシがたまたま入ったので見積りを依頼すると、ほぼ半分の金額になって出てきたけれど、訳の分からない内訳に疑問を感じた。養生費、結線調整費etc、そして値引き額が70万になっている。一次見積額がどんだけ盛っているのか?おかしいでしょ。こんな商法がまだ通用すると思っているのでしょうか(笑)。

どちらも納得できない見積りなので、Netで町のシャッター工務店を検索し、見積りを依頼すると、更に半分の金額が出てきました。つまり、最初の1/4になっているぞ。製品は同じ一流メーカー品です。二人で朝8時から12時半まで礼儀正しくキビキビした仕事ぶりで、周りのちょっとした補正もサービスでしてくれました。

相見積りは必須と言われるけれど、こんなに差があるなんて、・・・・・・

下請けに丸投げしてコミッションでぼろ儲けしようとする体質はなくならないのかな。相見積りは最低、3社から、昔から言われている通り、鉄則ですね。

それはそれとして、雨降りや日照りが強い時、リモコン開閉で随分、楽になりました。もっと早く取り替えればよかったと痛感している。

 

 


旅情のピアニスト ・・・・・ UNDER PARIS SKIES / FREDDIE REDD

2022-06-26 | ジャズ・p

 

エヴァンスのレコードの合間に、久し振りにこの一枚に針を降ろす。以前、チラッとupしておりダブりますが、ま、大目に見てください(笑)。

レコード(CD)会社、ショップのキャッチ・コピーで言えば、「ピアノ・トリオ・ファン必聴(携)の一枚」ですね。レッドはメジャーではないけれど、決してマイナーではなく、結構、名は知られ、隠れファンも少なくない。流麗なピアノではなく、寧ろ朴訥に弾き語るタイプと言ってよく、作曲能力にも優れ野暮ったくないところに人気の秘密が隠されているのだろう。

この作品は、渡欧した際、フランスで録音(1971. 7. 26,29)されたもの。仏FUTURA盤なので当時、流通数が限られ、内容の良さが広く浸透するのに時間が掛ったけれど、徐々に知れ渡りジャズ喫茶の人気盤の一枚に上り詰め、リアルタイムで聴かれていたファンには懐かしさが重なる作品です。

全6曲すべて魅力的で、中でも好きなトラックが”You”、聴く者、一人一人に語り掛けるようなpに骨の髄まで痺れる。また”To Bud With Love”、パウエルへのオマージュの深さは底が知れない。掛けなし、嘘、偽りのない「ピアノ・トリオ・ファン必聴(携)の一枚」です。

なお、画像ではやや見にくいけれど、オリジナル盤はセンター・ラベルの左側、SWING 03の上にSTEREOと印刷されていますが、再発盤はこの場所から右側FACE 1の所に移動している。

 

 

2003年頃、発売された仏TERRONES盤CD。音像がシャープになり、ややハイ上がりのためff(フォルテッシモ)で高域が耳に強く当たりますが、音圧がかなり高いのでヴォリュームを絞ればそれ程、気になりません。

 

この” UNDER PARIS SKIES”の他に、好きな作品が2枚あります。

一枚が1956年、ロルフ・エリクソンのグループの一員としてスウェーデンを巡演したとき、メトロノーム・レコードに吹き込んだ”IN SWEDEN”。3枚のEP盤を30㎝LPに初めて纏めた国内盤。離れる最後に録音した”Farewell To Sweden”は去りがたい思いを気高く情感を籠めたその語り口にパウエル直系の遺伝子を見るようで聴きものです。もう一枚の「オーバー・シーズ」です。

右の一枚は半年ほど滞在したサンフラシスコの思い出を5つの章で綴る組曲を据えた”SAN FRANCISCO SUITE”(RIVERSIDE 1957. 10. 2)

 

 

この3枚、いずれも旅情を生かした優れピアノ・トリオ盤です。


楽しい ・・・・・旅の手帳 「夏の青春18きっぷの旅」

2022-06-22 | 日記・エッセイ・コラム

 

家人を地下鉄の駅まで送った際、すぐ横にコメダ珈琲があったので、寄ったところこれが置いてあった。鉄道マニアではないけれどパラパラとページをめくっていくと、まるで列車の旅で周遊しているような気分になり、家でじっくり読むことにした。

青春キップ(JR)というと年齢制限があるようなイメージが強いけれど、だれでも利用できる優れ周遊キップ。ただ、体力、健脚でないと・・・・・、自分は現実、厳しいですね。だから、こうして誌上で一足先に疑似体験できるなんて有難い。発売期間は7月1日~8月31日、利用期間は7月20日~9月10日です。

いろいろモデル・コースがセットされていますが、ルート上の駅(線名、乗継、乗換まで)の発着時間がキチンと調べ上げられているのでリアリティが格段に出てきます。

例えば、東北一周3泊4日モデルでは一日目、東京駅5:53発~盛岡~鰺ヶ沢~横手~四日目、東京着23:34となっている。因みに一泊目の盛岡着は22:46、翌朝は6:32発

秋田、青森は列車で通っただけなので、一度、土を踏んでみたいところです。

 

 

こちらは3泊4日モデル・大阪6:47発~米子~益田~下関~大阪22:18着の山陰・山陽の旅です。

松江、出雲大社~安芸宮島・厳島神社、尾道、鞆の浦など行ってみたいです。

 

 

紀伊半島2泊3日総巡りは名古屋7:04発~新宮~和歌山~名古屋20:29着モデルです。那智の滝、串本、潮岬までは行っていますが、その先、和歌山方面は未だなのでいつか足を伸ばしたいですね。

 

.

こちらの若狭湾(福井県)へのモデルは、丁度、梅雨明けにでも行こうかな、と思案していたコースです。ただ、車での旅なんですが。

 

 

 

目当ては三方五湖を見晴らせる山頂にあるテラス、琵琶湖テラスと合わせて行きたい。天候次第ですね。


評が割れる ・・・・・ CALIFORNIA HERE I COME / BILL EVANS

2022-06-18 |  Artistry of Bill Evans

 

相変わらずエヴァンスのレコードを聴く日が続いている。

この作品は1967年8月17、18日にあのヴィレッジ・ヴァンガードで正規に録音されながら、死後の1982年まで未発表のまま過ぎている。詳しくは知らないが、情報では二日間で46曲を録音したもののエヴァンスが首を縦に振らなかった、と言われる。このLP(2枚組)はその内、15曲が選曲されており、残りはCDで聴くことができるようです。

今まで聴いた回数は、多分、片手で収まるだろう。その理由が思い出せず、今回、ピック・アップすることに。巷でどんな風に聴かれているのだろう?

これまで自分の周りで本アルバムが話題になった記憶がなく、 Netで検索すると、自分のネガティヴな聴き方と違い、アマゾンのレビューでは高評価を受けている。未発表=出来が悪い、とは必ずしも思わないけれど、客観的に言えば、エヴァンスもVERVE(レコード会社)もリリースするまでない、と判断しており、高評価とのギャップが気になるところです。VERVEはエヴァンスにだんまりで”LIVE”(1964年)、”& STAN GETZ”をリリースした前科(笑)があるので、エヴァンスのOKバーが高いとは言え、その気になれば時期が少しずれてもリリースは出来たはずではないかな。

そこで、もう少し、検索の域を広げると、やはり本作と距離を置いた聴き方をしているファンが少なからず居ますね。

 

 

前置きが長くなりました。自分なりの結論を急ぐと、

一つは、エバンスにしては前のめり感が強いかな。例えば、”In A Sentimental Mood”などその傾向が顕著です。ホーム・グラウンドでのライヴ・レコーディングで気張り過ぎたのかも知れませんが、自分はもう少し一音一音の間があり、タメが利いたエヴァンスが好きなんです。ゆったりしたテンポの”Alfie”、”Emily”なんかは良いですよね

二つ目は、音。所有盤は初版の米ポリグラム盤。全体にエネルギッシュなサウンドですが、ややつまり気味なのにエヴァンスのpが固くて高域も荒く耳に当たる一方、フィリーのdsは後ろに引き下がり、p、b、dsのアンバランスが馴染めない。録音クレジットでは、エンジニアにフィル・ラモーン、更に、ミックス・ダウン&エディテイングにフランク・ライコ、マスタリングはスチュー・ロメインと一流所の名が挙がっている。こうなると自分のシステムの問題なのか、と疑問が湧きます。

そこで、更に検索を深追いすると、米ポリグラム盤はフィリーは控えめで、国内盤は逆にちゃんと出ている、と言うコメントに当たった。但し、pの音に関しては触れられていなく、ネガティブではない。念のため、You Tubeで聴くとフィリーは後ろに引き下がっていなく、恐らくCDも同じと思います。

飽くまで好みの尺度に依りますが、本作は聴くソースにより印象、評が割れる可能性を孕んでいる。否、ただ単に自分のシステムに問題有か?

 

 

 

 

 


旅の〆は高山「山車 蔵元秘蔵酒」

2022-06-13 | ドライブ

 

 

 

 

 

 

小さな旅の〆は高山。帰り道、素通りするわけにはいかない。

上三之町にある「山車」の蔵元です。安政二年(1855年)創業で歴史と風格を感じさせる座敷です。

狙いはつるばら花酵母で長期低温発酵させた「蔵元 秘蔵酒」、この時期、ここでしか手に入らない限定純米生貯蔵酒です。もともとは蔵元が友人・知人の接待専用に造っていたものですが、噂が広がり出さざるを得なくなったそうです。とにかく「美味い!」です。自分の後に来た人もこれの一本釣りでした。皆、良く知ってますね(笑)。

夕方5時、以前と変わっていないようで変わっている、変わっているようで変わっていない町並み風趣。

帰路につく前に飛騨牛専門店ですき焼きを。記憶をなぞりながらの楽しい一泊二日の旅でした。

 

 


また逢う日まで ・・・・・ 上高地、そして新穂高ロープウェイ

2022-06-09 | ドライブ

 

 

二日目、早朝6時の穂高連峰と河童橋です。予報通り、雨は止み陽が差してきました。橋のたもとにはもう人影が、寒いのでジャケットをしっかり着込んでいます。

朝食後、梓川に沿い昨日と反対側、大正池方面に散策を。川の流れ、野鳥の鳴き声、澄んだ空気、陽の光、木々の緑、ここの自然は格別にいい。

眼の前がパッと開ける田代湿原と今も昔も変わらず神秘的な新緑の耀きを見せる田代池、人気のシャッター・ポイントですね。

 

 

 

そろそろ別れの時がやって来ました。振り返ると・・・・・、 また逢う日まで ・・・・・・・・

 

 

次に向かった所は、位置関係で穂高連峰を挟んでザックリ言えば反対側にある新穂高ロープウェイ。一旦、平湯に戻り、福地温泉郷、栃尾温泉郷を経由します。麓の駅で見る西穂高口駅(標高2,156m)のライブ・カメラではやや曇りで微妙な天候でしたが、希望的観測(笑)でゴンドラに乗り込みました。

 

 

展望台はガスっており、7°と超寒い、もうここは冬ですね!。悴む手でシャッターを、穂高連峰です。先程までいた上高地は右端の峰向うです。

 

 

こちらは天候が良ければ槍ヶ岳も見える3,000m級北アルプスの峰々です。快晴の時も良いけれど、こう言う景色もまんざら悪くありませんよ。

 

 

 

以前、快晴の時の眺望です。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得しているそうです。

眼の前に広がる360°パノラマの圧倒的な迫力は、初めてならきっと”OH!”と感嘆の声を上げるでしょう。

 


また、逢いに来ましたよ ・・・・・ 上高地

2022-06-06 | ドライブ

 

今度は上高地へロングドライブ。前回は2009年なので実に13年ぶりです。この景色に逢うために車を走らせると言っても過言ではない素晴らしい眺め、定番ですね。

昼頃に到着したので、ランチ後、河童橋を渡り、久し振りに足を伸ばし梓川右岸道を明神池へ。途中、こんな気持ちが和らぐ所に出ました。後から散策マップで確認すると岳沢湿原(だけさわしつげん)と言う地点があり、そうかもしれませんが、ちょっと湿原とは違うかな?でもいい感じです。

 

 

一時間半近く歩き、最近、腰の状態が芳しくないのでややヘロヘロ気味で明神池に着きました。ここは嘉門次小屋です。冷えたビールの誘惑に抗ながら明神橋から河童橋へUターン、左岸道も一時間ほど要するのでぐっと我慢しました。嘉門次とは日本アルプスの魅力を世界に広めたウォルター・ウェストンさんを案内した著名な山岳案内人ですね。現在、当主は四代目だそうです。

 

 

 

途中、梓川沿いのキャンプ場で、流行りのソロ・キャンプです。自分には真似出来ないなぁ~ そう言えば、最近、クマが目撃されたので要注意との情報が出されており、鈴を鳴らしている多くの人達とすれ違いました。でもね、以前、キャンプ好きの人から「怖いのは動物ではなく、人(人間)ですよ」と聞き、ドキッとしました。ホントですね。

 

 

夕方5時あたり、もう誰もいなくなった河童橋、ヤッパー、人がいた方がリアルで絵になりますね。人出は以前の記憶のまだ半分位かな。

 

 

宿泊ホテルの部屋(4F)からの夕方6時の眺めです、まだ、随分明るいですよ。

 

 

穂高連峰はややガスが出始めました。夜半、少し崩れるけれど、明日は朝から回復との予報です。

 

 

県民割(ブロック割)が利用でき、5,000x2(宿泊割)、2,000x2(地域クーポン)、計14,000円も値打ちになり、ちょっといいお酒で酔いました。

ガラス越しに暮れ行く穂高連峰を眺めながらのディナー、美味かったです。