jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

LEGACY OF FREDDIE HUBBARD (3) ・・・・・FACE TO FACE

2016-12-29 | Legacy of Freddie Hubbard

今年も残す所、僅かになりました。

この一年、拙いブログにも拘らず訪問、また、コメントを頂き、ありがとうございました。

 

ラストに選んだ一枚。  

 

 

パーソネルは、

FREDDIE HUBBARD(tp), OSCAR PETERSON(p), JOE PASS(g), NIELS PEDERSEN(b), MARTIN DREW(ds)

収録曲は、All Blues,  Thermo,  Weaver Of Dreams,  Portrait Of Jennie,  Tippin'

録音は1982年5月24日  N・グランツがプロデュースしている。

 

ピーターソンとハバードのダブル・ネームになっていますが、結果的にハバード色が強いアルバムに仕上がっている。

ハバードとPABLO、そしてピーターソンとの組合せは意外で異色ですね。ピーターソン4というエスタブリッシュ派にハバードが他流試合を申し込んだ形で、互いに顔は大笑いしているけれど、心の中は・・・・・・・

でも、さすが一流のプロの大人達、相手を立てながら自己表現はしっかりとしている。地味ながら真芯を捉えているので聴くほどに良い味が出てきます。

 

ハバードも40歳を超え、一見、畑違いとも思えるエスタブリシュ派との交わりから次の糧になるものを得ようとしたのでしょう。並のトランペッターならば、ピーターソンは言うに及ばず、パス、ペデルセン共にスキルでは右に出る者はいない達人たち、一つ間違えれば飲み込まれてしまうリスクがありますが、ハバードは、胸を借りるつもりでありながら逆に彼等を従えてしまった感すらありますね。それも至極自然に。ハバードが持つスピード感によるものだろう。

 

ハートフルに歌い綴る‘Portrait Of Jennie’、シメを飾る急速テンポの‘Tippin'’での鮮やかさ、この男のtpは・・・・・・・・・・・・

 

皆さん、よい年をお迎えください。


地酒「旭日」 藤居本家

2016-12-27 | 日本酒・洋酒

「竹平楼」を後にして、そこから車で数分の所にある蔵元「藤居本家」に。

昨年もほぼ同じ頃来ている。ここは、ある意味で特殊な蔵元で、国の登録有形文化財の指定を受けている棟が3つもあります。

NHKの朝ドラのロケ舞台になった酒蔵「東蔵」、当家の主家と書院です。東蔵は予約すれば見学OKですが、後の二つは非公開です。

では、東蔵の正面に、予約していませんのでここまでです。

 

 

 ちょっと開いていたので、ちらっと・・・・・、で~んと「旭日」の樽が。

 

 

 青空に白壁の存在感が・・・・・・・・

 

 

裏に通ずる小路を。良く見かける黒の板塀と趣が違います。でも、いい雰囲気を醸していますよ、Gooです!

 

 

大きな酒蔵棟ですね。

 

 

 

こちらは販売所と事務所です。イベントにも使われる2Fの「けやきの広間」は圧巻です。

この蔵元の凄さは年中無休で、元日に限定発売される「元旦早朝初しぼり生原酒」は魅力がありますね。利用者の視点で考えられている。なかなかできるものではありませんよ。

 

 

 今回も2本選びました。また、後日に。

 


中山道・愛知川宿 「竹平楼」

2016-12-26 | まち歩き

多賀大社の参拝後、昼食を予定していた近江商人屋敷址(国登録有形文化財)を利用した食事処に確認TELを入れた所、「営業していますが、今日はもう終わりです」との返事。えっ、まだ1時なのに。

アレ、事前に入手していたパンフレットには「水曜日定休、午前11時~午後9時」と書いてあるけれど?(帰宅して検索すると「完全予約」と、それなら、パンフレットにもはっきり書いていて欲しい。それに昼・夜の時間帯もきちんと)

そこで、第二候補にしていた所へ車を走らせると、もう寂れた感じがするので止め、仕方なく、通りがかった「道の駅」で済ませました。でも、安くて美味しかったなぁ~、もうけた。

すぐ脇に観光案内所があったので、近江商人屋敷址の件を話すと「よく分かりません。それより、一度、是非、ここに!」と教えて貰ったのがここです。

 

中山道 愛知川宿 「竹平楼」

 

 

下手な紹介よりも公式HPより

「創業宝暦八年、竹平楼は江戸時代から続く老舗の料理旅館です。
初代平八が「竹の子屋」の屋号で旅籠を営んだことに始まります。
明治十一年、三代目の平八の時に明治天皇が、民情視察のため北陸東山道をご巡幸なされ、当家にお立ち寄りになりました。その時に侍従長の岩倉具視をはじめ大隈重信、井上馨、山岡鉄舟など明治を築いた重鎮の方々もお伴でお越しになったと伝え聞いております。」

 

  

 

 

 

 

提灯には「恵智川」と書かれています。とちらでも良いそうですが、今では「愛知川」が一般的なようです。

次回、「予約」して。

 


年末の多賀大社

2016-12-26 | まち歩き

 

三年連続して多賀大社にお参りに。

今回は奥書院と庭園を拝観してきました。

 

 

格調高く、素晴らしい襖絵ですね。太閤秀吉、武田信玄等々の祈願文もあり、多賀大社の格式の高さが分かります。著名人の奉納絵馬もたくさんあります。庭園は光と影のコントラストが強く、上手く写せませんでしたが、安土桃山時代の池泉観賞式で国名勝指定されています。

 

 

大晦日~正月は大変な人出となる参道、今はのどかな佇まいを。

 

 

まだ営業しているのでしょうか?参道の料亭です。昔は相当な賑わいを見せたのでしょう。

 

 

一年のお礼に参拝すると、何故か心が落ち着きますね。


PLEASURE BENT / ROLAND ALEXANDER ・・・ 廃盤蒐集を諦めるきっかけに

2016-12-23 | ジャズ・ts

 

その昔、廃盤蒐集をしていた時期が。

大阪で新しい廃盤屋がオープンする情報を得て、行くつもりでいた。朝、起きると大粒の雨がしっかりと降っていて、わざわざ行くのもなんだなぁ~と逡巡していたが、どうにも落着かなく行く事に。といっても、開店前に並ぶほど根性は無く、しかも、梅田、心斎橋、難波辺りと違い土地勘が全く無い場所だったので、到着したのは開店から既に2時間ほど経っていた。

もう一陣が去った後で、店内はスイスイ、躊躇した小一時間を後悔した。目ぼしい獲物はもうとっくに無かったけれど、手ぶらで帰るのも空しいので3、4枚購入。

 

その内の一枚が本作。以前から狙っていたが、無造作にシールが貼ってある2nd。だから、残っていたのだろう。随分、迷った末、わざわざ来たのだから、と言い聞かせた。他に購入したブツは全く記憶がない。

帰りの近鉄の中、普通は入手したレコードを見ながらワクワクするものですが、この無粋なシールがだんだん鬼のように見え始め、この時ほど名古屋という地理的ハンディを痛切に感じた事はありませんでした。その筋に詳しい知人によると、名古屋の経済規模を1とすると、東京が10倍以上、大阪は7、8倍という。ブツの集まりもそれに比例するだろう。

出張の際、時々、時間をやり繰りして廃盤屋巡りをしていたが、これを境に徐々に足が遠のき地元でチマチマと。

結果的に、底なし沼に嵌らずに済んだけれど・・・・・・・・・・大したレコードも集まらなかった。

 

 

 

パーソネルは、

ROLAND ALEXANDER(ts) MARCUS BELGRAVE(tp) RONNIE MATHEWS(p) GENE TAYLOR(b)   CLARENCE SCOBY STROMAN(ds)

録音は1961年6月17日 エンジニアはRVG

アレキサンダーの初リーダー作。極普通のハード・バップ作品ですが、何故か愛着が湧くアルバム。

この頃の新進ts奏者は殆どがコルトレーンに影響されていますが、アレキサンダーのtsは、意外にもロリンズ直系、そこが本作の聴き所ですね。

 

その後、オリジナルに出会う事はありませんでした。 


ハクレイ酒造・「純米吟醸ひやおろし 宮津」

2016-12-20 | 日本酒・洋酒

  

 

先月、丹後宮津~舞鶴へドライブした際、偶然見つけた蔵元「ハクレイ酒造」。

創業は天保三年(1832年)という老舗中の老舗。

のれんが良い感じですね。

    

           

 

どれにしようか、迷うほどの銘柄。

 

  

 

 悩んだ末、選んだ一本が、すばりこれ。ラベルの趣に惹かれました。

 

  

 

昨日、完飲しました。アルコール度が17~18°

酸味がよく効いてやや辛口、実に豪快な味。歴史の重みとでも言うのでしょうか、ずっしりしてます。正攻法ですね。

 

これだから、地酒巡りはやめられません。 


「おのぼりさん」、週末の東京は・・・・・・・・

2016-12-17 | まち歩き

 

 

先週末、所用で東京へ。

自分は10年ぶり?、カミさんにいたっては30年ぶり以上かな。もう、立派な「おのぼりさん」ですね。自分も仕事上を除いてプライベートではカミさんと同じほど。一日目(土)は全くのフリーなので、カミさんのリクエスト通りのスポットに。

まずは皇居・大手門。陽を浴びた水草の緑がキレイですね。

 

世の移ろいを見ているようだ。 

 

 

表参道から明治神宮へ。通りは人、人、人で溢れ返っている。久し振りに「まい泉」にでも、3時少し前だから、もう大丈夫だろうと思ったら、とんでもありません。30人位の行列が。諦めて近くの店に入ったが、そこも満席で30分ほど待たされた。

原宿に近づくにつれ、ますます混雑ぶりが激しくなり、まともに前進出来ないほどの人波。

 

明治神宮。この日は日柄が良いのでしょう、白無垢の花嫁さんを3人も見ました。外人達にはミステリアスに映るのでしょう、さかんにシャッターを。カミさん曰く、「生まれ変わったら、ここで式を挙げたい」と、確かに、そう思わせる厳粛さが漂っていました。

 

 

外苑のいちょう並木は、もう散っていました。角のカフェに入ったら、予約が入っているのでの30分だけなら、OKと、それで十分だが、コーヒーもゆっくり飲めないのか!

 

 

外苑はイルミネーション、ライト・アップが無かったので、表参道に戻りました。さすがキレイですね。カミさんも大満足でした。

 

 

 

翌日(日)はひょっとして用が長引くかもしれないので、出来るだけ廻ろうと浅草へ。この時間になると、日本人は少ない。

  

 

万歩計は既に2万5千を超え、もう限界です。ホテルは東京駅近くなので、新丸ビルで夕食を。しかし、どの店の前の椅子も・・・・・・・・・、うぅ~ん、参った。

もう、どこでもいいや、比較的、椅子が空いていた店にやけくそ気分で。

しかし、これが「大当たり」でした。「酢重ダイニング」

   

 

知りませんでした、軽井沢の蕎麦屋・川上庵を発祥とするこの「FONZ(フォンス)グループ」。

こんな店が名古屋にあれば良いなぁ~と二人で話してたら、余程、「おのぼりさん」に見えたのでしょう、店長(らしき人)がシメの茶づけの後、このグループのリーフレットをもってきて、わざわざ説明してくれた。

後で店舗リストを見ると、名古屋地区がスコーンと抜けていて、「ヤッパー、名古屋は甘く見られれているなぁ~」と。

 

 

しかし、である。帰宅して、このグループを検索してみると、なんと!来年4月、名古屋駅前にオープンする「JRゲートタワー」に出店予定とあるではありませんか。楽しみが増えました。

 

二日目(日)は、有楽町で用を済ます事でもうイッパイ、一杯。

それにしても、週末の東京の人混み、もう懲り懲りです(笑)。


US THREE / HORACE PARLAN ・・・・・ そうかなぁ~

2016-12-14 | ジャズ・p

 

 

昔から玄人、素人、ともに大絶賛している一枚。

最近、2ndプレスでも高額で取引されたとして、コレクターの間で話題になっている。その内、早々に完オリが出てくるでしょう。恐らく、諭吉が30枚を超えるだろう。市場とはそういうものだと思う。

自分には無縁の世界ですが、なかなか夢があって面白い。

所有する盤は勿論、国内プレスで、一度、聴いただけでそのまま、再度、聴き直しましたが、「大絶賛」がさっぱり分からない。オリジナル盤を聴いてないからさ・・・・・と言われそうですが、オリジナル盤を聴いている人は、ほんの一握りの人達なので条件はほぼ一緒と思う。コレクターの価値観は必ずしも実体と一致しないので、一般ジャズ・ファンは惑わされないようにしたい。

 

話は変わりますが、人間の行動は他人ではなかなか理解できない身近な事例を。

ゴルフ仲間の話。

夫婦二人になった機会に「ダウン・サイジング」を図ると言い、大きな屋敷から高級マンション(新築)に移り変わったけれど、約半分になったスペースが狭く、断捨離しても物の置き場がなく、別にマンションの一室を借りるハメに、しかも、集合住宅の生活環境に馴染めず、半年足らずで中古の一軒家を買い、現在、リフォーム中です。その上、転居と同時にレクサスの大型SUVに乗り換えた所、小柄な奥さんから、「乗降がしんどい」とクレーム(笑)が入り、2週間でディラーに引き取って貰い、元のセダンを引き戻したそうです。ロスが150万とか。

 

もう一人は、奥さんの強いリクエストでランクルに乗り換えた。車庫がある裏庭に通ずる道幅はせいぜい2.5mと狭く、切り返しをしないと表道路から侵入出来ず、車庫もVWのゴルフが入っていた小振りで、巾はともかく、高さの余裕は僅か数センチしかない。出入りが面倒なので、本格的な出動は、半年で数回とか。でも、こちらは直ぐ手放すのは勿体ないので、普段の足用として新たにパサートを購入している。

傍から見ると、そんなこと分かり切っているのに、と思うのだが・・・・・・・・・ それが、なかなか・・・・・・・

ただ、二人共、「まずかった」と思っていない所が良い。

 

‘US TREE’の2ndに大枚をはたく行動とゴルフ仲間の行動に何かしら共通点があるような気がします。

他人には分からなくてもいい「夢」があるのでしょう。


大学時代の旧友とゴルフを

2016-12-07 | ゴルフ

何年か前から、お互い元気な内に出来るだけ逢おう、と集まる機会を設けるようになった。

今年はワケあって大阪・茨木に9人が集まった。内6人は京阪神に在住しており、残りは名古屋(自分)と東京、埼玉、当初、福岡からもう一人参加する予定でしたが急用でこれなくなりました。

一日目は食事と飲み会、二日目はゴルフ派と自由行動派に。

どこそこ健康に問題を抱える人数が増えているのが現状ですね。それもあってゴルフは4人一組でした。

場所は茨木国際G・C。ラウンドした経験がある一人の話ではグリーンがポテトチップ状で難しいと。

 

先月中旬に完成したばかりの新しいクラブ・ハウス。スタイリッシュなエントランス・ホールは、 とてもゴルフ場とは思えず、しばらく落着きませんでした(笑)。

 

 

 外観です。斬新でちょっと近未来風ですね。

 

 

気心の知れた懐かしい仲間とのゴルフはスコアは別にして、ホント楽しい。うねったグリーンに悩まされ3パット、4パットしても大笑い。

このコースは距離はそれほどではありませんが、やはり、ONした場所により「天国と地獄」ですね(笑)。西コースの前半は「天国」につきパー2つ、バーディも出ましたが、8、9番と「地獄」の3パット、4パットと続き43。

北コースはショットが乱れ、48、トータル91でした。

 

この日は、夜半の雨も上がり青空の下、気温は汗ばむほどで最高の一日となりました。

「また、来年に」と約束して帰路に。


京都伏見酒蔵群

2016-12-03 | ドライブ

屋形十石船の遊覧(小一時間)と遅い昼食に時間を取られ、肝心の酒蔵巡りは日没との闘いとなり、大手の「月桂冠」と「黄桜」しか廻れなかった。

もっとも、車で行っているので、酒蔵巡りしても試飲ができないのがネックですね。

 

ここは「月桂冠」です。 

 

 

月桂冠・大倉記念館前です。ここで、一本、仕入れました。

周辺は、観光用にきれいに整備され、酒好きのおっさん臭さは皆無です。

女性の姿が自然に溶け込んでいますね。日本酒は「男の世界」なんて、もう昔の話です。

 

 

黄桜です。中庭を解放していて、売店で購入し皆でワイワイ、楽しそうでいいですね。

 

 

 

実は、少し前、娘が土産として置いていった「しぼりたて純米大吟醸生原酒・山田錦100%」が凄く美味しく、しかも、ここでしか手に入らない「限定品」なので、それも目当てだったのです。モチ、Getです。

 

雑誌等でよく掲載されている「伏見・酒蔵」のワン・カット。

 

 

また、いつの日か電車で行き、酒蔵巡りを堪能したいなぁ~、それと「灘」にも行きたい。