らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

コーヒーブレイク Vol.2

2005年05月30日 23時59分35秒 | 音楽
 今日は仙台での音楽教室の帰り道、前から気になっていたピザ屋さんに行って来た。畑や田んぼのど真ん中にポツ~ンとある店だ。平日はお昼間しかやっていない。注文してから作るため時間が少々かかる。かまどで焼いたピザはとても美味だった。アイスコーヒーを頼んだが、コーラなど炭酸飲料との方が合いそうだ。

 話はそれるが、何日か前のブログで書いた演奏の評価の話と食事は似ている気がする。例えばお腹がいっぱいの時は、どんなに美味しいラーメンでもウンザリだからだ。油ばかりの食事は毎日では飽きる。若い頃はそれでも良いが、歳とってくると薄味でも出汁の利いた食事の方を好む傾向になる。
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2005年05月29日 23時59分28秒 | ヴィオラ
 写真でご覧のとおり私の手は、ヴィオラ奏者としては不幸な部類に入る。男の手としては小さく、私の手より大きい手を持つ女性は多い。小指も短く、そのくせ筋肉も硬い。(指は広がらない)更に言えば、腱鞘炎持ちである。学生時代から何度も腱鞘炎になり、奏者として諦めかけたことも有ったが、フォームの改造、力の抜き具合、地道な基礎練習と休憩など気遣い続けて、今は何とかプロのプレイヤーとしてやっていけている。そんな頑張った手を誉めてあげたい。

 そしてこれからもよろしくと。
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コンサート満喫

2005年05月28日 23時59分49秒 | クァルテット
 今週5/25にはアルバンベルク四重奏団を郡山市民文化センターで、5/27にはアンサンブル・ウィーンを山形テルサにて聴いた。

 全く特徴の異なる世界一流の演奏を聴いて、自分の出す音楽(音)に対する厳しい責任感みたいなものを強く感じた。たまには聴衆側にたってみることも必要だ。
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山弦初練習

2005年05月27日 23時59分44秒 | 山形弦楽四重奏団
 昨日5/26は山形弦楽四重奏団の8/4に行われる第16回定期演奏会に向けての初練習だった。今回はゲストを呼ばないでカルテットのみの演奏になる予定だ。

ちなみにプログラムは、
・P.チャイコフスキー/弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 Op.11
・F.J.ハイドン/弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.76-5 『ラルゴ』
・F.J.ハイドン/ 弦楽四重奏曲 ト長調 Op.9-3

 初練習なのでひととおり通すことが、慣例になっている。前回の演奏会が終わった時点から個々が譜面を練習してくる約束になっている。一人で練習していて出来たと思っていても4人で合わすと難しく感じるところが続出してくる。山形弦楽四重奏団の練習の仕方として練習の初期の頃が一番重要になる。練習不足でアンサンブルに参加すると練習してきた人に曲の解釈を譲るはめになるからだ。それを言葉ではなくお互いの演奏でぶっつけ合う。その時が実は一番スリリングで楽しい時だ。自分の演奏で他の3人を導かした時は、アンサンブルをしたことない人には解らないと思うが、ついついほくそ笑んでしまう。時間が余れば、言葉で確認作業、解釈がぶつかっているときは、理論武装するか保留。そうして少しずつ本番に向けて音楽が出来上がっていく。

 所で今回、私は・・・・・導かれっぱなしである。

 練習不足だ・・・・・・。(@_@;)
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演奏の評価

2005年05月24日 23時59分13秒 | 音楽
 演奏者が今日は良いコンサートだなと思っていても、雑誌などの批評やHPなどに書き込まれる評価が悪い場合がよくある。今日の演奏は今一だったと思った時に絶賛されることもある。そしてある人は大絶賛なのに、ある人はブーイングと逆の評価が人によってでることも毎度のことだ。聴く側の好みだけではなく、その日の音楽を受け入れる気分というものに左右されることが最近ある気がしてきた。音楽の感じ方は人それぞれで、有名な評論家の批評と自分がずれていても決して恥じることはない。私なんかもCDの購入の時、「レコ*」などの雑誌の批評を参考にすることもある。特に某有名評論家(名前は勘弁して)の評価を最も参考にしている。それは、彼が大絶賛したCDは、自分に合わないことがほとんどだからだ。彼が辛口に評価したCDは、すんなり自分の愛聴盤になっていたりする。結局、自分の感性を信じるしかないようだ。
 
 演奏会を友達と聴きに行って、演奏会評をお互い語り合うなんてもったいない。言葉にしたらそれは嘘になる気がする。自分の胸の中だけで余韻に浸ることをお薦めしたい。
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癒し・・・・。

2005年05月22日 23時48分53秒 | 家族・親族
 仕事から帰って疲れていてもこんな顔で「ごはんちょうだい~」とせがまれると疲れが吹っ飛ぶと言えば嘘になるが、かなり癒される。同僚の団員さんでも最近子煩悩な人が増えていて、「あ~あいつも子供にベタベタ」と少々小馬鹿にしていたのだが、解る気がしてきた。名前は、山形の偉人さんからとった「もきち」と手塚治虫の漫画ブラックジャックのキャラからとった「ぴのこ」。今日も一緒に春の田舎道を散歩してきた。
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指揮者とオーケストラ Vol.2

2005年05月21日 13時42分27秒 | 音楽
 しつこいかもしれないが、個人的な意見である事を明記しておく。
 良い指揮者とはどんなタイプなのだろうか?オケ側にとっては、練習時間が短くて的を射た練習の進め方をする人。仮に長い時間練習しても飽きさせない時間の使い方の出来る人ということになろうか?何回も演奏している曲に新しい発見をさせてくれる人なども付け加えとく。事務所的には、集客力があり、ギャラが安いというところか・・・。逆に嫌われるタイプの指揮者は、指揮棒の暴力で全ての拍ををしばりつけ、演奏者側の自由をまったく奪うタイプ。そういう人に限って練習時間がダラダラと長く、やたらと細かく練習し、しつこい。ミスをしたパートだけに耳が行き、その原因を見つけられない。初日の練習でその状況になったら、本番の出来はすでに見えている。これは異論もあると思うが、演奏者は本番が本番であって、指揮者は初日の練習から本番が始まっていると思っていい。指揮者になる人は、オケ側の人間より数段懐が深く、レベルも上の選ばれた人間しかなれないということだろう。
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指揮者とオーケストラ Vol.1

2005年05月21日 01時40分53秒 | 音楽
 これから書くことはあくまで個人的な意見であり、プロの演奏家の中でも少数意見派だと予想される事を明記しておく。
 よくCDなどの宣伝文句に「炎の****」とか「指揮棒から奏でられる全身全霊の音楽」とかの記述を見かける。一方、雑誌などの演奏会評でも「指揮者の****の音楽は・・・」とかの記述を見かける。しかしまてよ?最近ふと思ったのだが、指揮者はお客に対し、一音も発していないのである。(たまに奇声を発する指揮者はいるが。)プロオーケストラともなれば、指揮者を置かず大抵の曲は演奏できてしまう。なぜオーケストラが、誰か個人の手兵なのか?いつもその表現の仕方に違和感をおぼえる。そもそも良い演奏がその日出来たのは、その指揮者一人のおかげなのだろうか?ベームが晩年、ウィーンフィルを振って名演を繰り広げたが、晩年のベームは指揮棒を持つ手が震えていたそうで、テンポもなにも解らなかったそうである。ウィーンフィルの団員が「ベームの心の中にある音楽をオケ側でくみ取って演奏していた」と言ったとかの内容を何かの本で読んだ気がする。

 結局名演が生まれるかどうかは、指揮者の棒のテクニックでは無く、その指揮者がオケ側に好かれていて、「こいつのためなら」と一肌脱ぎ集中力が増す団員の数とお客様の数が多ければ、その確立が上がるという結論になってしまう。

 じゃ、名演奏は聴衆と俺達Tutti奏者しだいだな・・・・・・。
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休日

2005年05月17日 23時59分04秒 | 温泉
 山形交響楽団の仕事が休みの時は、ほとんど山形弦楽四重奏団や子供達へのレッスン、アマチュアオーケストラの指導や他の団体へのエキストラ等でスケジュールが埋まってしまうため、一年を通じ殆ど休みが無い。今日はその貴重な休みだった。久しぶりに天気も良いので、西川町の大井沢の温泉に行ってきた。まだ新しい公共の温泉施設で300円で入湯できる。何よりロケーションが良いため、庄内地方に行った帰り道などに寄ることも多い。演奏家と言っても体力勝負的な部分が多い訳で、普段から身体のケアは、しておかなければならない。毎日のように近くの温泉に行っているのもそのためだ。楽器を弾くと、首・肩・腰などに疲労感をため込む危険性があるため、毎日ほぐす事が重要なのだ。その点、山形県は何処の市町村に行っても安く温泉に入ることが出来る。東京は今、スパブームだそうだが、とても高いと聞く。山形県ではブームでは無くて習慣化されている。
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コーヒーブレイク

2005年05月16日 23時59分55秒 | 音楽
 山形弦楽四重奏団の事を中心に音楽全般について書こうと思っていたが、横道にそれてしまう事がつい多くなってしまう。山形響の定期も盛況のうちに終わり、休日は良い喫茶店にでも行きたいものである。高校位の時から喫茶店という場所が好きだった。もちろん大の珈琲好きだが、それだけではない。少し前なら名曲喫茶・歌声喫茶などがあったが、長い学生時代をほとんど江古田という古参の学生街で生息していたために、昔ながらの喫茶店でゆっくり本を読んだり、レポートを書いたり、マスターと話を弾ませたり、友達と熱く語ったり、生活に無くてはならない空間だったように思える。武蔵大学近くの「いまい」、日芸近くの「トレボン」、武蔵野音大近くの「ぶな」「モカ」「プアハウス」など行きつけた店は多い。以前久しぶりに店に顔を出したときあるマスターが、「以前と違って、今の学生は喫茶店に来ない。180円でコーヒー飲めるフランチャイズ店に行っちゃうんですよ。なんか味気ないですよね」確かに最近、私も食後の珈琲をそのフランチャイズ店で飲むことも多い。でも学生時代に味わった、わくわく感というのか、店に入りまずドアがカランコロンとなり、「こんにちわ」「試験どうだった?」みたいな会話もなくなり、隣の人と肩を近づけ飲む珈琲は何かを失った気がする。山形に居を移し行きつけの店を探し中である。南陽の「田園」、酒田の「さざんか」などは、その面影を残しているが、家の近くに欲しい。
 
 写真は本文とは関係ありません。
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山形交響楽団庄内定期演奏会第1回酒田公演

2005年05月14日 23時59分27秒 | 山形交響楽団
 今日5/13、山形響の庄内定期演奏会第1回酒田公演が希望ホールで行われた。2年前から庄内地方でも定期演奏会が行われるようになり、鶴岡市に続き酒田でも無事第1回目の定期演奏会をむかえる事が出きた。希望ホールというのは、旧酒田市民会館が古くなったため市役所の隣接地に昨年オープンした新しいホールである。合唱が盛んな鶴岡市に比べ、酒田には日本有数の伝統を誇る「酒田フィル」というアマチュアオーケストラが有り、初回にしては多くのお客さんが入り、僕たち山響のメンバーも気持ちよく演奏できたと思う。

 これからも回数を重なるに連れ、よりよい演奏を酒田のみなさまと共有できたらと思う。

 写真は、ゲネプロ前のひとこま。
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指導

2005年05月10日 23時59分10秒 | 指導
 5/8に山形県の高文連のオーケストラのヴィオラパートを天童の王将ホテルにて指導してきた。メンバーは、酒田中央・酒田西・新庄北・米沢東高校の弦楽部の選抜メンバーだった。山形で行われた国文祭以来、時々指導に行っていて既に3年目に。毎年教えていてびっくりするのは、各クラブの顧問の先生の熱心さである。普段はもちろん高校の一教師であろうし、せっかくの休日を子供達のクラブのためにさくのだから。それに応えるかのように生徒達も年々レベルアップしていく。高校へ入って楽器を始める子がほとんどなのに、1年2年でもう「アルルの女」組曲を弾いているのだ。後、以前に比べて各高校のレベルが拮抗してきたように思う。教える上で一番困るのが実はこのことで、上に合わせるか下に合わせるか、毎度ながら頭を悩ませる。
 
 しかし今年は今まで一番まとまっているようだ。本番で良い演奏を期待出来そうだ。

 このコメントを書くにあたって、女子高校生と一緒に写真を撮ってっと頼む勇気を出せなかった自分もいた事を付け加えとく。
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DVD

2005年05月08日 23時59分49秒 | 音楽
 80年代に入り、LPやカセットテープからCDが出回った頃から、僕の収集癖が刺激されて、今や2500枚を越えるCDを所有している。フリーの時もギャラをもらったら、殆どCD代に消えていた。

 最近、買う枚数も減ったと思っていたら、今度はDVDである。以前LDというのが有ったが(今もあるのかな?)サイズが大きすぎて、僕の収集癖はあまり刺激されなかった。古今の演奏家を映像をとおして聴くというのは、楽しいものである。CDとはずいぶん印象も変わってくる。

 最近のお気に入りは、アマデウスQとスメタナQのDVD。

 もの凄い演奏を展開している。スメタナQを聴いていて、羨ましいなと思ったことがある。それは、自国の作曲家に対する尊敬や誇りである。彼らは、ドボルジャークやスメタナ、ヤナーチェク等を暗譜で演奏することでも有名だったが、それはサーカスじみた考え方からでは無く、自国の作曲家への尊敬に他ならないと思えるのである。僕ら日本人にも誇れる作曲家の人達はいると思う。しかし例えば、弦楽四重奏曲というジャンルではどうであろうか?勉強不足といわれればそうかもしれないが、心から共感出来る作品はあるのだろうか?ただ単にどこそこの民謡を引用しました的な作品ではなく、ロシアやフランスの作曲家の模倣でもない作品!!

 と熱く語ったところで、なかじ君に言われた言葉「しょうがないじゃん。クラシック音楽自体、日本の文化じゃない」

 そうでありました・・・・・・・。
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なにも・・・・

2005年05月06日 23時25分47秒 | 雑記
 別に主張したい事がある訳でも無いけど、せっかくのサービスなので利用することにしました。

 気の利いた事は何も書けませんが、暇つぶしに見ていただけたら、幸いです。
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