らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ゆくとしくるとし2018

2018年12月31日 23時59分59秒 | 雑記
 年末年始のお休みは約2週間。

 1999年私が山形に来てから「末」・「金」・「戦」・「帰」・「虎」・「災」・「愛」・「命」・「偽」・「変」・「新」・「暑」・「絆」・「金」・「輪」・「税」・「安」・「金」・「北」と続いた世相を現す漢字が、2018年の今年は「災」でしたね。私の今年の漢字は、「平」にしておきましょうか・・・・・。

 今年もとにかく忙しかった気がしますが、終わってみればあっという間に過ぎ去り、例年に比べ平常心で何事も活動できていたと思います。多忙だったので、記憶が前後することは多くて、最近起きたことなのに、凄く何年も前に感じられたり、その反対のこともあり、毎日がんがん流されて行っていると実感しています。

 音楽的な話としては、F.J.ハイドンの弦楽四重奏全68曲を完奏出来ました。

 なにやら体調面では暗雲も感じられて、少し辛い時期もありましたがおおむね良好と思い込むことにしました。

 年末になり、中島の実父の急逝の連絡が入ってきました。あらためてお悔やみを申し上げます。私の実父が亡くなったのは、2年くらい前。家族の死は誰からの連絡でも辛いです。年齢的に仕方の無いこととはいえ、人生後半期〜こういう連絡が多くなって行くのでしょうね。

 残された者は元気にやって行くしかないのでしょう。

 2019年頑張ります!
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山形Q 2019/20年度プログラム検討中。

2018年12月30日 23時59分59秒 | 山形弦楽四重奏団
 そろそろ来年度の山形Qの定期演奏会のプログラムを決める時期に来ています。

 山形Qのメンバー今井が1月の第70回定期演奏会で退団となりますので、色々な方から活動の心配をされました。新しいメンバーを急いで見つけるよりも、せっかく20年近く室内楽に携わってきて、四重奏団だから演奏できなかった魅力的な曲がたくさんありますので、しばらく男三人で活動して行こうと確認しました。

 山形弦楽四重奏団の名前はそのままで、次のメンバーが決まるまで今まで通りの定期演奏会をやって行こうと前向きに思っています。

 ですから来年度は、例年通り4・7・10・1月に定期演奏会を(会場と自分達のスケジュールの関係で前後する可能性も)4回行います。

 学生時や若い頃に興味もって色々と勉強しましたが、弦楽三重奏曲や弦楽二重奏曲にも魅力的な曲がたくさんございます。

 そして、ゲストを入れながら色々な曲にチャレンジしてゆきます。

 ちなみに弦楽三重奏曲としては、L.v.ベートーヴェンには5曲、F.シューベルトにもW.A.モーツァルト、P.ヒンデミット、M.レーガー、D.ミヨーなどなどたくさんの作曲家が素晴らしい作品を残しています。

 新しい山形Qもよろしくお願いします。(山形Tとは呼ばないで下さい!)。
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ぴのこ 三回忌。

2018年12月29日 23時59分59秒 | 家族・親族
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ぴのこ 1周忌。

 ぴのこが天国へ行ってしまってから、2年経ってしまいました。

 あらためて家族として13年以上一緒に生活してきた一つ一つの思い出が、未だに忘れられないでいます。

 元気いっぱいのにざえもん(1才4ヶ月)が、なんとか我が家を明るくしてくれていますが、もきちといいぴのこといい掛け買いの無い命だったと再認識させられています。

 天国で元気でいると良いなぁ。
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おじいちゃん。

2018年12月28日 23時59分59秒 | 指導
 本日からオケ業務は約2週間お休み。

 初日の今日は、以前10年ほどヴィオラを教えていた教え子が、大江町に会いに来てくれました。

 大雪の中、たくましく車を運転してくるなんて、子供の時を知っているので、少し吃驚。

 私達夫婦に何故、年の暮れに会いに来てくれたかというと・・・・。

 自分の赤ちゃんを見せに来てくれたのでした。

 彼女は音楽科の高校に行っていたので、そのまま音楽大学に進学を選ぶことも出来たのですが、保母さんになりたいという夢を持ち続けていたために、勉強を続けて保母さんになり、結婚もして、このたび新しい命を授かったという、自分の目標をどんどん現実化している人です。

 赤ちゃんは女の子で、人見知りをしない笑顔のかわいい子でした。

 久しぶりに赤ちゃんをだっこさせてもらいましたが(記憶では自分の妹を抱いて以来かしら・・・もう40年以上前の話です)、自分の腕の中でキャッキャ笑顔を惜しげも無く見せてくれました。

 すっかり自分の孫を見るようで(子供もいないのに・・・)、とても幸せな気分に。

 ず〜と健やかに育ちますように(祈)。
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仕事納まる。

2018年12月27日 23時59分59秒 | 山形交響楽団
 本日の第九公演で、2018年の業務終了です。

 今年もめまぐるしく色々な所で、色々な演目を演奏する日々でした。

 仕事場も以前より、色々な希望が高まってきていて、全体的には上手く回転しているように思えるようになってきました。

 これも私達を多方面から援助・応援して下さる方々がいるおかげだとあらためて感謝申し上げます。

 そして、演奏家よりも日々動いてくれている事務所の方々にも大感謝申し上げます。

 来年度は、新体制になり、また力強く前進して行くことでしょう。

 ありがとうございました。

 **本日いただいた大きなカニパン。どうやって食べようかな・・・・。
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クリスマスイヴ

2018年12月24日 23時59分59秒 | 山形県
 クリスマスイヴです。

 今年もご多分に漏れず・・・・お仕事です。

 若い頃は、クリスマスイヴは恋人と一緒にいるのが当たり前の時代(バブル経済期)でした。

 どこか美味しいお店に行って、指輪かネックレスをプレゼントして、バーでお酒を飲み、予約してある高級なホテルで一夜を過ごす・・・。

 一度も経験がございません。

 クリスマスイヴと言えば、我が業界的にはかき入れ時なのです。

 お仕事が入らないなんて事はまずありませんでした。それもダブル、トリプルで朝まで録音なんて年もありましたっけ・・・・。

 「私より仕事が大事なんだね!」と言って去って行った恋人もいるとかいないとか・・・・。

 遠い話で記憶にございません。

 子供もいないし、洋菓子も苦手だし・・・・我が家のクリスマスイヴは平常日です。
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山形県総合文化芸術館建設中 vol.7。

2018年12月21日 23時59分59秒 | 音楽
過去記事
山形県総合文化芸術館建設中 vol.6。

 山形テルサへリハーサルのため来ています。

 駐車場から見る新しいホール建設は、どんどん進んでいます。

 お空が少し狭くなりましたが、将来きっと人々が行き交う良い空間になるでしょう。

 期待大。
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年末まであと少し。

2018年12月20日 23時59分59秒 | 山形交響楽団
 この冬は雪よりも雨が多い気がします。暖冬ですかね。

 雪かきもせずに少し体がなまってしまっています。

 さて、本日は、12/24のクリスマスイヴに行われる演奏会のリハーサル。

 毎年恒例になりつつある白鷹町Ayu:Mにて行われる演奏会です。

詳細
2018年12月24日(月・祝)15:00開演(14:30開場)
指揮:松村秀明
プログラム
・W.A.モーツァルト オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」序曲
・W.A.モーツァルト ディヴェルティメント第1番 ニ長調 K.136
・L.v.ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 Op.92

 今年はどんな音楽を白鷹町の方々にお届けできるか楽しみにしています。

 是非どうぞ。
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ホットカルピス Vol.2

2018年12月18日 23時59分59秒 | 雑記
 昨日の続き。

 コーラの瓶は10円、運は良ければ1リットル瓶で30円・・・だいたい50〜100円くらいにはなったと思います。

 駄菓子屋では、メンコや仮面ライダースナック(カード付き)・・・(女の子はリリヤンってえのがありました)を買う子もいましたが、メンコは勝負に勝って増やせば良いし・・・、だいたいはアイスとかすももを買って食べていましたっけ。

 たまに誰かの家に遊びに行くこともあります。

 そこの家のお母さんが気を遣って、おやつを出してくれたのですが、家庭の裕福度が今から考えればモロに出てしまう所です。

 裕福な家の子の家に遊びに行けば、バームクーヘン(だいたいケーキ類)や紅茶など。その下ならかっぱえびせんとお茶など。貧乏な家の子ならジャムの付いた食パンとか味噌おにぎりとか。

 毎日友達達と遊びまくっていましたから、どんなおやつが食べたいかで、遊ぶ友達(メンバー)を決めていたように思います。

 お〜っと題名のホットカルピスでしたね。

 私は兄弟が多いので、家のおやつは争奪戦で、カルピスなんていうものは珍しく一瓶買っても、兄弟で何杯も飲めるしろものでは無かったのです。

 氷を入れて、うす〜いカルピスを飲むのが通常でした。

 あるときに裕福なお宅へお邪魔したときに、そこのお母さんが激的に濃いホットカルピスを出してくれたのです。

 一口飲んだときは、それがカルピスだとは思いもしませんでした。

 寒空で遊んできた子供達には、極上のおやつだったのです。

 おじさんになった今でもホットカルピスを飲むと思い出すのは、そのこの家の外観と、その友人とそのお母さんの笑顔なんですよね。

 味覚と記憶が完全にくっついているんです。

 思い出話でした。 終わり。
 
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ホットカルピス Vol.1

2018年12月17日 23時59分59秒 | 雑記
 寒くなると、思い出したかのようにホットカルピスを飲む事があります。

 カルピスに熱いお湯を注ぐだけの簡単な飲み物ですが、飲むたびにふと昔の記憶がよみがえります。

 私の子供の頃〜高度成長期・昭和40年代〜日本が豊かに向かう中でしたが、全員が中流階級というイメージではなくて、子供の間でも親の収入などで格差が生まれ始めている頃でした。私より一つ前の世代では、殆どの家庭が貧乏暮らしを経験していました。

 持ち家の子もいるし、賃貸の安アパートの子もいたし、それこそ昔懐かしい長屋住まいの子も。

 今の子達のように予備校や塾に通う子は少なくて、習い事はよくてピアノ、そろばん、お習字など・・・殆どの子は学校が終われば外で遊ぶのが習慣だったのです。

 コマ回しやメンコあたりがすごく流行っていたのを思い出します。

 その頃、家庭でのおやつ〜所謂お菓子ですね〜を出してもらっている裕福になりかけている家庭もありましたが、大抵の子は空き地になどに落ちているコーラの瓶などを拾ってきて、公園で洗って酒屋で換金して、駄菓子屋へ集合が当たり前でした。

 明日へ続く・・・・・。
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いよいよ明日!山大フィル定期。

2018年12月14日 23時59分59秒 | 指導
 いよいよ明日に迫りまりました。

 雪なんぞ降ってしまって、外のコンディションは万全では無いけれど、きっと学生達は頑張ってくれると思います。

 私が、ヴィオラパートを指導しに行き始めてもう随分学生も入れ替わりましたが、伝統的に本番直前の追い上げが凄くて、そののびしろの部分に期待が高まります。

 今回は、珍しくオールシューベルトのプログラムで、一人の作曲家だけを演奏します。

 F.シューベルトの良さは、なかなか若い人には理解しづらく〜例えば同じ事を何度も繰り返させられる、曲が穏やかで長大〜などありますが、一期一会の本番で集中して演奏してくれると思います。

 必要以上に気持ちを入れすぎてアンサンブルが乱れても曲にならないし、演奏するのに本当に難しい作曲家だと思うのです。

 毎度のように言っていますが、学生オケは全く同じメンバーで演奏する事は、奇跡が起きない限り一生起きないので、1度きりのスペシャルな体験なのです。

 今回で卒業するなど引退してしまう先輩方は悔いの残らないように演奏して欲しいです。

 後輩達はその先輩達が、「あとは任せた!」と思えるような演奏をするのが使命です。

 P.S.聴きに行きたかったのですが、新庄での第九のリハーサルが有っていけません。遠くから盛会祈っています。
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ひなたぼっこ

2018年12月12日 23時59分59秒 | 家族・親族
 山形の冬は、厚くて重苦しい雪雲に常に覆われている気がしますが、今年は少し勝手が違うようで、雨や晴れ間が多い気がします。

 我が家のにざえもんは、あれた日には、窓際に行ってお昼寝するのが大好きなようです。

 ポカポカして、こちらまで眠気に誘われそうです。
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指導に行く。後半戦5(2018)

2018年12月10日 23時59分59秒 | 指導
 山形大学フィルハーモニーのヴィオラパートの指導に行ってきました。

 本日は1年生から3年生までの4人が参加してくれました。

 12/15に山形テルサで行われる山形大学フィル第36回定期演奏会に向けての最後のトレーナー日になりました。

 サマーコンサートが終わってから定期演奏会に向けて、5回ほど指導に行ったのですが、練習に参加してくれるメンバーがいつも殆ど変わらなかったのが心残りです。5回の内、1回も顔を見なかった学生もいて、先生としては少し寂しい気持ちでした。ただ単にスケジュールが偶然にも合わなかったのかもしれないし、私が嫌われてしまったのかもしれないし・・・・こればかりは、強制では無い自主活動なのでしょうが無いのかな・・?

 さて、参加してくれた学生達は、この秋口からずーと頑張ってきていました。ばりばり演奏できる先輩達が二年続けて大量に卒業などで抜けてしまって、新1年生は4人入団してくれたのですが、(中高までのヴィオラ経験者は1人で、)戦力ダウンは学生オケの定めでありますので、しょうがないのです。しかし、現役の学生達は頑張って、次の世代へ活動をつなげていかないといけないのでした。

 この冬の定期演奏会は、大学に入学してから楽器を始めた学生達のデビュー戦になります。

 楽譜が、全て音にならなくても先輩達に必死に食らいついて行っている姿の学生は、本当にかわいいものです。

 今日聞いたら、ご両親の年齢がとうとう私よりも下の子達でした・・・。

 自分に子供がいればこんな子達がいたのかもなんて、思ったりもしました。(余談)。

 トレーナー日に参加できなかった学生達も含めて、是非!全員で全力で!一期一会の演奏会を楽しんで下さいね。

 盛会をお祈りしています。

 来年に続く。
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雪道運転開始2018

2018年12月09日 23時59分59秒 | 演奏旅行~
 本日は、福島県の矢吹町までお仕事で往復しました。

 昨夜未明からの降雪で、朝積もっていました。

 移動の日に限って、まったく・・・・!と思わないわけではありませんが、毎年の事なので。

 先日の青森公演の帰りも雪に見舞われましたので、もう慣れてしまいました。

 栗子峠を越えて、太平洋側に出てしまえば雪は無いとふんでいたとおり、太平洋側は晴れ。

 暑く感じるほどです。

 帰りは少し道路が凍結していましたが、今日も安全運転でした。

 無事故祈願!
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無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、パルティータ第1番 ヒラリー・ハーン

2018年12月08日 23時59分59秒 | お気に入りのCD
 1997年のCDデビューが、J.S.バッハのソナタ第3番、パルティータ第2番&第3番(ソニー)でした。

 それから彼女のファンは、約20年待たされてようやく残りのソナタ1、2、パルティータ1を聴くことが出来ました。

 J.S.バッハの音楽は、弾く者にとっても力を抜くことの出来ない音楽で(本当に力という意味では無く、どちらかというと研ぎ澄まされた神経と言うべきか?)、聴く側も適当なイージーリスニングには適さないので、心がざわざわしている時は、音楽が五月蠅く感じたり、イライラに繋がったりすることもあります。

 心穏やかに全てを受け入れるような気持ち(余裕を持って)で接さないと、聞く耳を持たない音楽なのです。

 ようやく時間的にも余裕が出来てきて、じっくり聞く彼女の音楽は、20年という歳月での彼女の円熟を感じられる素晴らしいものでした。

 デビュー盤で若い子が、よくこんな上質なBachを奏でられるな・・・と吃驚させられましたが、今回の盤を聴いて、人の成長というのは美しいとあらためて思った次第です。

 彼女の残した2枚のBachは一生の宝物になりました。
HMVジャパン
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