らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

Schneiderhan(Vn)~Mozart

2010年06月30日 23時56分00秒 | お気に入りのCD
 2010年の6月も今日が最後の日となりました。今年前半が終わり、明日から7月です。相変わらずじめじめ暑い日が続いています。昨日のブログの関連ぽいですが、不快指数が上がっている今の時期に、心を癒す音楽を聴いてみたらどうでしょうか?

 Wolfgang Eduard Schneiderhan(1915~ 2002)は、オーストリアのヴァイオリニストでウィーン交響楽団~ウィーンフィルのコンサートマスターを歴任してから1949年からソリスト・室内楽奏者として活躍した人です。シュナイダーハンQのCDも何枚か出ていました。

 ここ数年、急にMozartのヴァイオリンソナタを聴くようになりました。Mozartでも交響曲だと仕事を思い出しますし、好きなクァルテットでも自分が演奏している気分になってしまうので、自分のやっている楽器ではないヴァイオリン&ピアノの編成がとても、聴いていてちょうど良いのです。

 そして、リスニングに癒しを求めているので、音楽をごり押ししてくるのでは疲れてしまいます。ロマンティックな演奏や今流行りのピリオドでも駄目で、シンプルで美しい演奏を好んでしまいます。

 だいぶ前にお気に入りのCDで記事にしたSuskeのVnソナタ集も大のお気に入りですが、最近装いも新たに再発売されたこのヴォルフガング・シュナイダーハンとカール・ゼーマンによる演奏(3CD)が、よくCDプレイヤ~にかかっています。

 1953~55年モノラル録音ですが、モノラルの最後期でとてもきれいな音で再生されます。

 今は、こういう演奏をする人がいないので、懐古趣味とも言えますが、私は好きなのです。
HMVジャパン
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sempre Kafe

2010年06月29日 23時59分18秒 | 雑記
 疲れたぁ~あ~~疲れた疲れた!本当に疲れた!どうしようもなく疲れた!

 あ~疲れた疲れた!

 どうです?この文章読むだけで嫌になってくるでしょう??

 今の仕事現場がこんな感じです。何か言葉を発すれば、「疲れた疲れた!」

 このハードスケジュールではしょうがないとは思いますが、まわりに必要以上に疲れたを連発されると、頑張ろうと思っているのを阻害される気持ちになる時ありませんか??

 人が疲れを感じているのはほとんどの場合、体では無くて頭が疲れを察知しているからなのだそうです。

 じゃ~疲れた感じをとるために、ず~と寝ているのではなくて、体を少しだけ動かしたり、自分の好きな事をしてストレス解消をした方が、効果があるらしいです。

 体の疲れは結局寝るしかないでしょうから・・・・。

 ということで、最近はもっぱらKafeをしに行きます。私にとって喫茶店はかなり癒しですから。時間があるランチタイムはKafeへ。アイスコーヒーの一口目が本当に美味しい季節になりました。

 私はこの疲れたという言葉を人にあまり言いたくないあまりに、疲れてくると無口になってきます。人と会話をするのがおっくうになるんですよ。実は。

 でもついつい言っちゃってるのが、「暑いなぁ~」と「あ~疲れた」。

 駄目~ですね。
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グタァ~~。

2010年06月28日 23時59分04秒 | 家族・親族
 東京公演の折に、我が家のもきち&ぴのこは久しぶりにペットホテルにお泊まりでした。

 彼らは、そこのペットホテルのお姉さんが大好きらしくお泊まりが大好きなんです。良くしてくれるので、行きたがります。しかし、連泊が続くと毎日~遊んでくれて、自分の家ではないので気を犬なりに使うのでしょうか?帰宅すると数日間疲れまくっています。

 犬も我が家が一番なのでしょうか?

 今年は、演奏旅行がとても多くてホテルにお世話になることが多そうです。

     

 秋口は、収入よりペットホテル代の方がかかりそうです。

 今から少し頭の痛い話でした。
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オアシス

2010年06月27日 23時59分47秒 | 演奏旅行~
 東京へは1年に1回ないしは、多くて2回ゆきます。

 現在は車社会の中で生活しているので、たまに電車に乗車すると、新しく出来た路線の乗り継ぎに迷ってしまったり、普段より歩く生活になるので、とても疲れてしまいます。普段の運動不足が露見します。

 特に暑い梅雨~夏に東京へ行くと、あの都会特有の湿気を帯びた暑さと雑踏にはそうとう不快を感じます。人が多すぎますね。寝て起きても、顔からべったりと油のような汗が出るのもたまらなく嫌な気がします。

 10年以上前にそこで生活していたのですから、慣れとはおそろしものですな。

 まぁ若かったから乗り切れていたとも言えますがね。

 目的地に到達する前に、駅の構内などにあるKafeに頻繁に寄りたくなります。冷房の入った店内で冷たいアイスコーヒーを飲んで、少し休んでからまた移動していました。

 Kafeは都会のオアシスのようで、電車の切符代並みにアイスコーヒー代が飛んでしまいます・・・。

     

 根性無しになったようですが、そのとおりかもしれません・・・・・・。wwww.
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演奏会終了後。

2010年06月26日 23時59分35秒 | 雑記
 山形響東京公演終了後に、楽屋口へ武蔵大学時代の後輩達~K君・Mさん・Oさん・Sさん・Yさんの5人が尋ねてくれました。一番最近会ったMさんでも約10年前で、後の4人は約20年ぶりの再会です。

 昨年の東京公演の折も楽屋口を尋ねてくれたそうですが、私が別の出口から帰ってしまい、サプライズで尋ねてくれた後輩達と会えなかったのです。

 今年の山形響東京公演は、早々とチケットが完売してしまい、チケットをオークションで手に入れた1人だけ演奏会に来てくれたようで、後は私に会ってから同窓会をするために集まってくれたのです。

 みなさん40才前後になっていますが、再会してみると学生時代と変わっていなくて、というより男の人はかっこよく!!女の人は美しくなっていて、社会人として立派に生活していることが伺えます。

 来年も是非演奏会に足を運んでもらって、みんなで飲みたいと思います。

 尋ねてくれて、本当にありがとうございました。とても嬉しかったです!!!!!

 (追記)明日からの用事のためにどうしても帰形しなくてはならなくて、夜の東北道を帰って来ました。3時に無事に家に着きました。暑い東京から帰ってみると、やはり山形は最高です。
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大久保

2010年06月25日 23時13分36秒 | 演奏旅行~
 暑い東京でリハーサルでした。

 大久保の教会で、以前は東響の練習場所だった所です。フリーの時はよく行った場所ですが、山形響がリハーサルをするのは、不思議な感じがします。

 お昼は、近くにある兄が勤める楽器屋を訪ねて、昼ご飯をご馳走になりました。

 リハーサル後は、大久保と言えば韓国料理ですので、エキストラの方と楽しんできました。

 明日は、元気に演奏会をむかえたいと思います。
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江戸へ

2010年06月24日 23時55分15秒 | 演奏旅行~
 明日からの仕事のため、江戸まで移動しました。昨日まで新潟県内にいたのに。

 ドラえもんのどこでもドアが、本気で欲しくなりました。

 意外と涼しい大江戸ですが、明日から30度を越えるみたいなので、暑さとの闘いになりそうです。

 頑張るしかない!
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ワンパタ~ン

2010年06月23日 23時59分38秒 | 山形県
 午前中の仕事を終えて、山形に入った頃がちょうどお昼時だったので、ワンパターンですが小国町あたりでお蕎麦が食べたくなります。小国町産のそば粉100%使用の蕎麦でした。

 ズルズルッと。あ~~帰って来ました。

 食べたお店に興味深いチラシが張ってありました。

 「フ~ドマイル」という言葉も初めて聞きましたが、ようするに地産地消を心がければ、その輸送時に排出されるCO2が減るというキャンペ~ンらしいのでした。地産地消を促進すれば、地球に優しいなど色々書いてあります。

 その事は、妙に納得しました。

 が・・・・・。

 我々の仕事って、不可思議な移動が多いです。

 勇気を出して今日は、書かせてもらいます。地産地消でCO2を減らす事が出来るなら、今政府が進めている地球温暖化防止キャンペ~ンの一環で、是非音楽家の無駄な移動は減らしてもらいたいと思います。例の事業仕分けでは我々の業界も大変な運動が起こりましたが、事業継続されたのは評価出来るものの、相変わらず地元の団体があるのに関わらず、わざわざ遠くに行かせる必要性があるのかどうなのか?税金の無駄使いのような感じが正直します。我々の今年の派遣先は関西ですから・・・・。
 
 どう思いますか?
 
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今晩はこれだけ。

2010年06月22日 22時10分37秒 | 演奏旅行~
 今年度最初の演奏旅行で、その生活習慣にまだ慣れない(エンジンがかからない)のと、毎日の暑さのために、カラ~タイマ~がなる時間が3分より短い感じがします。もう少しすると体が慣れてくると思いますが。

 旅行中に疲れてくると、例えば体にくるとか人によって色々な症状が出ますが、私の場合は食欲にきます。全くものを食べたくなくなります。コンビニに行って、何か食べようとしても棚に並んでいる物に全く魅力を感じなくなったり、食堂に入って、店員さんに注文するのも面倒くさくなります。

 旅行が続くと食欲より睡眠を欲する日があります。

 という事で、今晩の食事は写真の珈琲だけ。

 もう寝ます。おやすみなさいませ。
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ロッジ スエヒロ

2010年06月21日 23時42分45秒 | お気に入りのお店
 午前中上越市で音楽鑑賞教室、午後は大移動して小千谷で音楽鑑賞教室。

 その後、毎年のようにお世話になっている湯沢のロッジ スエヒロへ。
 六日町からロッジ スエヒロに向かう途中にある素晴らしい酒屋さんへ。鶴齢のおいしいお酒を2本仕入れて宿に向かいました。

 以前書いたかもしれませんがロッジ スエヒロさんの息子さんは今飛ぶ鳥を落とす勢いの若手テノール歌手です。今イタリアに留学中なので、帰国した後の活躍が約束された逸材です。

 ここのお母さんのお料理は絶品ぞろいで、何を食べても美味しいです。そして、宿の温泉の気持ちいい事。とてもリーズナブルな値段ですので、近くに来た時はいつも利用させてもらっています。

 そして、看板犬のレン君。昨年はもうあかんかも!位体調を崩していましたが、今年は後ろ足を引きずるもののものの見事に復活して、元気に走っていました。
      

 そして、今年はさらに娘さんのKさん、御孫さんのK君にも遭遇しました。これで、家族で会っていないのは同じ業界にいるテノール歌手のHさんだけです。いつか共演できるのを首を長くして待っています。
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山形Q 練習36-vol.10

2010年06月20日 23時25分48秒 | 山形弦楽四重奏団
 冷房が入った部屋が、こんなにありがたいと思ったのは、久しぶりです。前回の練習まで、根性を必要としましたが、今日は違います。

 練習だけに集中出来るのが、ありがたいです。と書いていますが、中爺君は、子供の運動会に参加のため、午前中の練習は休み!じゃ残ったメンバーで、合わせておこうと昨日まで燃えていましたが、私が大寝坊して、練習会場に着いたのは、ほぼ中爺君と同時でした。いかんいかん!
その後、B.Bartokを一生懸命合わせましたとさ。

 次回の練習は、レッスンになるために頑張りましたが、問題点も後から後から。アンサンブルは、これで良いやという妥協がなかなか出来ないのが、厳しい所ですな。

 練習後、仙台で仕事をしていた奥さんを迎えに行って、東北道、磐越道、北陸道を通って新潟県上越市まで約500km運転しました。疲れましたよ。

 明日から始まる新潟日報社主催の音楽鑑賞教室のためです。水曜日まで、5公演。毎日暑いですが、頑張ります。

(写真)上越市 高田駅
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つい買ってしまう・・・。

2010年06月19日 23時50分54秒 | お気に入りのCD
 J.Brahms(1833~1897)が、作曲意欲を失いかけていた最晩年の1891年にクラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトと出会い、クラリネット三重奏曲・クラリネット五重奏曲そして2曲のクラリネットソナタを書きました。それらの曲はクラリネットをヴィオラで演奏するように作曲者自身の編曲があります。ヴィオラにはロマン派の有名作曲家による作品が少ないために貴重なレパートリーになっていて、本家本元のクラリネット版よりも世界中で演奏されているかも知れません。

 学生時代から、この曲を学ぶ機会もあり、ついついCDを見つけると購入して色んな人の演奏するブラームスを聴いてきました。自分が本当に気に入る演奏というのは、10枚に1枚あるかないかで、後は、CDの棚で埃をかぶってしまっています。

 最近、Naxosから出たRobert Diaz(ロベルト・ディアス)によるブラームスのヴィオラソナタ2曲+ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Op.78(C.エルデーイによるヴィオラ編)はなかなかのお気に入りです。Naxosから出る彼のヴィオラのCDはどれも上手いなぁ~~と感心させられます。ヴィオラなのに、(誤解されては困るのですが・・・)鑑賞に堪える演奏をしているからです。

 ヴァイオリンやチェロと対等なヴィオラのソロとしての商品価値を分からせてくれるCDです。危なっかしい所が一切無くて、ヴィオラソロのレベルもこういう時代になったのだと思ってしまいます。

 しかし、その全体像が、昔からのオールドファンにはヴィオラっぽく無いと思われるかも知れませんね。事実私も、昔のヴィオラ奏者達の演奏に感動する事が多いですから。危なっかしいのもヴィオラの味なんです。

 下のCDは、ヨゼフ・スークによるブラームスのヴィオラソナタCDです。ヴァイオリニストである彼のヴィオラはテクニック的に安定していて、さらに色つやがあり聴いていて本気で嫉妬します。「頼むからVnだけ演奏していてください」と。

     

 楽器の大きさがまちまちなヴィオラは、演奏者により全然音色が違うので、1枚1枚が個性的です。どれもこれも聴きたいのですが、30枚を越えたあたりから数を数えていません。もしかしたら100枚以上あるかもしれません。また買うと、好奇心と後悔の念が同時にきます。うぅぅぅぅ~~ん。
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暗闇

2010年06月18日 23時58分46秒 | 大江町
 そうそう今日の本番中に、初めて貧血で気持ち悪くなりました。変な汗が出て、目の前がサァ~~っと暗くなる感じです。

 今の時期、中途半端な気温差があって、ホールも冷え切らずに、スポットがあたっている舞台の上が異常に暑くなるときがあります。そのせいでしょうか?

 暑いからと言って、燕尾服を楽章間で脱ぐわけにもいきませんしね。

 もう少し我慢できなければ、途中で舞台袖に出て行こうかと覚悟していたら、急に目の前が明るくなって何とか持ちました。

 休憩中に冷たい飲み物を飲んで、少し回復して、本番を乗りきりました。

 帰宅後にシャワ~を浴びながら、あれはなんだったのだろうか?と思うくらい元気になりました。

 心配はいりませんよ。

 夜の散歩に行きました。

 家の近所は、ネオンも無い田舎町なので、写真のように夜は暗くなります。

 こんな暗闇の中を散歩すると、体も心も癒されてきます。

 
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お疲れモ~ド。

2010年06月17日 22時56分27秒 | 雑記
 今日も一日、お仕事お疲れさまでした。

 早くビ~ル飲んで、寝よ。

 明日もあるからね。
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Quatuor Mosaiques 新譜 「死と乙女」他

2010年06月16日 23時52分13秒 | お気に入りのCD
 我が山形弦楽四重奏団は、活動を始めてから約10年経って色々な演奏会の機会がありましたが、まだまだ演奏していない名曲~有名曲があります。L.v.Beethovenの第13番~第15番、M.RavelのSQ、W.A.Mozartのハイドンセットの内まだ数曲、B.Bartokのほとんどetc。

 有名という意味では、A.Dvorakの「アメリカ」と双璧と言って良いほどのF.Schubertの「死と乙女」も演奏していない曲の一つです。F.Schubertの「ロザムンデ」も演奏したい曲に上がっていますが、まずは、来年度あたりに「死と乙女」にチャレンジしようかなと考えています。有名曲は演奏する事がある意味非常に怖いのですが・・・。

 私が初めて弦楽四重奏というジャンルが格好いいなぁと思った頃に聴いた記憶にピーターウンジャンが1stVnを演奏していた頃の東京Qの来日公演で、この「死と乙女」を聴いた記憶があります。いつかは演奏してみたいという夢は東京にいた頃にかないましたが、今自分が継続して活動しているクァルテットで真面目に取り組むのは、少し躊躇していました。

 平尾先生にレッスンを受けた時に彼が言うには、アマチュアクァルテットのレッスンをすると、ほとんどがこの「死と乙女」だそうで、人気の高さが伺えます。人気曲を演奏するのは、有名な例えば「アイネクライネナハトムジーク」を演奏するよりも、団体として覚悟が必要になります。怖いんですよ~~~。もっと結成当初の若い頃に演奏しておけば良かったと思っているくらいです。「若い内は恥をかいても、別に傷になりませんからね」wwwww.

 ということで、最近Quatuor Mosaiquesが新譜で、F.Schubertの第9番 D.173と「死と乙女」D.810が出ました。F.J.Haydnなんかに見られる彼らの温かみのある演奏とは違い、満を持して出してきたというような「厳しい」演奏が展開されています。ヴィヴラ~トをおさえた彼らのユニゾンの音がグンッ!!!!!と迫ってくるようで、格好いい演奏です。

 クァルテット結成から長い間この曲の新譜を出さないで、寝かせていたのには自分達の満足出来る演奏というのを捜していたのかも知れません。周りからやんのとせっつかれたからしょうがなく出したとも言えますが・・・・。それにしてももの凄い説得力で、聴いていてあきません!!

 昨日のTVでやっていたライプツィヒSQの「死と乙女」といい、このモザイクQの演奏といい、名曲には色々な解釈に耐えうる懐の深さを感じます。
HMVジャパン
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