らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

山形Q練習36-vol.1

2010年04月30日 23時58分20秒 | 山形弦楽四重奏団
 風邪からの復活!!昨日は38度5分前後あった熱が今日はすっかり落ちました。

 有言実行ですな!!体調は万全です。

 さて、本日から山形弦楽四重奏団第36回定期演奏会にむけた練習が始まりました。今までは初回の練習では楽しく所謂「初見大会」的な面もありましたが、スケジュ~ルが立て込んでいて定期的に練習日をとれなくなってきているので、1回1回無駄なく積み上げていかなければならない、というのはメンバ~個々も自覚をしていたようで、少し安心しました。

 この弦楽四重奏団では初の演目となるB.Bartokの弦楽四重奏に他メンバ~は恐れおののきすぎていて、ものすごく高い山として設定しすぎている感じがしました。私見ですが、前回の定期演奏会に演奏したL.v.BeethovenのOp.127の方が、比べようもない高い山だったので、今回は幾分余裕がある気がするのです。

 もちろんB.Bartokも難しいですが、手が届かない曲ではないと思いますし・・・。10年続いた団体ならチャレンジ出来うる曲だと思っています。これからもう少し曲の中身が分かってくると個々のBartokが出来上がってくるので、その調整の方が大変そうです。

 F.J.Haydnはもう全曲演奏企画も半ば過ぎの38曲目なので、手慣れた感じで練習が進んでいきます。W.A.Mozartの新曲は久しぶりなので、演奏していて楽しいです。スマ~トで格好いいイメージの作曲家なので、軽さがあるともう少し良いかもしれません。そこが課題ですかね。

 初日の練習から録音し始めました。普段はもう少し練習がすすんでから録音して聴き始めますけど、本番近くなってから方針転換出来なくなる箇所も少なからず出てきてしまうので、今回は練習初期の時から録音して聴いて勉強します。

 今回の演奏会は今まで一番良い演奏会になりそうな予感を持つことにします。
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松山城

2010年04月29日 23時54分30秒 | 歴史探訪(山形県内)
 昨日は、酒田市(旧松山町)にお仕事で行きました。

 桜満開の街並は昔ながらの風景を保っていて、不思議な風がながれています。

     

 庄内藩の支藩松山藩の藩庁として築城された松山城。天明元年(1781年)に松山藩第3代藩主酒井忠休によって築城が始められ、7年の歳月をかけて完成されたそうです。戊辰戦争で松山藩は、宗家の鶴岡藩と行動を共にして奥羽越列藩同盟に加わり、官軍と戦いました。廃藩後大手門を除き、建物は取り壊されたそうです。

 またゆっくり歩きたい街です。

     

 桜の美しさに目を奪われましたが、スクジュ~ルの過密さから疲れが出たのでしょう。昨日からどうも風邪をひいたようです。本日は、一日中頭痛と熱で床に伏せていました。大汗をかいて、先ほどからやっと回復に向かっている感じがしました。

 明日は仕事と山形Qの練習もあるので、今晩中には体調を戻さないといけません。

 でも久しぶりに、たっぷりと寝ることが出来ました。心配無用!!
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ヴィオラ Vol.25

2010年04月28日 23時46分01秒 | ヴィオラ
 ピエール・ロード( Jacques Pierre Joseph Rode, 1774~ 1830)の「24のカプリス」もVn教育によく使用されます。フランスのVn奏者・作曲家のロードは、日本ではロ~デと言われる事が多いです。外国人の名前が、日本風に発音される事例は多くて、例えば私もU.Koch先生に次のレッスンからどの作品を見てもらいたい?と希望を聞かれた時に「オネゲルのソナタ」を演奏してみたいですと言ったら通じなかった事がありました。

 だいたい音楽大学に行く前にレッスンで見てもらうレベルの曲で、クロイツェルが終了した後にエチュ~ド代わりに見てもらう事が多い曲集です。今まで上げたカイザ~やクロイツェルより、さらにカプリスとなっているようにエチュ~ドから少し離れて、奇想曲になっています。エチュ~ドとして練習するのも良いのですが、より音楽的に演奏したくなります。

 基本的にはエチュ~ドではないので、一番最初の曲から順番にさらうというよりは、その時点で演奏出来そうな曲から練習していくのが良さそうです。難易度がばらばらなので、弾ける曲からマスタ~していけば、今まで弾けなかった曲にも歯が立つようになります。

 CDも出ているので、曲想を理解するのには役に立つかも知れません。もちろんVnでの演奏ですが・・・・。

 クロイツェルもこのロ~デもインタ~ナショナル版の写真を載せましたが、色々な出版社から出ているので、自分の見やすい譜面を手に入れることをおすすめします。なぜなら譜面の風景で、練習する気になる量が変わるからです。音符の間が細々となっている譜面は見るのも嫌になってしまうからです。ただでさえ、自分の技術向上のためにこの曲集達と向かい合うわけですから、同じ内容なら簡単そうに見える譜面の方が、練習する気も向上の量も多き気がします。

 ちなみに私は、クロイツェルはホフマイスタ~版。ロ~デはショット版を使いました。もちろんヴィオラ版です。
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とうとう

2010年04月27日 23時22分36秒 | 大江町
 昨日は桜の話を書きました。

 まだ肌寒いですが、春になったようです。

 と言うことで、食卓にも山菜が少しずつ乗るようになってきました。

 初夏くらいまで、色々な山菜が楽しめそうです。
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春の山形

2010年04月26日 23時59分00秒 | 山形県
 本日は南庄内でお仕事でした。途中~月山道から見える風景はまだまだ雪山が見えます。7月くらいまでスキ~が出来るのですからあたりまえなのでしょうけど・・・。最近は寒暖の差が激しいので冬のままの気分です。

 しかし、午前中の小学校へ着くと辺り一面春が来ていて、桜が満開です。日差しも暖かいし・・・・。
     

 内陸と違って、海側は既に春です。

 午後は湯田川温泉でしたので、少し早めについて街の中を散策しました。
     

 温泉街の古い街並が良い雰囲気を醸し出しています。足湯もあったのですが、本日はお湯も出ていなくてぬるい湯がはってあっただけでしたので、見ただけでした。共同浴場もあったので、今度試してみようと思いました。
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ヴィオラ Vol.24

2010年04月25日 23時50分24秒 | ヴィオラ
 ロドルフ・クロイツェル(Rodolphe Kreutzer, 1766~1831)のエチュ~ドもVn奏者には有名です。

 フランスのヴァイオリニストで作曲家兼指揮者だったクロイツェルは、L.v.ベートヴェンからVnソナタ第9番を献呈されたほどのヴィルトゥオーゾでした。(第9番はクロイツェル・ソナタとも呼ばれています)。

 そして、「42の奇想曲もしくは練習曲」は1796年に作曲されました。作曲された当時はパリ音楽院のヴァイオリン科教授だったそうです。

 このエチュ~ドもヴィオラ版があります。ヴァイオリンからヴィオラにうつったばかりの時期、音大に入ってからもレッスンなどで先生に課題としてだされる人もいるかもしれません。それだけ基礎を勉強するのには重要で、世界中で弾かれている作品かも知れません。

 第1番~第31番まではトリルの練習などがあるものの、基本的にはカイザ~の教則本とさほどレベルはかわりません。カイザ~より旋律的な部分もあって、より楽しく弾く事が出来ます。第32番からは重音奏法の勉強になります。

 この重音奏法は、難しいし譜面をさらうのが何倍もきつくなるので、めげてしまいがちですが根気よくやってある程度弾けるようになると左手の形や右手のボウイングなど全てに良い影響が出ます。

 私もこのクロイツェル教本が終わる頃には、だいぶ手応えを感じるようになっていました。

 レッスンで先生に全てみてもらった事で終わりにしては、いけません。先生にOK!をもらって、次の課題に行って終わりにするのではなくて・・・。OK!をくれたのは先生が機嫌が良かっただけかもしれないし、このエチュ~ドは何回みてもこの子は終わらないなぁ~・・・という先生の妥協かも知れないので、全て終わってから自分で何回も練習し直すのが実は一番力になります。

 特にごまかしてOK!をもらっていたエチュ~ド(先生にばれていないはずがない!!)は、全部見てからあらためて練習すると以前よりで出来るようになっているのに気づきます。

 結局それの繰り返しで、今弾いている曲に行き詰まったら出来ていたはずのエチュ~ドまで戻って、もう一回同じようなテクニックを学ぶ事をおすすめします。

 私の音大時代は、先生に今日は何番のエチュ~ド弾いてみろとしょっちゅう言われていました。もちろん暗譜で!!演奏を躓いたりするともの凄く怒られました。学生時代はこのクロイツェルの42曲とロ~デの24曲は全て暗譜していました。いや、正確に言うと、再び弾かせられそうな曲はいつでも用意していました・・・。

 今自信持って暗譜できているのは・・・・。4~5曲位かも・・・。汗。
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いわき駅

2010年04月24日 23時52分38秒 | 演奏旅行~
 昨日から福島県いわき市に仕事で行ってきました。

 数年前に行った時より、いわき駅が新しくなっていて周辺が再整備されていました。以前のイメ~ジより街全体が明るくなった感じで、人の往来も多く元気な街という印象でした。

 新しいホ~ルも出来て、街全体が活気を持つのは良いことですね。

 山形市にも新しいホ~ル出来ないかな・・・・。
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ヴィオラ Vol.23

2010年04月23日 23時24分38秒 | ヴィオラ
 私の個人的な意見かも知れませんが、ヴィオラの教則本というのは、セヴシック(Sevcik,Otakar 1852-1934) の教則本だけでほとんど事足りてしまうと思っています。しかし、その単調で地道な練習を苦にしない人は良いのですが、少しでもエチュ~ドぽさから離れて曲として、楽しみながら練習が出来るという意味では、色々なレベルに合わせた教則本がたくさんあります。

 VnからVaにかわる人が多いので、一度Vnでさらってみた事がある曲を練習するのはVaを早く演奏出来るようになると思います。指使いはほとんど同じままで、実際出ている音はVnの5度下になりますが、ヴァイオリンの教則本が色々とVa版になって出ています。

 まずは、カイザー、ハインリッヒ(Kayser,Heinrich Ernst 1815-1888)が書いた「36の練習曲 Op.20」を上げておきます。

 このエチュードをやった事がある人は多いのではないでしょうか?子供の頃のヴァイオリン教室のサブリ~ダ~本としては、かなりメジャ~なエチュ~ドです。その後にやることの多いクロイツェルに比べても重音奏法の エチュードが無いだけで、難しさはかわりはありません。ヴィオラで弾くとなおさらです。

 子供の頃にやったからとか、もっと難しい事をしたいなんて言わないで下さいね。ちゃ~んと演奏する事はかなり難しいのですよ。やはり基礎力というのは土台であって、その土台がしっかりすればするほど上に高く建物が構築できるのと楽器が上達する事は似ているのです。

 私も生徒さんの何人かに、このエチュ~ドを練習させた事があります。子供の頃に演奏した記憶で適当に見本を見せるのではなくて、生徒に出した課題をちゃんと先生の方でも練習してきて見本を見せられるというのが理想なので、たまにさらっていましたが難しくて・・・・・・。

 課題がすすむにつれて、見本で弾くのをギブアップしそうになりました・・・。

 (>(ェ)<*) こんな先生で申し訳ない・・・・。
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免許更新

2010年04月22日 23時57分33秒 | 雑記
 更新出来てさっぱりしました。前は国道13号線の家から反対側にあった免許センタ~に行かなければならなかったので、少し億劫でした。数年前に出来た免許センタ~はきれいで良いですね。

 毎度の事ながら、30分の講習で免許が更新されます。毎年のように道路交通法が改正になっているので、今日ばかりは交通安全について~自分の運転の仕方について考えなおしてもいい日です。一時停止やウインカ~の出すタイミング等、なれ合いの運転じゃ駄目なこと等々・・・。

 家までの道のりは、しっかり安全運転で帰りました。せめて今日だけでも・・・。

 いやいやまた5年間安全運転して、無事故無違反でいこうと思いましたとさ・・。
 
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また担当に・・・・・。

2010年04月21日 23時58分05秒 | 雑記
 山形Qの次回第36回定期演奏会は、私の担当演奏会になりました。

 ( ̄△ ̄;) ・・・・・・。

 山形Qでは年間4回の定期演奏会をメンバ~で割り振って、担当演奏会を1年に1回持ちます。まぁプレト~クとプログラムに書くプログラムノ~トとかを書く役目です。私は第34回で担当したばかりですが、たまたま年度変わりで近いうちに担当になってしまいました・・・・・。

 ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ あぅあぅ・・・

 またブログでも他メンバ~より休みが取れないので、結構担当はハ~ドワ~クになります。

 7/26(月)までまた切磋琢磨します。よろしくお願いします。
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山形Q 第35回定期演奏会終了。

2010年04月20日 23時57分17秒 | 山形弦楽四重奏団
 本日は平日にも関わらず、たくさんの方に御来場いただき感謝申し上げます。

 35回目の定期演奏会は、今までの中で一番困難な曲にチャレンジを出来ました。定期演奏会では今まで演奏した事がない曲をプログラミングするようにしていますが、なかなか今までのようにはいかず、さすがベ~ト~ヴェンだと思い知らされました。

 いつでもチャレンジ(良い意味なら良いのですけど・・・)という言葉を使わないですむように、少しでも楽曲の理解を深めて、自分達の(個人を含めて)レベルアップもしつつ活動を今後も続けたいと思います。

 とは言いつつも、ますます忙しくなるスケジュ~ルの中でどう時間を作ってゆくかが課題になりそうです。

 本日の演奏会に武蔵大学時代の後輩Kさんが、山形出張で来県していて演奏会に足を運んでくれました。約20年ぶりにみる彼は、学生時代の当時のままの笑顔でした。嬉しい再会でした。今は2人のお子さんの良きパパです。

 昔の知り合いと一緒にお酒を飲むと、忘れていた事をどんどん思い出します。本当に懐かしい・・・。

 またの再会を約束してわかれました。

     

 次回はバルト~クにチャレンジです・・・・・・・・・・。汗。
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L.v.Beethoven 第12番 変ホ長調 Op.127奮闘記 vol.9

2010年04月19日 23時51分49秒 | 山形弦楽四重奏団
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 9回目を迎えた奮闘記も今日でおしまいです。明日が本番なので、明日はもう奮闘しません。音楽を楽しむだけです。頑張るとか苦しいという言葉は、本番には相応しくない気がします。ゲネプロまでですかね奮闘するのは・・・。

 人の心やこだわりというものは、他人には理解不能の時があります。ちょっとした言葉や行動が他人の癇に障ったり傷つけたりしてしまう様な事が起こるのは、結局自分は他人とは違うという事なのでしょう。

 「あうんの呼吸」という言葉がありますが、長く仲良く結婚生活を送った夫婦などにはよく使われる言葉です。例えばお父さんが「あれ取って!」と言ったらお母さんが、ジャストミ~トの物を持ってくるというような・・・・・。

 親子と言うことになれば、血が繋がっているのでジャストミ~トの可能性がいくぶん高い気がしますが、夫婦という生まれも育ちも違う他人同士で、その「あうんの呼吸」が出来るようになるには、長い時間が必要なんだと思います。

 作曲家と我々プレイヤ~も所詮他人で、その作曲家の意図をくみ取る作業にはもの凄く時間がかかります。時間をかけたところで理解出来ないかも知れません。オーケストラは指揮者という肩書きの人がいて、その人にオケマンが集中するだけでとりあえず音楽が最低限成り立つ気がします。一方我々がやっている弦楽四重奏というジャンルは、指揮者という責任者を持たない他人同士が4人集まって音楽を作るわけですから、譜面づらを演奏するだけではない何かを生み出すのが難しいわけです。全員が責任者です。作曲家の深い音楽を生み出すにはこの「あうんの呼吸」が必要でしょうから、お互いへの理解と許す心がなければその道はより厳しいものになる気がします。

 特に今回第35回目を迎えた山形Qの定期演奏会で、L.v.Beethovenの第12番を練習してきてその事が強く認識できました。

 何があっても明日は、他のメンバ~を信頼して演奏してゆこうと思います。

 と言うことで、とうとう待ったなし!明日の宣伝です。

 2010年4月20日(火) ~開場18:00、開演18:45

 文翔館議場ホ~ル

・プレ・コンサート:18:15~Ensemble Tomo's
          茂木 智子(Vn.)・田中 知子(Vla.)

プログラム
・L.v.ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 Op.127
・尾崎宗吉 小弦楽四重奏曲 Op.1(1935) 
・F.J.ハイドン/弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.74-2
                  ~アポニー四重奏曲~
入場料
前売り:1500円
当日券:2000円 (全席自由)
チケット取り扱い→(株)富岡本店・辻楽器店


 それでは美味しいお酒が飲めますように・・・・。
     
     
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L.v.Beethoven 第12番 変ホ長調 Op.127奮闘記 vol.8

2010年04月17日 23時54分22秒 | クァルテット
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 第12番を演奏会のプログラムにのせてから奮闘してきた日々を書き続けてきましたが、もう定期演奏会は目前に迫っていて、正直なところもう少し奮闘する時間が欲しかったなぁというのが、感想です。一昨日の練習日に、やっとのことで全曲を通すことが出来ました。録音をして聞いてみましたが、どうも実際に出ている音とのギャップが大きくて・・・。

 例えば、実際は雑音的な音が出ていても、録音ではその部分はカットされて音の芯の部分しか収録されていません。倍音がなっている音かどうか?は録音では分かりづらくて、ただ単に音程の問題しかチェック出来ません。生演奏の間に感じている各パ~トのバランスも稚拙な録音機では本当に分かりづらくて・・・・・・。

 もう少し、艶というか責任を持った音を個々が出していかないと本番中に辛くなってしまうかも知れません。ただ、この難曲を躓くことなく、全曲通せた事は手前味噌ながら少し安心出来ました。プロっぽくない発言ですが本音です。

 演奏会の舞台の上にのせるためには最後まで諦めないで、より良くなるように精進しないとせっかく書かれた作品に対して悪いですね。あまり使いたくない言葉だけど「頑張る!」しかないですね。

 美味しいお酒を飲みたいですから・・・・・・。

  あと定期演奏会当日まで3日!!(戦艦ヤマト風・・・。次回に続く)
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L.v.Beethoven 第12番 変ホ長調 Op.127奮闘記 vol.7

2010年04月14日 23時54分46秒 | クァルテット
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 本当は免許の更新をしに行こうかと思っていたのですが、山形Qの定期演奏会の後でもぎりぎり間に合うので、本日はたまの休日を有効に使いました。

 一日中ドップリとL.v.Beethovenの弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 Op.127に頭の上まで浸かっておりました。

 あ~でもない!こ~でもない!ここはやっぱりこのフィンガリングで!!!いやさっき永久にこのフィンガリングでと思ったけど、やはりこのフィンガリングで!!!!

 スコアをじぃ~~~!! ( ̄~ ̄;)ウーン・・・

 あ~疲れた。珈琲飲む間にCDでも聴いて・・・・。

 そしてまたあ~でもない!こ~でもない!

 スコアをじぃ~~~!! ( ̄ ̄ ̄~ ̄ ̄ ̄;)ウゥ~ン・・。

 あ~疲れた。お茶でも飲む間にまた違うCDを聴いて・・・・。

 あ~でもない!こ~でもない!!

 ( ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄;)ウ~~ン・・・・・・・。

 とにかく1日中こんな感じの一日でした。山形Qで今まで演奏してきた中で一番難しいんじゃないですかね?今更ながら。それというのも、Beethovenの書いた音楽が、藤子・F・不二雄風に言うと「奇妙キテレツ」で・・・・・・。

 自分の今まで演奏してきた曲の中で、もっとも自分の指癖から外れてゆく曲のような感じがしました。Beethovenは晩年になって誰にも気を使わなくて良い立場で、最後に自分の思うがまま作曲したらこういう曲が出来上がったのでしょう。

 演奏者の身にはなっていませんものね。

 ( ̄□ ̄;)ア~ウ~

 明日も山形Qの練習日です。

  あと定期演奏会当日まで6日!!(戦艦ヤマト風・・・。次回に続く)
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ヴィオラ Vol.22

2010年04月13日 23時53分35秒 | ヴィオラ
 高校生や大学生、社会人のオーケストラヴィオラパ~トを指導しに行くことが年に数回あります。その中の会話で、ヴィオラ奏者は肩こり、首の痛み、頭痛、手の痛み、背中の痛みなど様々な痛みと闘いながら、演奏活動をしているという事実に吃驚させられる事が、多いです。

 ヴィオラ奏者はヴァイオリン奏者より重い楽器を支えていて、体に負担が大きいのは理解出来ます。楽器も弓も重いのです。だから指導者側でも体の大きい子をパ~ト分け段階で、ヴィオラにまわす傾向があります。

 ヴィオラを演奏するという事は、体に負担がかかるのが当たり前だから、少々の体の痛みを伴いながら演奏するのは諦める事だと思っている人はいませんか?以前の私もそういう考えを持っていました。所謂根性論みたいな・・・・。

 実は、その痛みをとる方法が楽器を上達させる方法とリンクするという事に気づいていない指導者や演奏者が多いのは、残念な事です。例えば、全く合っていない肩当てを(付け方さえ間違っていることも・・・)使用していたり、楽器の構え、弓の持ち方・操作の仕方等々が痛みの原因のことがありますが、そのほとんどが「体の力の入れ具合」だったりします。(ちなみに私は肩当てを使用していません。)

 指導者に脱力して演奏しなさいと言われても、生徒の方でははっきりとした音を出すことを要求されるし、どこの筋肉の力をどれくらい抜けば良いのか?理解出来ないのが普通です。

 体のあちこちを痛めた経験を持つ私の経験から言わせてもらうと、結局本人の実験心が一番効果がある気がします。痛いのを我慢するのではなくて、どこをどうした時に痛くないのか?を自分で捜す事です。

 不確かな情報ですが、マリナ~ズのイチロ~選手は打席に入って脱力するためには、膝下の力を抜く事を心がけているそうです。

 偉そうなことばかり言って、ヒントも何も書かないのは卑怯な気がしますので、私が一番最初に「これだ!」と思った脱力の方法を書いておきます。

 「歯を食いしばらないこと!!」速いパッセ~ジやffの所で、歯を食いしばる事を自然にしている事があります。その時意識して歯を食いしばらない事をするのを癖にすると、音の伸びもでますし、指も少しはまわるようになります。

 みなさんも色々試してくださいな。

 ヴィオラを演奏するのに痛みは伴わないはずです。
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