らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

2007年もあとわずか。

2007年12月31日 02時55分38秒 | 雑記
 なんのかんのしているうちに2007年の大晦日になってしまいました。
「偽」という漢字が今年の漢字に選ばれて、行政や食品その他もろもろ「偽」というキワードの事が世間では起きました。私はというと慢性的多忙症のため数々記憶がとんでいますが、充実した日々を送らせていただきました。年末には肩を痛めましたが、順調に回復しています。心配ありがとうございました。お医者さんから「血の循環は大切。血行を良くするように」と言われてましたので、温泉に行ったりや体操も頑張ってやりました。

ということで忘年会をと思い昨晩は近所の「龍馬」に行き美味しいお酒を飲んで参りました。帰宅後、力が抜けてZZzzzz。
さきほど目が覚めてしまって、ブログ更新しています。

今年は、山形弦楽四重奏団の活動頑張りました。定期演奏会以外でも数々依頼演奏会が入り、オーケストラのスケジュールの割には演奏活動が充実したものになったと思います。音楽ジャーナリストの渡辺和氏によると巌本真理Qほどはいかないものの常設クァルテットの今年の最多演奏回数は、57回だそうです。

その記録を出したのはクァルテット・エクセルシオという団体です。
http://www.quartet-excelsior.jp/
ここのメンバーのヴィオラの吉田さん、チェロの大友さんは山形響にもトップとして手伝いに来てくれた事があります。私達とははるかにレベルの違うクァルテット団体ですが、こういう団体がなぜ日本中で引っ張りだこにならないか?疑問です。山形の文翔館あたり呼んでくれないですかね?実現できたらぜひ聴きに行ってみたいです。

本当に57回が日本で最高演奏回数ならば、山形弦楽四重奏団はかなり日本で上位の演奏回数を誇っているではないかぁ~??品質はともかく回数では・・・・・・・。活発な活動しているといえるのだろうな。ひとえに私達に演奏会を依頼してくださるクライアントのみなさんのおかげです。旧年中は本当にお世話になりました。

定期演奏会に関しては、たくさんのお客様の支えのおかげです。来年の一発目は1/30に文翔館にて第26回定期演奏会があります。後は3回(4月、7月、10月あたりに予定しています。オケのスケジュール次第ですが)。春先にも福島県いわき市の方で、演奏会の予定が入っています。来年はさらに頑張っちゃう予定なので応援よろしくお願いします。

皆さんにとっても来年2008年はより良くなりますようにお祈りしています。
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カルミナQ

2007年12月30日 00時39分20秒 | お気に入りのCD
 カルミナQ(スイス)
私はこのクァルテットが来日したらかならず聴きに行っていたくらい好きだ。お茶の水の旧「カザルスホール」に多分西武信用かなにかの協賛で数年来日して演奏会を開いていた。プログラムが違えば、時間が許す限り聴きに行った。

私が弦楽四重奏というジャンルをはじめてすごいなぁと思ったのも、好きになっていったのもこの団体の生演奏のおかげである。オーケストラから始まった私の音楽活動だが、弦楽四重奏は難しそうだが勉強して知るようになれば、きっとはまるだろうなぁという予感はあった。

カザルスホールが売買された頃「カルミナQ」は日本に来なくなった。カザルスホールの存在って日本の室内楽界にとってはすごく大きい存在だったと思う。コンサート後のお茶とか本当に良い思いで。
DENONという会社が、スメタナQの解散後に後継Qとしてレコディーングしていったが、それもDENONのクロスオーバ化により新譜が出なくなってしまった。来日しなくなったカルミナQは日本には情報があまり無いが世界各地活躍しているらしくて、CDもその後、別の会社から数枚出している。DENONとの契約が続けば、ベートーヴェン全集とかモーツァルトやハイドンのCDがもう少しでていたかもしれないのに残念だ。

海外レーベル等には色々あるが、日本でのデビュー盤がこれだ。
シマノフスキーの弦楽四重奏曲第1・2番とウェーベルンの小品。
はじめて聴いたとき当時の私にとって「大激震」だった。
CDの完成度は言葉では表すことは出来ない。

本当に人間(4人)の出来る仕事の限界ははるかに超えていると思った。

CDでは完成度高いが、生演奏は傷が多い団体も世界には多い。
彼らは生演奏の方が完成度の上にさらに魅力的なオーラを発するのだ。

今はデビューの頃の演奏と違い独自のオリジナル演奏化(古楽化)して(それはそれで好きだが)いるので、昔の演奏は今となっては貴重な記録である。音大の図書室に行ってシマノフスキーの譜面借りたりして勉強したが、自分の能力のなさに嫌気がさして止めたのも良い思いでである。いつかは演奏したいと思っているが。
HMVジャパン
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これは、はまりますね。

2007年12月28日 17時02分23秒 | お気に入りのお店
 昨日で山形Qの練習やレッスンなど今年の用事はすべて終えて、後は年賀状を書いたり部屋の大掃除と年末の雰囲気になってきました。

 せっかく休みの初日と言うことで先日も紹介しました「亀次郎」に行って美味しいお蕎麦を食べてきました。

 お気に入りのお店?なのかどうかわからないのですが、このカテゴリーで紹介したいスポットを見つけました。「亀次郎」のすぐ隣りに朝日町和合の農家の方がやっているという「産直市場」があります。朝日町と言えば「りんご」というくらい多種の林檎を安価で販売しています。

これはその産直で買った物です。ビールにみえますが・・・・・。
     

 林檎ジュースです。一杯50円!!安い!!

ただの林檎ジュースではありません。日本で3台しかない「手動リンゴしぼり機」という機械で、その場で林檎一個まるごとから一杯分しぼった生ジュースです。普通の林檎ジュースと違って、しぼりたてなので赤くないです。何ともいえないまろやかな濃厚な味がします。近くにお寄りの際はぜひ体験してください。本当に美味しいですよ。

 「手動リンゴしぼり機」の写真を撮る許可を店のおねぇさんにとったら「なんだぁ~しぼっている時に写真撮ればよかぁ~たでぇねぇかぁ~?」と言われましたが、協力して布巾をどかしてくれたり、コップを置いてくれたりしました。
     

セリや干し柿、豆などを買って帰宅しました。
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ネット社会の恐ろしさ

2007年12月28日 03時01分36秒 | 雑記
 自分でブログなんてものを書き始めて1年ちょっとになります。このgooでは数ヶ月ですが。自分の意見や感想などを自由に発信出来る「文字版放送局」みたいなものです。内容は本当に自分勝手に不定期に更新しています。

 このブログは不特定多数の方々が見ています。人間の言葉や文字で人を「傷つける」「蔑む」「誹謗中傷」などしようと思えばいくらでも、すぐに出来ます。そんな文を見たくない人はアクセスしなければ良いのですが、一度書いてしまって他人に読まれてしまってからでは、すべて遅いという事になってしまいます。ネット上に自分の文章を流すという事は「責任」があるという事が最近つくづくわかってきました。

 ネット社会は本当に人との繋がる距離を飛躍的に伸ばしてくれました。昔の電話では海外とは長距離電話など恐ろしくて出来ませんでした。今はメールやネット電話などで気軽に行う事が可能です。ブログなどのコンテンツも誰でも行えるようになりました。

 ただ匿名で掲示板や他人のブログ等に書き込めるというのは「本当に恐ろしい事なんだ」とつくづく思っています。
ブログを書いている側は、実は匿名ではないんです。匿名の読む側が起こす「あらし」「祭り」「炎上」等、ネット社会の恐ろしさがあり、「発言の慎重さ」「発言の恐ろしさ」などからブログ更新が滞り、閉鎖なんて事になりかねません。

 文章の読解力低下や会話力低下などによる誤解で物事が悪くなる事があります。
例えば学生のとき台湾の留学生の友人がいました。彼女のチョットした失敗を励ますために私が「ばぁ~かだなぁ元気出せよ」みたいな発言をしたとき、彼女は「私は馬鹿じゃないよ~!!」と怒り私のほおを殴った事が昔ありました。後に他の留学生から説明されて私に謝ってきましたが・・・・・・・。

 それと同じような事が日本人同士「日本語」で会話しているのに会話のイントネーションなどから裏を読みすぎたり、読まなかったり、本当に自分の言葉がこの人にちゃんと自分が意図したように通じているのだろうか?と思う事が年々多くなっている気がします。

 昔の人は「話している人の目を見ながら聞きなさい」等、たくさんの言葉を残しています。


 でも目を見ながら聞いているふりをする若者も増えている気がします。聞いているふりをして言葉は右の耳から左の耳へ抜けて行くのでしょう。本人は会話できている(日本語をマスターしている) と思っているかもしれませんが実は、他人より劣っているのかもしれません。自分もそうかもしれませんが。

「今日耳日曜~」昔はやりましたね。

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 あとネット社会とは関係ない事かもしれませんが、今の世の中は「あげあしとり社会」になってしまっています。
他人の起こした間違いを「あげあし」をとり転覆させるのが流行しています。いつからですかね?
ますます殺伐とした世の中になっていくのですかね?
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ドイツレクイエム

2007年12月25日 23時04分49秒 | 山形交響楽団
 本日山形響は、山形テルサにて特別演奏会ブラームスの「ドイツレクイエム」を演奏した。お客様も超満員だった。これで山形響の演奏会は今年すべて終わりで冬休みに入る。今回はリハーサルは全くなしで、録音に2日間費やされた。補助金がどっかからかおりたということで急にセッション録音になったわけだが、リハーサルなしでいきなり録音というのは通常行われるものだろうか?私はそんな話しは今まで聞いた事もない。一年前から演奏会の予定は入っていたわけで、演奏会のための(良い演奏をするための)リハーサルということで認識していた私が馬鹿なのか、どこかが足りなかったのかわからない。

 時間もなかったので、とびとびの録音~駄目出し~また録音の繰り返し。音楽監督も合唱団ばかりにあたるが、彼らの指導等~ちゃんと準備をしてこなかったのは彼の監督責任をとわれても仕方がないことだと思う。最初から録音ありきならば、やりかたがあったのではないのだろうか?合唱団に悪態をつくのではなく導く力は彼にはなかったのだろうか?

 リハーサルを録音にとられて苦労したのはオーケストラと合唱団だったように思えてしかたがない。リハーサルをして本番をして、録音するべきだろう普通は。怒。本番まで全体の演奏の感じがわからず、一発勝負の演奏会になってしまったように気がしてしまう。今年最後の演奏会なのに後味悪い。

 怒られても馬鹿にされても何とか本番を乗り切った合唱団に今回は拍手を送りたいと思う。本番の出来が一番良かったよ。熱いものが伝わってきたからね。「ドイツレクイエム」は名曲だが、ちょっとやそっとで出来るほど甘くない難曲なのだから、ミスがあって当たり前。それより最後のカーテンコールで音楽監督がした態度が良くないと思う。まず楽団員より、厳しく自分があたった合唱団に対して賞賛を送るべきだった。レベルとかの問題ではなく、毎日3日間立ち続け頑張った彼らに「賞賛」を送るべきだったと思えてならない。レクイエムはオーケストラではなく合唱が主役だからね。

 お金をとる演奏会を行う以上、私の考えはプロとして甘いかもしれない。良い演奏、最上の演奏を目指すという考えからは確かに厳しさが足りないだろう。しかし企画の段階からの責任は誰にあったのかと言う事である。

以上は私の意見であって、山形響&合唱団&関係スタッフ等の意見ではありません。あしからず。
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カラヤン

2007年12月19日 23時49分51秒 | お気に入りのCD
 来年2008年1月26日(土)・27日(日)に山形交響楽団第186回定期演奏会が山形テルサにて行われる。
プログラムはニューイヤー的なものだが、
メインはドヴォルジャークの交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界から」である。

この名曲は、私自身何回も演奏したことがあるし、世界中で演奏される回数はもの凄い数になるだろう。CDも何種類有るのか?演奏するときも「また新世界かぁ~?」みたいになることもある。それでも良い演奏はしたいので、演奏会前にCDを聴いてイメージトレーニングするときもある。もちろんその演奏の真似をするわけではない。

やはり名曲だと思わせてくれるのは、セル&クリーヴランドなどあるが、このカラヤン&ウィーンフィル盤は外せない。今思い出したが、昔セルがクリーヴランドの音楽監督時代にコンサートマスターをやっていた「なんとか?」という指揮者でセルの作ったBowing譜でこの「新世界から」を新日フィルの定期演奏会でやった事があった。通常あり得ないBowingだったが、やりなれてくると「なるほど!」と思ったのは蛇足の懐かしい思いで。

「えぇ~?カラヤン?」

 カラヤンと言えばクラシックにはまり始めた人は、誰でも購入する機会がある指揮者だ。盤の数はもの凄いし、SPからLP、CD、DVDなど、どの新しいメディアが出ても一番最初に録音が出る指揮者で、値段も一番最初に下がっていくから誰でも購入するのだ。しかしクラシック音楽に多少詳しくなると「カラヤンなんて聴いているの遅れてるよ。これからは~の時代だ」みたいな事を誰でも一度は語ったことがあるだろう。しかし、本当に色々な彼の演奏を聴いていくとやはり凄い!カラヤンが音楽監督時代のベルリンフィルなどはオーケストラも凄すぎて、鼻血が出そうになる。

 このCDを私が購入した理由の一つはジャケットに以前レッスンを受けたことがあるJ.シュタール先生がヴィオラのトップを弾いている写真だったからだ。聴いてみて「こんな演奏の中に自分がいれたらどんなに幸せなんだろう!」と夢をいつも見させてくれる。ちなみにこのCDは交響曲第8番も入っていて、そちらは超名演なのだ。もう一つちなみに来年はカラヤン生誕100周年だそうだ。

 1月の定期演奏会頑張るよ・・・・・。
HMVジャパン
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そば屋「亀次郎」

2007年12月18日 23時33分32秒 | そば処~山形
 長期の演奏旅行などに出かけると「山形に帰りたい~」とホームシックになることがある。そこで少しでも山形の味を求めて各地の蕎麦屋さんに入る事が多い。もちろん山形の蕎麦とは違うが、それでも少しは気持ちが満たされる。山形に帰ると「まずお蕎麦食べたい」と思う。山形県各地に名店と言われる蕎麦屋さんが有るのは知っている。

 しかしそんな時は、ほとんどこの西村山郡朝日町の「亀次郎」に行く。
  亀次郎HP

店主と女将さんの人柄がまず良い。店構えも良い。自家製蕎麦粉を使っての蕎麦はまた格別。
     

 女将さんがクラシック音楽が好きみたいで、よく山形Qの演奏会にも来て下さる。そんなことは差し引いてもお世辞ではなく、ここの蕎麦は店主の気持ちが入っている気がするのだ。

 私はよく冷やしたぬき蕎麦を頼むが、この天かすでさえ気配りがあり、まるで「星くず」のようだ。他に天ぷらやサンマの煮物、そばがき、手製の豆乳ゼリーなど美味しいメニューがたくさんある。

 (写真)は絶品の冷やしたぬき蕎麦
     

 朝に「りんご温泉」に行き、お昼は「亀次郎」に行く。私の贅沢休日だ。

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3日間連続演奏会

2007年12月17日 01時13分21秒 | 山形交響楽団
 山形交響楽団米沢演奏会、第185回定期演奏会、庄内酒田定期演奏会3日間の演奏会終わった。
久しぶりに(3月以来?)純粋な客演指揮者(山形響のなんらかのポストを持たない)が来ての定期演奏会だった。客演指揮者の魅力というのは、指揮者側でもオーケストラの実力や事情などを知らないという事もあり、色メガネなく純粋に良い演奏(音楽)へと全力で向かう。オーケストラ側は客演指揮者に対し、どんな人なのか?どんな音楽を要求してくるのか?気を抜く事が出来ないし、新鮮な気分で練習出来る。アンサンブルやバランスの取り方、音楽の解釈など別の角度から、普段と違う練習の進め方などオーケストラ側にとっても良いリフレッシュになるのだ。今回の客演指揮者藤岡幸夫さんもオーケストラに気を使いながら、山形響から力を引き出していたと思う。つい10年位前までは、山形響は年間6回の定期演奏会で常任指揮者の村川氏は1回棒を持つだけだったので、5回は客演指揮者が来県していた。定期演奏会と言えば団員にとって客演指揮者の演奏会のイメージがあった。定期演奏会が年間8回、庄内定期演奏会年間4回、モーツァルト定期年間3回、他自主公演約3回となった今は、音楽監督・他指揮者陣でほとんどまかなっているので、年間2回位客演指揮者がくる勘定だ。それが良いか悪いかという判断はヒラ団員がするべき事ではないと思うが・・・・・・・。

ただ演奏していて楽しい演奏会だった。


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疲れたとぼやいていたら・・・・・。

2007年12月12日 23時36分01秒 | 雑記
 昨日今年の疲れがピークと言っていました。最近、両目どちらかがけいれんを起こす事が多く、「文翔館みたいな暗いところで譜面読んでいるから、目が疲れているんだ」と思っていたら。

 目のけいれんは全身の疲労ですよ。と言われ・・・・・・・・。

 昨日の夜から、じゃ~ん「四十肩」になってしまいました。右手が、肩より上に痛くてあがりません。急だからエキストラも見つからないし、仕事を途中で放棄するのも嫌なので今回の定期演奏会は、死ぬ気で頑張ります。演奏中に痛みで冷汗が出ます。もともとの腰痛とダブルパンチです。

 定期演奏会終わったら、カイロプラクティクでも温泉でも行って治す事にします。よりによって・・・・・今ですか?
QPコーワゴールドで我慢です。

 普段の行いが悪いので、罰ですね。(自覚症状あり)
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師走

2007年12月11日 22時00分50秒 | 雑記
 師走になり、雪が降りそうで降らない日が続いています。中途半端な気温で、日によって上下するので体調管理も難しいところです。今年も例年以上に忙しいスケジュールをこなしてきた?ので師走に入り、どっと疲れが出ました。山形響のスケジュールはぬけぬけになってきたのですが、1日2日の休みでは(完全休日はない)疲れは抜けない年齢になってきました。

 我が家の犬たちも寒くなってから暖房機の前を移動しません(写真)。
寒いと散歩も行きたがらないので、すっかり「食っちゃ寝~」です。寝るときは良い湯たんぽ代わりなので彼らの存在価値は高まっています。

 毎日、せわしなく何かに追われている気がします。さっさとかたづければ気持ち的にも余裕が生まれるのですが、それがなかなか・・・・・。毎日やるべきことは増えていくようです。

 あ~あ~すっきりしたい。


 ネタが全然無いので、少し日記的にぼやいてみました。山形響は今日から第185回定期演奏会のリハーサルに入っています。山形響のヴァイオリンパートってショスタコーヴィチの音楽に合うんですね。なかなか良い演奏会になりそうです。


 

 
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御当地ソング

2007年12月10日 01時07分10秒 | 音楽
 御当地ソングと聞いて皆さんはどの曲が浮かぶだろうかか?「津軽海峡冬景色?」「横須賀ストーリー?」「長崎は今日も雨だった?」「大阪で生まれた女?」まだまだ地名が入った御当地ソングは存在する。~ブルースとか、~慕情とか。こういう歌謡曲の世界の御当地ソングとは意味合いが少し違うかもしれないが、クラシックの世界にも御当地クラシックの曲は多く存在する。

 昨日12/9(日)南陽市民会館にて山形響は演奏会を行った。演奏会は南陽市制施行40周年記念コンサートプログラムで、メインは南陽市民合唱団との競演で安達弘潮作曲の~混声合唱のための組曲 南陽讃歌「白竜湖」という合唱管弦楽曲であった。

 作曲者安達弘潮氏の指揮であった。ちなみに彼の経歴をプログラムから抜粋させていただくと
安達弘潮(作曲家、指揮者)
 1935年、山形市生まれ。1957年、山形大学教育学部特設音楽科卒業。作曲、指揮、ファゴットを中田一次、トロンボーンを山本正人、作曲を下総皖一、斉藤鉉吉の各氏に師事。1967年、弘前大学教育学部教官、1969年、弘前大学フィルハーモニー管弦楽団を結成、以来、常任指揮者を務める。1981年、文部省在外研究員として米国ミシガン州立大学音楽学部で研修、2000年3月定年退官。2001年、弘大フィル出身者で結成された「安達記念オーケストラ」は、本年で第7回目の演奏会を開催。現在、弘前大学名誉教授、東北女子大学教授。
                  

 このようにクラシックの世界のメインストリートではないかもしれないが~世界中で演奏されたり、CDになって売れたりするわけではないの意~ここ山形には多くの御当地クラシック音楽がたくさん存在している。

 思いつくままに列挙すると、
佐藤敏直 交響讃歌「やまがた」
神津善行 交響詩「月山」~天童より仰ぎ見て~
服部公一 交響楽「蔵王」
などなど。このほかにも名前をど忘れしている作品がたくさん存在している事は認識している。世界にプレイヤーは多く存在すれど、これらの曲を演奏した事があるのは山形響をはじめとした(プロ/アマ)山形県のオーケストラの奏者だけである。(他県からエキストラ参加した人は除く。)

 ほとんどの曲が自治体などの委嘱作品なので、今回のように市制施行~周年みたいな演奏会がないとなかなか聴く事も出来ないのが現状。現代に作曲された曲なのに前衛的ではなく、初めて聴く人の耳にも優しい曲が多いのも特徴。CD化もされる可能性は0%に限りなくちかいので、生演奏のみがその作品に触れる事の出来る唯一の手立てだ。残念でしかたがない。

 現代音楽~邦人作品などに興味がある私にとってこれらの作品を知るには演奏するかネットで調べるしかなく、調べたところで情報も皆無にちかいので残念に思っている。邦人なかでも山形の作曲家達の包括的資料などがまとまっているものはないだろうか?存在しないなら自分でやるしかないか・・・・・・・。この多忙の中ではそれも難しい。

 弦楽四重奏団を組織して演奏しているので、特に弦楽四重奏曲を作曲している山形の作曲家、曲名、譜面の有無など情報をいただければうれしい限りである。
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音楽についての発言

2007年12月08日 23時49分49秒 | 音楽
 R.シューマンは、「音楽について話す時一番いい話し方は、何も語らない事である」という名言を残した。演奏会などやCDを聴いて評論家が語った事は、大変多くの影響を与えてしまう。あるCDを大評論家の先生が、「この演奏は全然良くない!」と権威ある雑誌で発言したとしよう。それだけでそのCDの売り上げは下がるし、CDを買った人もそのCDをやになってしまうかもしれない。しかし音楽の感じ方というのは人それぞれで、それでもその演奏を最高に良いと思う人もいるかもしれない。音楽家が10人いれば10通りの考え方、感じ方があり、そのすべてが正しいのである。L.v.Beethovenのヴァイオリン協奏曲のCDがあると、グリュミヨーだって、ズスケだって、シュエリング、ハイフェッツ、ミルシテイン、スーク、クレーメル、ペーターツィンマーマン、パールマン、ズッカーマン(10人あげるのしんどい)だってすべてが良い音楽なのである。後はリスナーの方の聴くタイミング(環境、境遇、気持ちなど)で左右される好き嫌いだけなのだ。だから評論家さんには悪いが、彼らは彼らという立場で自分の感じた事を信じた方が良いと思うのである。

 山形響の団員さんの中に私のようにブログや日記を書いている人が結構いるが、音楽について語ったときそれはその人の感じた事だったり考えなので、その考えが山形響の団員の考え方すべてではない。例えば山形響ファンの方に昨日の演奏会は全然良くなかったんですって?と質問されても「どこからそんな話が湧いて出てきたの?」ということになる。そのとき私は「昨日の演奏会はすごく良い演奏会だった」と思っているかもしれないのに。その反対のときもある。誰の考えが正しいと言っているのではない。団員一人一人が違う感じ方を持って当たり前なのだ。すべてが「その人に」とって正しい事なのだ。

「あいつは全然わかっちゃいねえぇよ」ではなく「あいつはそういう風に感じたんだ」で良い。くどいようだけどレヴェルの差はない。音楽は色々個人で楽しめば良いと思っているので、音楽について私の発言を参考にされてもいっこうにかまわないし、暇つぶしに読んでいただくのも喜ばしい事であるが、このブログを読んだ方だけでも、最後は自分の音楽を見つけていただけたら幸いである。


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負けた・・・・・・。

2007年12月07日 22時40分58秒 | 雑記
 山形響の練習後(南陽市民会館)、お気に入りの喫茶店「田園」に寄り早めの夕食をとった。帰り道、妻が前から欲しいと言っていた食器洗い機と生ゴミ処理機を長井市のヤマダ電気に見に行く。夫婦共働きの家庭なのでなるべく家事を軽減するために食器洗い機は購入する予定なのだが、色々なタイプがあり、自宅の台所のどこに置くか、工事はどうするかなど迷ったあげくにカタログを持ち帰り検討することにした。

 店を出ようと歩いていると私の後ろ髪をひくものが・・・・・・。

 ( →_→)ジロ! 視線の先には・・・・・・。

 iMac

 ・・・・・・・・・・・・・・

 以前より主力で使用している青白G3が、インターネットや譜面書き等の作業に力不足になってきたことなどから新しいMacが欲しかったのだ。

 ρ(-ε- ) イジイジ

 店員さんが間髪入れず近寄ってきて今日までセールだから安いを連呼!
いやさらに下げますを連呼。

 (ノT_T) 欲しいのはやまやまだけどお金が・・・・・・。

 ・・・・・・考え中・・・・・・・・

 「プロバイダー乗り換えなら更にまけますよ」


 (#O_o#) Wao!!

 ・・・・・・考え中・・・・・・・・・

 _(U_U。)負けました。

 貧乏人なのに我慢することも出来なかった。


         ( ̄(エ) ̄)y-゜゜゜私の財布には厳寒の季節がきた。
 
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プロオーケストラのオーディション

2007年12月06日 01時42分05秒 | 音楽
 プロのオーケストラに奏者として入団(就職)したい場合は、オーディション(入社試験)を受けなければならない。管楽器などのように定員が一応決まっている楽器(パート)は、団員が辞めるとか、増員するなどの状況がないとオーディションは行われない。山形響の場合20年以上募集をしていないパートもある。ベテランの山形響団員さんの話によると昔は、団員募集の告知をしてもなかなか受験してくれる人がいなかったそうである。

オーケストラの業界では音楽大学を卒業した後、現場実地(エキストラ等の仕事)をして経験を積むというフリーの演奏家という立場の若い人達がいる。今社会的問題になっているフリーターやニートとは違い、フリーの演奏家はオーケストラ業界にとって必要不可欠な昔からの職業の一つであるが、世間はその安定しない職業を認めない。私の両親も早く就職しろと会う度に言っていたものだ。自分から自由な活動をしたいということでフリーという立場を選択する人達もいる。バブルの頃ならいざ知らず、崩壊後は演奏家はフリーの仕事が減ってきており、そういった音大卒業生を誰でも彼でもオーケストラ側は使用出来なくなってきている。ちょっとしたコネクションみたいなものが必要になる。師事していた先生の紹介とか、仲良くしていた先輩の紹介とか。新音大卒業生は、少ない仕事先で真面目にやって信用を積み重ねていかないと次の仕事にありつけない。バブルの頃は、例えば豪華結婚式などの祝宴演奏や豪華客船のレストランでの演奏、スタジオ系の録音のお仕事、歌手の全国ツアーなどのどさまわり仕事、オーケストラも大編成の曲をよくプログラミングするなど、オーケストラの団員よりフリーの方が稼ぐ事が出来た時代もあった。しかし今は仕事が無い。

仕事が少なくなればフリーの演奏家たちも安定した職に就こうとするが、オーケストラの団員は辞める人は少ない。オーディションがあれば、毎年必ず生みだされる多くの音楽大学卒業生とフリーの演奏家達で、その限られた席を争う事になる。例えばこの間聞いた話では、都内のオケがオーボエを募集すればたった1つの席に100人以上の人が受験に来るそうである。オーディションによっては合格者がでないときもある。フルート、クラリネットなどの人口が多いパートや一つのオケに1人しか必要ないチューバなどのオーディションには特に人が集まるそうである。

今回のオーディションが駄目だったら、次のオーディションまでにまた新たな卒業生が出てくるのでプロオケに入団したい人は増々増えていくだけである。しかしこの不景気でオーケストラも増員は無いし、新しいオケが出来るという話も聞かない。今のフリーの人は大変なのだろうと思う。ほとんどのオケの受験資格は年齢制限があるので、それに達すると優秀なプレイヤーなのに生活のために廃業する人が出てしまう厳しい世界なのだ。

ただこの状況のおかげ?かここ数年の山形響のオーディションにはたくさんの優秀な方が応募してくださる。地方のオケにとっては悪いばかりではない。

受験者の人生(生活)までかかっているのでいい加減なオーディションは出来ない。団員には投票権が与えられているので、仲間になれる人を真剣に選ぶのだ。ただ自分がオーディション受けた時を思い出すので、会場は今でも嫌なものだ。お客さんの前で演奏するのとプロの団員の前で弾くのは気持ちが全然違う。足は振るえ、冷や汗の連続なのだ。

2度と経験したくないことの1つである。
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ブログ

2007年12月05日 22時15分16秒 | 家族・親族
 昔、AppleComputerのMacintosh用のソフトにHyperCardというのがあった。Mac用のOSも当時から様変わりしたが、HyperCardほど用途が幅広く楽しく使えるソフトは未だに出会えない。OS10.5用のHyperCard出してくれないかなぁ~。そのHyperCard用のフリーソフト(スタック)で1996~2002年の6年間日記を書いていたことがある。今読み返すと若いなぁ~の感想。

 今、書いているブログも後何年かすると・・・・・。書き始めてネタが無くなれば、何日も書かないというスタンスで始めたブログだが、アクセスしていただいている人がここ最近急に増えているため、それじゃ不誠実だろ!とちょっとした義務感みたいなのが生まれてきた。

 でも書くことない時はどうするか思案していた。色々考えたあげく、CDの紹介カテゴリーをつくった。しかし、あまり不誠実な事も書けないので、もっと安易に書ける事はと捜していた。

 あった!


 犬の事だ。

 音楽からかけはなれている犬のことを書こう。
これからはCDか犬の話は、「ネタが無いんだなぁ~」と思っていただいて結構!!


 うちの「ぴのこ」(フレンチブルドック・メス)はこうやってブログを書いているときもべったり甘えてくる。コンピューターをかたかた打って自分が無視されるのがとっても嫌なのだ。家にはもう一匹いるのだが、この「ぴのこ」は私が、一目ぼれして妻には相談しないで勝手に購入してしまった犬だ。中国地方から空輸で庄内空港まで来て、雨の日に迎えに行ったのを今でも覚えている。全くの健康体なのだが、唯一アトピー~アレルギーを持っているので、顔はチンパンジーみたいに毛がなくなってしまった。見た目は貧相だが、それもまた可愛い。何時までも元気でいて欲しいと思う毎日である。
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