らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

日の出

2009年04月29日 08時47分08秒 | お気に入りのCD
           (写真)今日の寒河江市柴橋あたりの日の出

 私の場合だけかもしれませんが、夜の演奏会があると神経が興奮してしまって全く寝ることが出来なくなります。舞台で演奏している19~21時位にその日のピーク(精神的にも体的にも)を設定する習慣が、この職業をし始めてからあります。

 夜の本番が多い都内のオーケストラなら夜中の2時・3時まで起きていて、午前中はゆっくりでお昼からまた違う練習なりゲネプロなりをこなしていくのは別に良かったのです。10年位前までは午前中は真夜中に感じていたくらいでした。汗。

 なかなかその習慣が抜けないのですが、山形響はそろそろ音楽教室シーズンがきます。音楽教室は基本的に午前午後の2回本番ですから、もし庄内地方で午前中にあれば、朝早くから月山越をしなくてはなりません。眠くて居眠り運転をしないようにしなくてはいけませんし、普段の生活も段々朝方の生活にする必要があります。定期演奏会などの本番から1日休みで音楽教室の午前中の本番がある時が一番苦しいです。笑。昔は木曜日に定期演奏会があったので、1日休みで土日は音楽教室は無いのが通例で正味3日間休みがあったのです。月曜日から疲れが抜けて音楽教室が出来たものでした。愚痴っちゃいけないですね。笑。

 急に生活スタイルを変えると完全に時差ぼけの状態になりますので、たまに休みの日に無理矢理早起きをして、生活時間をギュギュギュ~~と少しでも朝寄りにするのが、私の生活の知恵です。今日はたまたま早く起きたので、寒河江市の方にプチドライヴしてきました。今の時間が一番眠いのですが・・・・。笑。

 前置きが超長くなりましたが、今日薦めるのはハイドンの日の出です。第1楽章の冒頭ロングトーンで2ndVn・Va・Vcが和音を奏でている所からお日様が上がるように1stVnがメロディを奏でるので、こういうニックネームがついたそうです。確かにその情景が、目に浮かぶようです。

 最初はゲヴァントハウスQのSACDをあげておきます。
      

 このSACDは大好きです。何回聴いてもあきません。昨年来日公演を聴けなかったのが悔やまれてしょうがありません。

 次は当ブログで何回か記事にしているカルミナQのCDです。作品76の6曲全曲入って1500円前後は絶対に買いです。
      

 今度の6月に再来日します。東京に行きたいなぁ~~。聴きたいです。

 ここまでは現代のクァルテットですが、もう少し濃い演奏が好みの方は次の演奏を是非聴いてください。巌本真理Qです。巌本真理氏が亡くなって30年になります。廃盤が多い巌本真理Qですが、30年を機に3枚のクァルテット未発売ライヴ録音集が登場します。以前山野楽器の方で出していた盤とは違うみたいです。

 日の出が入っている盤は、1974年12月23日 パイオニア所沢工場大スタジオ収録のものです。
      

 私は彼らのCDやLPを多く所有していますが、この日本の伝説のクァルテットがどんなライブをしていたかとても興味があります。たぶん全部買ってしまう誘惑には100%勝てない気がします。笑。

 巌本真理氏の日の出はきっと静かに上がってくる太陽ではなくて、広い地平線が見える海の向こうから上がってくる雄大な太陽なのでしょうね。今の日本に希望を与えてくれるような・・・・・・。
HMVジャパン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴィオラ Vol.17

2009年04月28日 23時41分08秒 | ヴィオラ
 先日の山形響第196回定期演奏会終了してから約10日間、ヴィオラをほとんど演奏しないで嘘っこヴァイオリン奏者だったのですが、本日ヴィオラの活動を再開しました。ヴァイオリンでのクァルテットの本番続きだったからですが、昔練習したBachの無伴奏曲なども含めてヴァイオリン演奏の感を戻す練習を必死でやっていたために、ヴィオラに久しぶりに再会した時、だいぶ違和感がありました。

 ヴァイオリンとヴィオラではあらためて感覚がかなり違うものだと再認識しました。筋肉の使い方~弓のさばき方、フィンガリングの好み、楽器の重たさなどなど・・・。操作の仕方全てが似ているのですが、全て何かが違う感覚のです。

 私はヴィオラでご飯を食べられるようになったのですが、ヴィオラはつくづく演奏方法が難しいと思いました。とにかく体にかかる負担はヴァイオリンの数倍以上です。数センチしか変わらないのに・・・。すっかりヴィオラの演奏方法を体が忘れているので、焦りました。まずいよ~~これ~~!という感じですかね。笑。

 あと数日かかりますねヴィオラ奏者に戻るのは・・・。

 J.スーク、P.ズッカーマン、M.トリー各氏や、日本では豊嶋泰嗣氏など同じ演奏会で器用にヴァイオリンとヴィオラを演奏する奏者がいますが、私は絶対に出来ません。どちらの弾き方も他の楽器の弾き方と数日で遠ざかるほど個性が違うからかもしれません。もし1年位ヴァイオリンを演奏していたら、ヴィオラは全く演奏できなくなる感じがします。

 たまのアルバイトでのヴァイオリンなら何とかというところでしょうけど、ヴィオラに戻る方が何倍も時間がかかります。

 これからは、たまの浮気なら良いですけど、本気にならないように気をつけたいと思います。汗。

 また一からやり直しですけど、こういう時は前の駄目な癖を直す絶好の機会ですので、じっくり練習したいと思います。

 (写真)滅多に使用しないで放置されているヴィオラです。少しかわいそうな気がしますが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三寒四温風

2009年04月27日 23時25分46秒 | 大江町
 桜前線が通過してから日中は暖かいものの(車中は暑いくらい)、朝夜はまだまだ寒いくらいの日があります。北海道では雪が降ったそうなので、ビックリしています。地球温暖化という言葉がよく連呼されていますが、ただ地球全体の温度が上がって暑くなっていくだけではなくて、環境が崩壊に向かっている気もします。季節の欠如というか。専門家ではないので詳しくは分かりませんが。

 今年は少し山菜の出来が早いようです。もうふきのとうなどは終わって、メジャーな山菜がばんばん出てきました。こごみやしどけなどなど近所の方から大量にいただきました。春にはなっているはずなのですが、少々寒いです。

 今日は、日の入り時刻に散歩に行ってきました。体をほぐして美味しい酸素を取り入れるためです。

 子供の頃、田舎に行くと高い送電線があって、都会の電柱とは違う電気の通り道があるなぁ~と思っていました。送電線=田舎のイメージです。家の近所はしっかりとした高~い送電線があります。笑。

 山々と川の流れと送電線はなかなか良い風景です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酔い

2009年04月26日 23時22分51秒 | 家族・親族
 本日は、近所の龍馬で飲んできたので少々酔っています。

 骨付きのソーセージの食べ終わった骨をもきち達にあげたら、これ以上ないかぶりつきでした。

 犬って歯が強いですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心臓部

2009年04月24日 23時48分03秒 | 山形交響楽団
 オーケストラにとって非常に重要な場所です。演奏会を聴きに来て下さるお客様は通常見る機会がないのですが、今日だけ特別に見せます。

 山形響の事務所2階にあるライブラリー室です。こうやって作曲家ごとに棚にきれいに整理されて並べてあります。演奏会のプログラムが決まるとライブラリアンという(オーケストラの)譜面を管理する専門職の方が、この棚からその曲達をさがして団員さん達に「練習して来てね」という気持ちを込めて、いつでも団員さん達が持って帰る事の出来るように準備します。

 もしプログラムの中の譜面が棚に無かったら、購入したり、レンタル譜を取り寄せたり、全国のオーケストラに貸してくれるように要請したりします。その他にエキストラに譜面をコピーして送ったり、終わった演奏会の譜面を回収して欠譜がないかチェックしてまた棚に入れたりします。

 時には、指揮者やソリストの要請によってカットする部分が出れば、演奏者が演奏しやすいように譜面を作り替えたり、破れそうな譜面を修理したり、ライブラリアンの仕事は多岐にわたっていてオーケストラにとって重要な専門職の人なのです。

 そのライブラリアンという専門の職責の人が実は山形響には数年前までいませんでした。一般の事務局員が兼任していたり、団員ライブラリアン制度などで、何とかしのいでいたのです。事務局員も団員もやるべき仕事があるので、どうしてもライブラリーの管理という面を専門的にこなすというのは難しい事です。

 そこで団員からの長年の要請でライブラリアンを事務局に雇うことになりました。現在その職責は、HrのY氏の奥さんです。40年近く続いた山形響の歴史で、コピー譜などが山積みになっていたのを彼女が一人こつこつ整理して、やっと現在の形になってきました。

 しかし、一人でどうこう出来る状態じゃないほどコピー譜などが大量に存在しているために何とかしようと以前から団員のボランティアを募って、整理しようという話をしていました。

 やっと上の許可が出て、このオーケストラの休みの時期に少しずつ整理を進めようということで、今日は私と私の奥さんと茂木君で整理を始めました。最初はこんな状態だったのですけど、恥ずかしいので小さい写真にしておきます。笑。
     

 整理をしはじめると出るわ出るわ~40年の歴史!!

 昔の定期演奏会のプログラムから写真から・・・。歴史探検家になった気分でどんどん整理が進んでいきます。

 貴重な譜面もどっさりと・・・・・・。汗

 佐藤敏直氏の管弦楽のための《哀歌》や小山清茂氏への山形響委嘱作品などの邦人作品のファクシミリなどなど!

 ゴミの山だと思っていたところが、実は宝の山だったようです。

 1年位かけて何とか整理しましょうか・・・!?
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴィオラ Vol.16

2009年04月22日 23時54分09秒 | ヴィオラ
 本日の記事は「お気に入りのCD」のカテゴリーに入れるか、ヴィオラのカテゴリーに入れるか迷いましたがヴィオラのカテゴリーに入れておきます。

 ヴィオラは18世紀半ばまでは脇役楽器として扱われていて、独奏楽器として扱われるのは、自身ヴィオラを演奏できたC.シュターミツ、ヴァンハル、モーツァルトの協奏曲あたりからです。それ以前にもテレマンやディッタースドルフなどの協奏曲があったものの、ただの伴奏楽器から独奏も出来る楽器として扱われる事が決定的になった歴史的事件?は、やはりモーツァルトの協奏交響曲 変ホ長調 K.364の出現が大きいと思います。

 この大作曲家の手による協奏協奏曲(ヴァイオリンとヴィオラと管弦楽のための)K.364が名曲であるために、ヴィオラの独奏者が未来永劫必要となってしまったのです。ヴィオラが独奏も出来るぞと思われるようになったのです。その後にベルリオーズの「イタリアのハロルド」や近代現代になりヒンデミットやバルトーク、ウォルトン、シュニトケ、武満徹などの作曲家達がヴィオラのための協奏曲を書いている事に繋がっている事は、否定できません。

 協奏交響曲は複数の独奏楽器を持つ広い意味での交響曲で、マンハイム楽派の作曲家が好んで作曲した形式です。モーツァルトも旅行中にその形式と出会って、作曲したのでしょう。他にモーツァルトは協奏交響曲 変ホ長調 K.297b (Anh.C14.01) (オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット)も作曲しています。この曲は現在は偽作扱いなので、K.364だけがモーツァルトが確実に作曲した同形式の曲として存在しています。K.297bには色々な逸話があるので、調べてみると面白いですよ。

 本日は、このヴィオラにとって記念すべき曲のCDとして、私が師事していたU.コッホ先生のCDをあげておきます。

 内容は、
 ・モーツァルト:協奏交響曲 K.364~ヴァイオリンとヴィオラのための
 S.ラウテンバッハー(ヴァイオリン)
 U.コッホ(ヴィオラ)
 バンベルク交響楽団
 I.ケルテス(指揮)

・ハイドン:協奏交響曲変ロ長調 Hob.-105
 ~ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、ファゴットのための
 S.ラウテンバッハー(ヴァイオリン)
 P.シュヴァルツ(チェロ)
 ヴィンフリート・リーベルマン(オーボエ)
 H.ベール(ファゴット)
 バンベルク交響楽団
 I.ケルテス(指揮) 

 先生の協奏交響曲録音にはS.ラウテンバッハー(Vn)と共演したCDがもう一枚あります。リリング指揮で、オケはシュトゥットガルト・バッハ・コレギアムの盤です。学生時代にこのCDにサインをいただこうと先生にCDを差し出すと「このCDをどっから見つけてきたんだ?私はこの演奏はあまり好きじゃないのだよ。リリングが第1楽章のアレグロ マエストーソをアレグロ ヴィーヴォで演奏させやがった。テンポが速すぎる」と言ってしぶしぶサインしてくれた事があります。

 学生時代は若かったのかこのケルテス盤よりリリング盤の方が好きでしたが、中年になるに従ってこのケルテス盤の方が落ち着いた良い雰囲気を持っていると思うようになりました。(誤解の無いように言うとどちらの演奏も素晴らしいですからね。)

 特に私が好きなのは第2楽章で、ヴァイオリンとヴィオラが交互にうたう旋律の美しいこと!これ以上の音楽は存在していないのじゃないかと思えるくらいです。
HMVジャパン
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴァイオリン週間

2009年04月21日 22時30分35秒 | クァルテット
 願っているわけではないのですが・・・。笑。

 おかげさまで新山形Qプロジェクトの方も順調に演奏機会があります。明日は練習日で、明後日は仙台の施設にて、そして今週はもう一回~ある会合でBGMとして演奏します。知事さんや市長さんも出席する会合なので、練習も熱が入っています。

 と言うことは、私は駒込の代わりにヴァイオリンを弾かなくてはなりません。ちなみにヴィオラは家の奥さん。

 以前はト音記号もろくに読めない嘘ヴァイオリニストだったのですが、最近は場数も増えてだいぶヴァイオリンを演奏するのに変な頭の疲れも無く、普通に演奏出来るようになってきました。ヴィオラに比べて練習していても体に負担が少なくて、高音域による耳の疲れ以外は長く練習することが出来ます。

 今回はモーツァルトのアイネクライネや弦楽四重奏曲第6番 K.159や幸松肇さんの日本民謡第1番などを演奏する予定なのですが、練習している間にだんだん昔の?と言うわけではないですがヴィオラ的発想からヴァイオリン的嗜好になってくるのが自分でも分かります。

 奥さんと弦楽四重奏で合わせる前に2人で家庭内練習をすると「あ~ヴィオラはこうして欲しい!他のプレイヤーにはこう聞こえるんだ」など色々新しい発見がございます。

 この新山形Qは駒込がスケジュールの合わないとき限定のプロジェクトなのですが、山形Qのヴィオラ弾きとしての私にとっては良い意味での勉強の時間にもなります。

 ただハ音記号が懐かしくなります。はやくヴィオラを弾きたいです。汗。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形テルサにて

2009年04月20日 23時18分03秒 | 指導
 昨日の記事に書きましたが、今日は山形県立山形北高等学校音楽科3年生による「第14回 ソロとアンサンブルによる 演奏会」が山形テルサにて行われました。お昼から各グループは分刻みのリハーサルをこなして、17時半から本番。

 先生達はテルサの2階席で全てのグループの演奏を聴いて、実は定期演奏会のためのソリスト候補者を決める投票もしなくてはいけないのです。

 私が北高にお世話になるのと一緒に入学した生徒達で、入学直後に全員の演奏を聴いているので、2年間でこんなに成長をしたんだとビックリするような演奏ばかりでした。出来れば全部のグループに丸をしてあげたかったのですが、先生としての務めでもあるので、しぶしぶ5組を選ばせてもらいました。正直に言って、丸をしてあげなかった生徒全員にも心の中では丸しました。

 今日は、本当に素晴らしい演奏会でした。

 話は変わりますが、山形テルサにお客さんとして行ったのは何年ぶりでしょう!いつも楽屋口から入って、舞台と裏しか移動していないので、客席にいるのは新鮮です。2階席は初めて行ったかもしれません。あ~あこういう風に舞台上は見えるのかと勉強になりました。あと演奏会が終わって、2通路しかない有料駐車場の使い勝手の悪さには閉口しました。車が出口に殺到して、譲る譲らないで結構危ないことになります。料金所のおじさん達が一生懸命やっているのは分かりますが、もう少し出口を作ってくれるとか・・・。対策の必要性を感じました。

 普段の山形響の定期演奏会など、お客様はこんな苦労して聴きに来てくれているのか、と感謝の気持ちが溢れてきました。演奏奏者側はさらに頑張らないといけないですね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は

2009年04月19日 23時45分38秒 | 指導
 写真は、教えに行ってる高校の正面玄関前の花壇です。すっかり春が来ていて、毎年楽しみにしているのですが今年で見るのは最後なので少し寂しい気分です。

 明日はその高校~山形県立山形北高等学校音楽科3年生による

「第14回 ソロとアンサンブルによる 演奏会」

 が、17時半から山形テルサで行われます。入場無料。

 この演奏会は卒業演奏会というわけではないですが、毎年3年生がソロかアンサンブル演奏をするという企画です。3年生にとっては、高校生活最後の華やかな舞台になります。1・2年生は全員裏方として仕事をします。

 パートも満足にそろっていないので毎年先生方の試行錯誤でグループ分けをして、練習して本番に望むのです。

 今回は私の生徒はM.ブルッフの「クラリネット&ヴィオラ&ピアノのための8つの小品」から2曲を演奏します。山形響の先輩~牧先生と私とでレッスンを見てきました。

 最初たどたどしかった演奏が、だんだんと彼女たちの努力で良い方向に向かっていくのを感じる事が出来ました。明日は大成功間違いないと思います。高校生らしい悔いの残らない演奏になってくれれば満足です。

 よろしければ、高校生の演奏を聴きに来て下さいね。元気をもらえますよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形響第196回定期演奏会終了。

2009年04月17日 23時40分56秒 | 山形交響楽団
 第196回定期演奏会が終わりました。もうすぐ第200回ですね。第100回の時は村川千秋常任指揮者の元、コンサートマスターにはこの間ベルリンフィルを退任された安永徹氏を迎えて、L.v.BeethovenのSymphonie Nr.7 A-durを演奏したのを昨日のように憶えています。当時、私はエキストラとして参加していました。

 本日の演奏会は、下野竜也氏の指揮で行われました。私が山形響に入団して約10年の中で3本指に入るくらい演奏していて楽しいと思える演奏会でした。こんな感じは滅多にあることではございません。

 ゲネプロ終了後に、山形響の組合~音楽家ユニオン山響支部の広報誌「さくらんぼ」の記事のために下野竜也氏にインタビューの機会がございました。インタビュアーはヴァイオリンの中島氏、速記隊はヴィオラの井戸氏、カメラマンはコントラバスの相川氏、そしてインタビュー&カメラ補佐で私が貴重な機会を得ることが出来ました。下野竜也氏はその音楽性だけではなくて人間性にも大変魅力のある方だと思いました。

 広報誌は団員向けなので皆様にはお見せすることが出来ませんが~もちろん写真も肖像権などの問題も有って~、本日は帰宅後の私の写真で勘弁してくださいませ!

 ( -_-)ノ∝━━━━━━∈ ぐさっ!おまえの写真はいらん!!

 山形響のファンクラブ最強の突撃金管姉妹の妹のハンナさんから誕生日のプレゼントをいただきました。わざわざ米沢から聴きに来てくれたのに、こんな気遣いまでしてもらってしまい・・・。写真が小さいのでわかりにくいですが、愛がつまっている「天地人珈琲」でございます。ちょうど珈琲が切れかかっていたので、明日からのお楽しみです。本当に感謝です!!

 ハンナさんありがとう!

 本日の交流会では、山形響のファンクラブのメンバーやたくさんのお客様が残っていて、本当に笑顔がいっぱいでした。その笑顔を見ることが出来て、私自身幸せをいっぱい感じる事が出来ました。感謝です。

 ありがとうございました。

 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初もの

2009年04月16日 23時57分24秒 | 大江町
 山形響今年度最初の定期演奏会の3日目のリハーサルが、なんと!13時30分から16時30分の3時間で終わってしまい(普段は18時までみっちり行われることが多いです)、お日様が明るい間に家路につけました。

 客演指揮者の下野竜也氏が行うリハーサルの効率の良いこと!!久しぶりの山形響登場にも関わらず、人心掌握の手腕がものすごくレベルが高いと思いました。難しいプログラムなのに、団員の集中力が切れない内に練習がどんどん進んでいきます。海外や日本国内のオーケストラの現場で(もちろん聴衆にも音楽評論家にも)人気が高いのは、納得せざるをえません。明日の演奏会も成功間違いないと言いたい所ですが、後は団員側の頑張り次第でしょう!運が良いことを願っています。(それだけ難しいプログラムなんですよ!何度も言うようですが・・・。)

 そのリハーサル後に、左澤中央通り商店街の「鯛焼 さくら」に行って、鯛焼きを4つ焼いてもらいました。先月の左澤中央通り商店街での山形Q演奏会の事を大変喜んでもらったみたいで、お茶と鯛焼き1個おまけにもらいました。その鯛焼きを食べながら30分位世間話を・・・・。良いですね田舎暮らしって!こういう所が大好きです。

 その山形Qの演奏会のおりにメンバーが書いたサイン色紙が店に飾ってありました。なんか照れくさいですが、うれしい気分で・・・。さらにさらにお土産として、今年初のもぎたて「こごみ」をいただきました。

 少し茹でてごま油をかけて夕食時にいただきました。
 
     

 シャキシャキっとした歯ごたえが抜群です。
 
 「花より団子」

 山菜の季節が到来したようです。冬の間にため込んだ老廃物をいっきに出してしまいましょうか!繊維質が多いので、これからは体も軽くなりそうです。

 夕食後、明日のために最後の自己練習をしました。怠け者?根性無し?と言われそうですが、普段の定期演奏会だと帰宅して、食事後なんてとてもじゃないけど練習する気も起きないほど疲れ切ってしまっています。今回の定期演奏会では3日とも帰宅後に練習が出来ました。

 練習後に少し近所に散歩。きれいな空気を吸いながら体をほぐしました。

 本当に田舎暮らしは最高です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月15日

2009年04月15日 23時42分53秒 | 雑記
 ウィキペディアによると4月15日は、1912年にタイタニック号が沈没した日、1983年に東京ディズニーランドが開演した日などなど色々な情報が書いてあります。1452年に レオナルド・ダ・ヴィンチが生まれたとかヘリコプターの日だとか遺言の日だとか知らなかった情報まで・・・・・。

 つい先ほどまですっかり忘れていましたが、4月15日は私の誕生日でございます。

 中年になると誕生日はありがたくもなく・・・・・・・・・。

 山形響のリハーサルの後、高校に本番が迫ってきた生徒のアンサンブルレッスンに行って・・・・。

 帰宅してからの食事の用意は時間がかかるし、(激お腹がへっていたので、)なか卯でかつ丼とはいからうどんのミニを食べてきてしまったじゃないか。

 全然特別な日ではない、日常の生活でした。

 まぁ~良いか!?昨日も今日も明日からも自分がそんなに変わるわけじゃないし。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の雨

2009年04月14日 23時34分57秒 | 山形交響楽団
 今日は久しぶりの雨が降りました。花粉症で辛かった人は、少し楽だったのではないでしょうか?

 県内は雨がしばらく無くて乾燥していたので、雪が無くなった後に埃や花粉が舞い上がりかなり苦しい状況でした。喉のいがらっぽさもあり「雨降れ~降れ~」と願っていたので少し気分的に楽になりました。

 このまま道路に落ちた花粉が排水溝に流れていってしまうように願っています。

 本日から山形響の定期演奏会のリハーサルが始まりました。今回は客演指揮者に下野竜也氏を迎え、初日から楽しく練習が進んでいます。山形響には6年ぶりの登場だそうです。前回はドヴォルジャークのスラヴ舞曲やヒンデミットの管弦楽曲やR.シュトラウスをやりましたっけ・・?記憶が曖昧ですが・・・。

 今回のプログラムは正直に言ってしまうと、休み明けには少々きついプログラムです。とにかく難しいのです。弦楽器や木管楽器の譜面に音符が多いのです。アンサンブルも難しい箇所が満載ですが、下野竜也氏は効率の良い練習運びでいつの間にか山形響団員達の音楽をひき出していきます。難しい曲達を神経質にいじくりまわさないで、余計な味は入れない理解しやすい音楽運びがとても演奏していて心地良いのです。

 練習が終わっても久しぶりの爽快な気分です。気分的にも体力的にも残っていたので、用事を済ませて帰宅後に何時間も練習が出来てしまいました。23時をまわって、奥さんに五月蠅いといわれてやっと練習を終えました。

 今回のような演奏会には団員側の仕上がり度が勝負でしょうから、後2日間もきっちり練習してから今年最初の演奏会に臨みたいと思っています。

 県民会館に聴きに来ていただきたいと思っています。

 山形響2009開幕です。モンテディオには負けていられません。笑。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日から

2009年04月13日 23時58分14秒 | 山形交響楽団
 山形響の新年度の仕事が始まります。

 定期演奏会のリハーサルですが、いきなり難しい曲ばかり。

 上手くスタートできるでしょうか?

 エンジンがかかるか少々不安です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハイドン 弦楽四重奏曲全集

2009年04月12日 23時54分12秒 | お気に入りのCD
 今年は、ハイドンの没後200年・メンデルスゾーンの生誕200年の記念の年である。次回山形Q第32回定期演奏会は彼らの曲を取り上げる予定だが、その第32回定期演奏会でハイドンの弦楽四重奏曲を通算34曲取り上げたことになり、彼が作曲した弦楽四重奏曲の半分を山形Qは演奏した事になる。はずである。昨日はOp.17-5、今日はOp.33-2とOp.33-3の終楽章と記念イヤーにハイドン演奏が続いている。幸せなことだ。

 今まで興味は持っていたが曲数が多くてハイドンという作曲家に近づけなかった人には、この200年の記念の年というのは運が良いかもしれない。私が特に興味を持っている弦楽四重奏曲全集というとまずこのエオリアンQによるCD(LP)が昔から存在していた。このCDを手に入れたときは確か4万円前後だった記憶がある。しかし、当時の私は、興味には勝てないでバイト代をつぎ込んで手に入れた。今HMV等で同じ物が購入できるが、22000円である。良いなあ今の学生さんは仕送りを節約したら購入できるじゃないか!下のCD。
     

 と思っていたら今度はこのハイドンイヤーに合わせて、装いも新たになって8000円弱でこの全集が手に入るのだ(一番上の写真の盤)。これは興味を持っている人は手に入れて聴きまくるしかない!

 ピリオド奏法が全盛の今となっては、ハイドンの演奏ではピリオド奏法の影響下から逃れることはなかなか難しいのだ。しかし、2006年11月20日に亡くなった1919年生まれの英国の名ヴァイオリニスト、エマニュエル・ハーウィッツが率いた「エオリアン四重奏団」がこの全集を録音した1972~76年は、まだまだ異色な特別な人達が行う奏法だと認知されていたピリオド奏法の影響は無く、今聴くと少々古く感じるかもしれない。

 しかし、エマニュエル・ハーウィッツのヴァイオリンは、ロマン的気分を極力排除されたシンプルな演奏を展開していて全く違和感は感じない。21世紀を背負って立つだろう若手クァルテットが録音しているハイドンの中には魅力的な盤も多いのだが、気分的にリラックスしたい時にはこのエオリアンQのCDに手を伸ばす事が多い。いじくりまわさない、そのシンプルさがとても心地よいのだ。

 記念の年に、ハイドンの曲にはまってみてはどうですか??
HMVジャパン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする