青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

今日までそして明日から

2010年06月03日 23時27分14秒 | 日常

(画像:時には誰かの力を借りて)

井川線の名物、アプトいちしろ~長島ダム間のアプト区間。
目で見てもはっきり分かる信じられないような急坂を鉄道が走る姿は、
大袈裟だけど鉄道ファンなら一回は体験してみて欲しいもの。
この区間だけを受け持つアプト型機関車ED90が列車の下手に付いて、長い坂道を昇り降り。
重々しい電機の唸りが、新緑の奥大井にこだまする。

(画像:時には誰かにしがみついて)

小さなディーゼル機関車では、とうてい抑えが利かない坂道。
そんな時は、誰かの力を借りたくなる時があるものです。
時には後押し、時には抑え、適正なピッチを保つペースメーカー。
「人生とは重き荷物を背負いて、長き坂を上がるが如し」なんて言いますが…

人間にもこんな存在があれば、ちったあ人生楽になれるでしょうかw

コメント
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