青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

思い出は、箱の中から

2010年06月23日 21時28分41秒 | 日常

今日の昼時の事、突然携帯にヨメさんから電話が掛かって来た。

「粟島浦村観光協会ってトコから届けものがあったんだけど!」
「箱開けたら鯛とかブリとかアジとかいっぱいいっぱい入っててこれどうすんの?」
「つか通販かなんか頼んだの!?」

との緊急電話だった(笑)。

携帯へジカ電されるなんて、子供がどうかしちゃったかと思ってビックリしちゃったんだが、ま~いきなり魚が私の名義で大量に届いたら「ウチのダンナ様とうとう今の仕事に嫌気がさして魚屋でも始めるのかしら?」とか思われても仕方がないのかもしれぬ。三船和子じゃあるまいしダンナ様とか言わないか。思わず情熱物語。そりゃドナ・サマー。古い。あと付け加えると、私の大好きなAmazonにたぶん鮮魚は売ってない…と思う(笑)。



(と言う訳でいきなりウチに届いた粟島の鮮魚@撮影ウチのヨメさん)

そもそも思い出せば、あれは粟島から帰ってすぐの話。
改めて村のホームページとか眺めてたら観光協会でフォトコンみたいなのを募集してまして、そう言えば一枚エントリーしてたんだよね。「入選者には粟島特産鮮魚をプレゼント!」みたいな事が書いてあったんだが、どうやらそれが入選したらしいwつくづく旅のおさらいと言うのは大事なものである。

写真を趣味にしてる人の中でも、コンテスト狙いのいわゆるハイアマチュアな方とは違いあくまでここのネタとして写真を撮ってるだけではあるのだが、一応入選したからこうして魚を送り付けて来た訳で、たまには写真の趣味も実益として役に立つものだなと。たぶんとてもニッチな懸賞でそれこそ10打数4安打くらいの確率(笑)だと思うのだが、だからこそ一応でもエントリーしたと言うスケベ心を否定はしないw島開き祭でな~んも当たらなかったリベンジも果たしたかったし(笑)。
たぶん粟島の定置網で昨日の朝に獲れたんだろうが、真鯛が大小6枚、ブリ(ワラサ?)が2本、でっけえアジが4匹、発泡スチロールのトロ箱に氷だけぶっ込んだ形で我が家に送り届けられて来た。ヨメさんからのメールに添付された画像を確認し、素早く双方の実家へ連絡し招集を掛ける。ウチだけではとてもこんなに食えん(笑)。おっとり刀で駆け付けたウチのオヤジがあらかた捌いてくれたので夕飯は時ならず魚三昧、ブリの刺身は身がプリプリしててうめえっすな。さすが天然モノだ。急遽の招集もお互いの両親同士真鯛を土産に持って帰って喜んでもらったようだし、三方丸く収まる。ええことよ。

(と言う訳で私が帰宅する前に刺身にされた粟島のブリ@調理ウチのオヤジさん)

ともあれ私の趣味にどんな形であれ「入選」と言う箔が付いたのだが、その対価としてこんな結構なものを送って頂いた粟島浦村には感謝である。そして私の写真を選んでくれた役場と観光協会の方にも感謝である。村長サンクス二選頑張れ、そしてセツ子サンクス民宿頑張れって感じですな(笑)。みんなで分けても魚はまだ余ってるんで、明日は鯛飯でも作るか。

ひょんな事から思わぬご褒美、とりあえず粟島はいいトコだ!
このブログでは今年一年「粟島推し」を宣言させていただきます。
特に何をする事も出来ないけど(笑)。

コメント
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