青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

クサい・大袈裟・バカバカしい

2010年06月26日 23時00分00秒 | 日常

堀ちえみ『スチュワーデス物語』 1/5

雨が降っていても休日は外に出ていたい私ではありますが、今日はタイミングが掴めずに家でずーっとスチュワーデス物語を見ていた(笑)。休日の過ごし方ランキングではかなりの下位に位置する所業だと思うのだが、テレビはサッカーばっかだし、国営付けたらダルビッシュ相手に3回で0-7とかだし、選択肢の一つとしてはアリかと…
さてこのドラマ、その当時はさすがに私も幼少のみぎりでございまして、まともに見た事はなかったんですよね。大映ドラマの大映ドラマたるべき「クサい・大袈裟・バカバカしい(JAROかw)」が遺憾なく発揮された大作だな。とりあえずシリーズの中盤に挟まれた「総集編」を置いておきますが、のっけから風間杜夫の歌うトンチキな歌で踊りまくる研修生たち。風間杜夫ムチャクチャ若くてカッコいいんだが、どうかしてるぜ(笑)。

このドラマが放映された1983~84年、その翌年に日航ジャンボ機墜落事故が起こってしまった所為で「スクール・ウォーズ」とは違ってあんまり再放送にかからなかったですよね。最近はTBSチャンネルでやってたりするみたいですが…あ、どちらも主題歌が洋楽のカバーで歌ってるのは麻倉未希なんですね。ボニー・タイラーはともかくアイリーン・キャラの「フラッシュダンス」って同名映画が物凄いヒットしたんですけど、そんな音源ワラフィーリンこと「What a Feeling」を堂々と主題歌に使う全く何も考えてない主体性のなさもどうかしてるぜ(笑)。

まあそんなドラマですが、それなりの俳優さんが多いのにみんな台本投げだす事なくよくやってるよなあと。その当時は堀ちえみの演技が大根だとか言われてたみたいですが、あの大根ぶりも計算されたものではないかと思えてくる。それとも、あれが堀ちえみの素なんだろうか。素だとしたらキャスティングの妙だよな…こないだ2回目の離婚をされたそうですが。

それにしてもヒール役の新藤真理子こと片平なぎさがとにかく憎たらしい(笑)。
このヒールの徹底したヒールっぷりこそ大映ドラマの真骨頂なんだろうが。
「ヒロシ!この両手をこんなにしたのは誰なの!」ってか。

コメント
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