写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

飛翔 えさ場を巡る

2024年11月30日 | 写真日記
    [次のえさ場へ]

今冬はなぜかコハクチョウの訪れが早い。
例年ならばこれから越冬のための本隊が来るという季節ですがすでに1000羽近くと思えるコハクチョウの姿が河北潟干拓農地で二番穂をとる姿が目に入ります。
ここ河北潟干拓農地にはコハクチョウの天敵らしいものがいないことと、農家の方たちが白鳥の寝場所として水田に水を残しているためでしょうか農地で冬を過ごします。

    [新しいえさ場へ]

餌をついばんでいた群れの中から突然飛び立った二羽に続いて一家族と思える群れが飛び立ちました。
上空で旋回しながら食後の運動を兼ねて新しいえさ場を探しているようです。
そんなに遠くへ行くわけでなく違う群れがいる場所へ移動しようとしているのですが・・・。
いつもだと餌が少なくなると隣の田んぼに歩いて移動するのですが、なぜかこの日は飛んで移動する群れが多いようでした。

    [ここがよさそう]

この下の田んぼで「おいで、おいで」と叫ぶコハクチョウの群れに誘われたのか着陸準備の旋回です。
写真の下部にある田んぼで100羽ほどのコハクチョウが群れていました。
その群れの中に移動してきたハクチョウたちが安全に軟着陸、なにごともなく挨拶を交わして餌をとり始めました。

雨や霰という北陸の冬の天候に妨げられて河北潟干拓農地のバードウオッチングはわずかな時間になりましたがコハクチョウたちの飛翔写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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蒼空と冠雪白山

2024年11月27日 | 写真日記
    [冠雪の白山三峰]
青空の広がった25日、久しぶりに手取川をさかのぼり冠雪の「白山」を見ようとわが軽自動車にカメラを載せて午前に出発。
産卵のために手取川に.帰ってきた鮭の姿も見たいと河口に行ったのですが残念ながらその姿は見えないまま約一時間ほど走り旧白峰村に到着。
さらに30分ほど走って白山展望スポットとして知られる山「西山」の展望駐車場に到着。
名峰(霊峰)白山の頂を形作る三峰「大汝峰」「剣が峰」「御前峰」が白砂糖をまぶしたような美ししい姿と対面しました。

    [案内写真のような景色が]

雲一つない青空と雪で輝く美しい頂の姿、現実の姿と案内写真があまりにも似ているので驚いて、思わず笑ってしまいました。
この撮影スポットにはもう何度となく来ているのですがこれほど好天の時に来たのは初めて。
本当に素晴らしい白山との出会いでした。

    [白山 独立峰としての美]

白山を源流とする石川県最大の川「手取川」河口から見た独立峰として美しい裾野も見せる「白山」です。
河口域では梨木作次郎、中流域では谷口善太郎という日本共産党国会議員を生み出した暴れ川ともいわれた大河の扇状地帯を蛇行する手取川。
美しく輝く川と上流域の山々を従えるように聳える白山の姿を十分に楽しんだ一人撮影行でした。

珍しく青空の広がる11月25日、手取川河口からさかのぼり「白山」登山口の白峰町で白山展望スポットとして知られる「西山」へ、その時の写真3枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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青空に映える 皇帝ダリア

2024年11月22日 | 写真日記
    [蜜蜂も夢中]

数年前までは金沢市南部の農地で数か所、晩秋になると見上げるような皇帝ダリアが咲いていたのですがいずれも現在は宅地化して花の姿が見えなくなってしまいました。
ところが先日の隣町での紅葉狩りから帰りの山里で皇帝ダリアが咲いていました。
秋の深まりとともに少なくなる花ですが、そのなかで咲く大輪の皇帝ダリアの花には蜜蜂も夢中のようでした。
私も皇帝ダリアの花と「花蜜」を採る蜜蜂のすがた、そして山里の秋を楽しませていただきました。

    [乙女の真心]

花言葉は「乙女のまごころ」「乙女の純真」だという事だそうです。
蒼空にすらりとのびたその姿からイメージされたそうですね。
たしかに青空に向かう伸びやかな美しい姿の美しさにはついついレンズを向けしまいます。

    [木立ダリア]

皇帝ダリアの英名は「Tree dahlia(木のダリア)」だとか、和名は「木立ダリア」。
一般的には別名の「皇帝ダリア」のほうが知られていますが・・・。
それにしてもはるか上方に視線を向けなければ全体像がつかめない姿はたしかに「皇帝」の称号がぴったりに感じます。
この里も間もなく雪に覆われます、重たい北陸の雪に見舞われればひとたまりもない花なので、思わぬところでの嬉しい対面でした。

先日の一人紅葉狩りを楽しんだ帰路の山里で見つけた皇帝ダリアの写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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秋 #富樫バラ園

2024年11月18日 | 写真日記
    [鮮やかな彩り]

小雨も少し落ちて肌寒い日でしたが、時間もあったので近所の #富樫バラ園 に行ってきました。
隣り合わせのグランドでは45歳以上というベテランのおじさんたちのラグビー大会が和気あいあいとした雰囲気の中でやられていました。
手入れの行き届いたバラ園では数は減ったものの、まだ美しく咲く薔薇たちが私のカメラを引き寄せてくれました。

    [紅葉を背景に]

バラ園の周りの木立がきれいに紅葉して秋のバラたちを引き立てています。
赤いバラも黄色いバラも咲いていれば春も秋も違わないはずですが・・・。
紅葉する木立と合わせるといい雰囲気になります。

    [もうすぐ冬支度]

まだまだ探せば美しいバラがたくさんありますが、12月に入るころにはバラ園も冬支度に入りすべてが短く剪定され北陸の雪に耐えられるよう「雪つり」ならぬ短い杭と筵で作られた雪囲いのなかで春を待つことになります。
いい秋薔薇鑑賞の時間になりました。

春から多くの人を楽しませてくれた金沢市富樫バラ園の秋のバラを楽しんだ時の写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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ホワイトロード 秋の滝

2024年11月14日 | 写真日記
ブナ原生林の紅葉に包まれる冬季閉鎖間際、初冠雪の白山を望むホワイトロード(スーパー林道)で出会った数々の滝の風景に魅かれながらの数時間でした。
どうか私の見た滝の姿をともに楽しんでくださいね。

    [白山麓 綿が滝-1]

    [白山麓 綿が滝-2]


     [ホワイトロード しりたか滝-1]

    [ホワイトロード しりたか滝-2]


    [ホワイトロード かもしか滝-1]
    [ホワイトロード かもしか滝-2]


    [ホワイトロード 姥が滝-1]

    [ホワイトロード 姥が滝-2]

    [ホワイトロード 姥が滝-3]


    [ホワイトロード ふくべの大滝-1]
    [ホワイトロード ふくべの大滝-2]        [ホワイトロード ふくべの大滝-3]
         [ホワイトロード ふくべの大滝-4]


         [ホワイトロード 砂防ダムの滝-1]


         [ホワイトロード から見る昼の月]

    
石川県白山市から岐阜県白川郷につながるホワイトロードの紅葉のなかの滝などの写真を15枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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冬鳥を撮る

2024年11月12日 | 写真日記
    [ヒドリガモ]

特別めずらしいわけでもありません、河北潟へ冬鳥としてやってくる多くのカモたちのうちの一羽ですが撮るときの光の具合や水面の色などの環境でびっくりするほど美しい翅の色、グラデーションを見せてくれた「ヒドリガモ」♂です。

    [ペアで仲良く]

野鳥の多くはうらやましいほどペアで行動している場合が多いようです。
集団で冬鳥として越冬のために河北潟へやってきて春になるまで過ごすヒドリガモのペア。
ゆるやかに流れる農業用水の上流から下流の間を餌をとりながら秋の日差しのなかをゆったりと過ごしていました。

    [飛び立つ]

私は車の中から静かに観察していたのですが、何に驚いたのか突然飛び立ちました。
「飛ぶ鳥跡を濁さず」という言葉がありますが、残ったのは大きな水しぶきだけでした。

わずかな時間でしたが冬鳥たちのことも気になり少しばかりの時間をひねりだしてのバードウオッチング、河北潟で撮った野鳥の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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白山初冠雪

2024年11月09日 | 写真日記
    [霊峰白山に雪]

二十四節季の立冬に入りましたが何とか白山のブナ原生林の黄葉を見たいと昨日の8日、石川県白山市から岐阜白川郷につながるスーパー林道(ホワイトロード)にドライブ。
県境の三方岩駐車場に近づく途中から道路わきに6日に降った雪が見え始めた。
まだスノータイヤでないので用心しながらゆっくりゆっくりと白山が展望できる峠の駐車場へ。
車を止めて白山を見ると白い雪をかぶった白山の峰々が輝いていた。

    [近くの峰のブナも白く]

峠を取り巻く山々の峰々のブナ林の梢は冷え込みのために先日の雪が霧氷のようについて陽光を受けて煌めいている。
さすがに車から出ると寒いが、その風景にカメラを向けた。
最近はカメラの向こうの光景が来年は見ることが出来ないだろうと、なんだか切ない気持ちでシャッターを押すことが多い、この写真のような風景はなおさらです。

    [もう冬でした]

杉の林も残雪にまみれて雪化粧、一度はとけるであろう雪ですがホワイトロードも間もなく冬季閉鎖、車も人も入れない何メートルも積もった雪の世界となり、春を待ちます。

ネット友達の投稿で石川県白山市から岐阜県白川郷につながるホワイトロードの11月6日の降雪を知った、8日に出かけたホワイトロードでの写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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並木道 紅葉しました

2024年11月05日 | 写真日記
    [アメリカ楓の紅葉]

我が家から近くの並木道が今年も紅葉しました。
かつては田んぼと住宅が混じるのんびりした並木道でしたが近年は住宅と電柱で写真の対象としてはいささか難しい煩雑な風景になりましたがこの季節になるとやはりカメラをもって行ってしまいます。
少し早いようですがほぼすべての木々が紅葉していました。

    [落ち葉]

前夜の雨で出来た路面の水溜まりに色づいた葉が風で落ちていました。

    [紅葉 柿の葉]

並木道と交差する川岸の柿の葉も色づいていました。
下を流れる川は改修前まではこの季節には鮭が上ってきていたのですが、きれいで安全な川にはなったのですが季節の風物詩となっていた鮭の遡上が見られなくなったのは残念にも思います。
人というのはわがままなものですね。

本格的に秋の訪れを知らせてくれる近所の並木道の写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
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秋の山肌に

2024年11月01日 | 写真日記
    [ホトトギス]

例年ならば手入れの行き届いた秋の野草園で女王のように咲き誇る「ホトトギス」。
今年は少し寂しそうでしたが、数本の茎の先に凛とした風情を見せて咲いていました。
かつては「ホトトギス」と聞くと「あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎ) 」という言葉の野鳥しか思い浮かべることが出来なかったのですがカメラを持つようになりこの魅力的な花の名前もホトトギスといことを知りました。
秋の魅力的な花の一つです。

    [ ハダイロガサ(?) ]

山肌を広げたような野草園の木陰で寄り添うように小さなキノコが苔のなかから姿を見せていました。
グーグルレンズで調べると「ハダイロガサ」ではないかというような表示でしたが、よくわかりません。
ただ被写体としてはとてもいい雰囲気の可愛いキノコだと思いカメラを向けました。

    [セージと雫]

山野草園から帰ってみると秋雨の雫をまとって我が家で咲き残っていた「セージ(?)」の花が迎えてくれました。
そろそろ今年の花の季節も終盤となってきましたが、それでも嬉しくなるような光景が私の目を楽しませてくれています。

例年秋に訪れる山野草園、ここ数年手入れが十分でなく秋の花がさみしく感じますが丹念に探せば魅力的な被写体が、三枚の写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
コメント (2)
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