春の訪れと共に山里に彩を与える花の一つに「ミツマタの花」があります。昭和30年(1945年)代以前の田舎の記憶がある人には「こうぞ」と並ぶ和紙の原料となり身近で「みつまた」からの和紙作りの工程を見たことのある方もいるのではないでしょうか。
金沢市の雪どけの山里を彩ってきたこの鮮やかな花もそろそろ色が褪せ始めてきました。そのなかからまだ鮮やかな色艶を残している花を今年最後のものとして撮影してきました。
「みつまた」の花は春に先駆けて咲く花として「サキサク」とも呼ばれ、ブログ「讃岐徒然散歩」によれば、「まずさきくさ」として万葉集(巻之十)に柿本人麻呂の春相聞(はるさうもん)の歌に現れています。
春さればまづさきくさの幸(さき)くあらば後にも逢はむな恋ひそ我妹(わぎも)
今日の写真はその「まずさきくさ」=「三椏(みつまた)」の花です。
金沢市の雪どけの山里を彩ってきたこの鮮やかな花もそろそろ色が褪せ始めてきました。そのなかからまだ鮮やかな色艶を残している花を今年最後のものとして撮影してきました。
「みつまた」の花は春に先駆けて咲く花として「サキサク」とも呼ばれ、ブログ「讃岐徒然散歩」によれば、「まずさきくさ」として万葉集(巻之十)に柿本人麻呂の春相聞(はるさうもん)の歌に現れています。
春さればまづさきくさの幸(さき)くあらば後にも逢はむな恋ひそ我妹(わぎも)
今日の写真はその「まずさきくさ」=「三椏(みつまた)」の花です。
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