ＴＰＰ条約衆院特別委員会で自・公・維が強行採決

　　　　「ＴＰＰ協定承認案　強行採決！！！」

写真は金沢市における10月26日のＴＰＰ条約などアベ政治の暴走に反対するデモ行進のようすです。

本日2016年11月4日16時18分ごろ、日本国民の暮らしや財産をまるごと米・日などの多国籍企業にゆだねてしまう［ＴＰＰ協定承認案］が衆院特別委員会で強行採決されました。

その瞬間の共産党副委員長　田村智子のフェースブックへの書き込みです。

「田村 智子
TPP協定承認案、強行採決！！！　委員長の声は何も聞こえないままに「採決」したことにして、維新が付帯決議案を提案しています。
与党はもちろん許せない。強行採決に手を貸す日本維新の会も、野党を名乗ってほしくない。」

国会のルールも何もない騙し討ち！　全く無法状態の国会になっています。現代日本におけるファシズムというものの貌を見た気がする瞬間でした。

　　　　「美しい日本とは・・・」

安倍晋三を頂点とする日本会議に属する政治家たちは「美しい日本」「日本を取り戻す」などという言葉をよく使います。
私たち日本人は心のふるさととして、この写真のような美しい棚田の風景を思い浮かべます。
写真の集落は金沢市南部の山里で後継者不足に悩みながら、苦しい農山村での経営や環境の保全に努力しています。
「美しい日本」は抽象的なイメージでなく農山村の人たちが日々の努力で保っているものです。
この集落の近くにも耕作放棄や、獣害などの影響で荒れ地となりつつある農地が増え続けています。
ＴＰＰ条約は、これら日本農業を支え、日本の安全な食を守り続ける方たちの息の根を止めるといわれる条約です。
いまは特別委員会で強行採決されたという段階で、国会内外では強行採決に抗議する人たちの声が戦争法強行の時のように響いているようです。
地方の私たちもさらに声を上げ続けなければと思う日です。

今日のブログ［写真師の新カメラ日記］はＴＰＰ協定承認案の衆院特別委員会強行採決に抗議する更新となりました。



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