写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

収穫後の林檎の木 野鳥のために

2018年10月29日 | 写真日記
    [野鳥に残すいくつかの林檎の実]

10月も終わりを迎えて山の斜面にあるリンゴ畑も収穫を終えたようで、いくつか枝に残された赤い実が目立ち始めました。
多少傷がついたり虫のついたものもありますが、農家の方たちが冬の餌に苦労する野鳥たちに残してやっているとも言われています。

    [もいだ林檎の木に残る]

収穫後のリンゴ畑で、なぜかこの樹だけに10ヶほどの実が残っています。

  わくらばの梢あやまつ林檎かな 蕪村

ネットで見かけた蕪村が詠んだ句ですが、この写真のような状況の林檎の木をみかけての作でしょうか。
リンゴ園によってはこの先の寒さと霜や雪により甘味がさらに強くなるのを待つ樹もありますが・・・。
金沢周辺では基本的にリンゴの収穫は終わりいよいよ晩秋から初冬という季節になります。

    [最後の一葉]

林檎の木に赤く色づいた葉が一枚揺れていました。
まるでO・ヘンリーの短編小説「最後の一葉」を思い出してしまいました。

収穫が終わり鳥たちのために残された林檎の実、リンゴ園で撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
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