早春の林を彩る小さな花

　　　　［オウレンの群生］

春を迎え雪の消えた林の黒っぽい地表を覆った枯れ葉の下から小さなオウレンが白く可憐な花を見せています。
雪が少なかったからでしょうか、例年ならばまだ雪が残る林ですが今年はその雪もほとんどなくなってオウレンの花がまさに「我が世の春」とばかりに姿を見せていました。
私自身は初めて見るほどの多くのオウレン、白く小さな花たちの群生の姿でした。

　　　　［わずかに残る雪の中で］

夜明け前に少し降った春雪がわずかに残る落ち葉の隙間から伸びた細い茎から三つに分かれた先に白い放射状の花が見えます。
毎年のようにスノータイヤを履いた我が軽自動車で林道を辿りこの林にやってきていますが・・・、今年もまだ落ち葉で覆われた林で可愛い花に出会うことが出来ました。

　　　　［カタクリも新芽を伸ばしています］

毎年オウレンの花の後を追いかけるようにこの林を彩るカタクリの花。
今年はまだ蕾は見かけませんでしたが、その特徴ある若葉はもう伸び始めていました。
その若葉を春の雪がつくりだした雫が小さな真珠のアクセサリーように飾っていました。
もうすぐ山里の林には春を待つショウジョウバカマ、カタクリの花、そしてヤマザクラも加わり春らしい彩りでいっぱいになります。

金沢市南部の山里、林で見つけた早春の小さな花の写真三枚をアップして［写真師の新カメラ日記］更新です。
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ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー