催花雨のなか花を撮る

　　　　［マクロレンズで撮る八重紅梅］

今日一日は「催花雨（さいかう）」とも呼ばれる春の花に咲くことを促すような小雨がふりつづいていました。
気分転換にと接写の得意なマクロレンズをつけたカメラを片手に御近所散歩に出ました。
写真は先日咲いたばかりの八重の紅梅、小さな雫をつけて凛とした姿を見せていました。

　　　　［雫と椿］

我が家近くに桜の名所としても知られる市営グランドがありますが椿もあり、丁度これから美しい椿の花が次々と咲いてきます。
その咲きはじめた花ビラについた細かな雨の雫が小粒の真珠のように花を飾っていました。

　　　　［縦位置で撮る紅椿］

今日使ったカメラにつけた100ミリマクロレンズはフィルムカメラ時代からの古い相棒です。
カメラメーカーの純正ですが20年近く前カメラ屋さんのジャンクコーナーに転がっていたものです。
ジャンクの理由は銅鏡の部分に大きな傷がありＡＦも効かないという事でした。
たしかに見栄えもよくないのですがご覧のように「写り」そのものには問題が無く、近接のマクロ撮影は基本的にＭＦ撮影というのが私のスタイルなので多少不自由な点はありますが今も使い続けている愛着あるレンズの一つです。
これから一段と出番が増えることでしょうね。

催花雨と呼ばれる春の小雨のなか御近所散歩で出会った花たちの写真三枚をアップして［写真師の新カメラ日記］更新です。
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ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー