山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

社長!いいところに来たよ!

2023-01-15 11:58:24 | ワイン四方山話

スズラン酒造(笛吹市一宮町)の、小池社長夫妻が、欠品だったシェンブルガーの一升瓶を持ってきてくれました。

奥様が持っているワインは、赤葡萄酒の一升瓶。

今回から、メルロー100%になりました。

メルロー100%の一升瓶ワインは、大変珍しいですね。

前回までは、シラーとカベルネソービニヨンのブレンドでした。

それも凄いですね。

ヨーロッパ品種を、一升瓶ワインにどんどん使うのは、スズラン酒造の特徴。

他のワイナリーが真似できない、この贅沢なつくりは、畑をたくさん所有するスズラン酒造だからこそ。

赤葡萄酒というラベルを、メルローにしたほうが、売れ行きが良くなると思います。

さて、スズラン酒造は2/1から、大幅な値上げを発表しています。

ちょうど社長夫妻が来られたので、他のワイナリーの一升瓶を見てもらいました。

一升瓶ワインは、毎日晩酌する方が購入するので、価格も大事な要素。

本当は2000円以下が良いのですが、2000円超えもすでに常識であり、2500円を超えると、売り上げはかなり落ちます。

3000円を超えると、晩酌で購入するお客様はいません。

3500円を超えると、余程品質が良く、みんなが認める評判が無ければ、売ることは難しいです。

そんな旨を社長夫妻に伝えました。

値上げ幅は、さてどうなるのでしょうか。


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