バーコード(JANコード)を使いまわしするワイナリーがあります。
困るのです、酒屋は。
今回発生した例をご紹介します。
丸藤葡萄酒のプティ・ドメーヌ・ルバイヤートです。
4400円のワインです。
バーコードはこちら。
プティ・ドメーヌ・ルバイヤートは、ビンテージが変わる時、または価格が変わる時、バーコードが変わります。
今回のバーコードは、以前丸藤さんで発売された、1600円のワインと同じものです。
1600円のワインは、10年以上前に終売になっているので、ワイナリー内では問題無いでしょう。
しかし、1600円のワインを販売していた酒屋は、そのデータがレジで生きているので、1600円で販売してしまいます。
新しいバーコードが付いていると、登録されていないので、レジでエラーになり、新たに登録して販売します。
ワイナリーの皆さん、バーコードの使いまわしは、止めましょう。
ワイナリーで問題が無くても、他で問題が生じています。
ニュー山梨ワインの、甲州甘口も、アジロンワインと同じでした。
今回、敢えてワイナリー名と、ワイン名を公表しましたが、万が一、酒屋関係者がこのブログを読んでいるならば、注意を喚起するためです。
丸藤葡萄酒に問い合わせたところ、同じような問い合わせがある、との事でした。
ただ、バーコードを使い回して問題を起こしている、という認識が無いようです。
少なくても、ワイナリーのHPや、ボトルにその旨の注意を記すなど、お知らせすべき事と思います。