有名なワイン評論家が講演会で、
「今のヨーロッパのワインの流行は、オレンジかロゼですよ。白も売れる。赤は売れない。特に重い赤ワインは敬遠されている」そうです。
来ましたね、山梨の時代が。
やっと時代が山梨に追いついた(おおげさです)。
山梨は白の産地ですから。
赤は軽い赤が多い。
そこで、お勧めのロゼワイン、ベスト3(ベスト3と言っても、売り場で3分ほどタタズミ、ピックアップした3本だけど)。
写真左は、丸藤葡萄酒(勝沼町)のルバイヤートロゼ、1,320円。
このロゼのポイントは、安価な点。
レトロなラベルデザインは、50年は経っている伝統のラベル。
マスカットベリーAを中心に、数種類の葡萄を使い辛口に。
いまどき、国産葡萄100%のワインで、この価格は見当たりません。
写真真ん中は、塩山洋酒(甲州市塩山) ドライゼロ 1800円。
このロゼワインのポイントは、巨峰とピオーネ。
シャインマスカットに負けた巨峰、ピオーネは絶滅危惧品種。
それを味わえる貴重なワイン。
香りも良いですね。辛口。
写真右は、矢作洋酒(一宮町) 甲斐国一宮 1650円。
このロゼのポイントは酸化防止剤亜硫酸塩無添加。
白ワインと赤ワインのブレンドで、やや甘口。
いま流行りの自然派ワインですが、私の記憶ではずっと前(30年?)から、このワインはあります。
矢作社長曰はく「昔は生協でよく売れた」。
時代が追いつきましたね。
ロゼワインが売れるのは、食事に合う、食事を邪魔しない点。
食事が軽くなってきたからですね。
よろしくお願いいたします。