牛奥ワインの赤の一升瓶の中身が、いつの間にか変更になっていました。
ラベルに牛奥産ぶどう使用(ベリーA・巨峰・ピオーネ)とあります。
牛奥さんに尋ねたところ、マスカットベイリA70%、巨峰・ピオーネ合わせて30%との事。
以前は、マスカットベイリAとデラウェアとのブレンドだったはず。
マスカットベイリAは赤の品種ですが、デラウェアは白ワインの品種なので、大変珍しい赤ワインだったのですが、今は巨峰とピオーネが3割ブレンドされています。
牛奥は、甲州市塩山にある地名で、フルーツラインという広域農道沿いに、葡萄畑が続いています。
そこでは、たくさんの生食葡萄が栽培され、巨峰もピオーネも生食用から、はねられた葡萄がワインに使われていると推測します。
巨峰もピオーネも生食用では、高級ぶどうですので、一升瓶ワインに惜しみも無く使う牛奥ワインは、大変太っ腹。
また、巨峰もピオーネも黒葡萄なので、赤ワインにしてまったく問題ありません。
牛奥ワインの赤は、さらさら飲めて、年配の方を中心に、大変人気です。
外国のボディの厚い赤ワインとは対照的な、日本食にマッチする優しい味わいが、多くの方に支持されていると思います。