麻屋葡萄酒の雨宮専務が、年内最後の納品時の帰り際に、
「サンデーワインのロゼを終売にして、そのロゼをスペシャルワインにします」
と、帰る足取りを止めずに言いだし、帰ろうとしていました。
おぅぅっと、ちょっと、ちょっっと待ってくれ、それはあまりにも重大なお知らせではないか。
サンデーワインは、1188円で販売している一升瓶ワイン。
赤、白辛口、白甘口、ロゼの4種類があり、ロゼだけが原料葡萄が県産の日本ワイン。
あとの3種類は、輸入原料がブレンドされたワインです。
売り上げでは、多い順に赤、白辛口、ロゼ、白甘口になります。
これがロゼです。
赤や白ワインは、輸入濃縮果汁使用とあります。
なぜロゼだけが、県産葡萄100%なのか。
ロゼワインは売れないために、原料費の高い県産葡萄を使って、赤字になってもそれほど問題ない、とのことでした。
しかし、日本ワインの一升瓶で1188円は格安です。
今どき、720mlでも1188円ワインは見かけません。
日本ワインと表示されて2~3年と思いますが、それからロゼワインはよく売れるようになりました。
同業他社も同様だと思います。
麻屋葡萄酒にとって、赤字になってもそれほど問題は無いレベルを超えたということでしょう。
残念ですが、仕方がありません。
ロゼワインが仲間入りするスペシャルワインはこちらです。
赤白の2種類で、原料葡萄が県産の日本ワインです。
税込み1609円。
ちなみに、赤の日本ワインでは、このスペシャルワインの赤が最も安いので、一升瓶赤ワイン部門では第3位(第1位はサンデーワイン)です。
今後、サンデーワインのロゼは、この規格になるので、1188円→1609円の値上げになります。
大幅な値上げです。
スペシャルワインのラベルは、麻屋葡萄酒の初期のころから使われている伝統のラベル。
値上げの時期はまた連絡する、と言って、こちらが捕まえようとするのを振り払うようにして、雨宮専務は帰って行かれました。
値上げ前に、サンデーワインのロゼを買ってください。
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