山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

赤毛のアンのワイン サドヤ

2014-05-07 18:01:32 | ワイン四方山話

赤毛のアンの訳者、村岡花子さんが教師をしていた山梨英和は、1898年サドヤワイン(当時はワイナリーではなく油屋)の敷地内で開校したとのことで、サドヤワインから「赤毛のアン」ワインが発売。

中身のワインは、白は甲州種とセミヨン種のブレンド、赤はマスカットベリーA種とカベルネソービニヨン種のブレンド。

先にサドヤワインから発売された「オルロージュ」というワインと葡萄品種が同じですが、ブレンド比が違いますので、味も異なります。

セミヨン種は、ボルドーの白ワインの代表的品種ですが、日本では馴染みの薄い品種です。

サドヤがワイナリーを始めたのは1917年ですが、その直後、フランスから取り寄せた品種です。

それ以来、セミヨン種はサドヤの伝統品種です。

フランスから葡萄品種を取り寄せるのは、当時は大変な事だったそうです。

その頃、山梨では、勝沼を中心にワイナリーがいくつもありましたが、サドヤはワイン専用品種でワインを造ったため、本格派ワインとして評判になり、山梨の代表的ワイナリーになっていきます。

イラストのラベルがやさしいですね。

ラベルは、日加(カナダ)修好85周年の記念イベントで使われたものを引用しているそうです。

各2160円(税込)


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フレッド カフマン氏一押しの4つのIPA

2014-05-03 11:57:31 | お酒の話(ワイン以外)

蝦夷麦酒社長のフレッドカフマン氏は、熱い方です。

会社は大きいと思うのですが、必ず社長自ら電話してきます。

日本語は大変上手ですが、細かいニュアンスがお互い伝わらない。

カフマン氏の部下と、打ち合わせをしたい、と時々思います。

今回もカフマン氏は、蝦夷麦酒のHPに掲載されていないビールを輸入したようです。

そのビールについて詳しく聞きたかったのですが、お互いの為、難しい話は抜きにして、取りあえず納品してみました。

お客様の方がよくご存じで、即売り切れ。

SierraNevad

再度入荷すると思いますが、入荷日は未定です。


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五味葡萄酒、フルライン

2014-05-01 11:25:07 | ワイン四方山話

山梨県甲州市塩山の五味葡萄酒のワインがすべて入荷。

五味葡萄酒はまだ知られていませんが、後継者の五味朋彦氏(35歳)の実力からすると、今後ブレイクすると予想されます。

弊社では、五味葡萄酒の今までの取り扱いワインは一升瓶だけでしたが、この度、720mlサイズをすべて取り揃えました。

注目は、単品種のカベルネソービニヨンの樽熟成。3000円(税別)。

カベルネを単品種で発売するのは、自信の表れ。

1300円の赤ワインの花ラベルは、社長の奥様の作品です。

中身は、赤のミディアム、マスカットベリーAが70%、カベルネソービニヨン20%、ブラッククイーン10%の割合。

樽を使っていないので、1300円(税別)です。


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