山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

甲斐ワイナリーの新作ロゼ。

2015-06-14 15:03:23 | 新商品インプレッション

甲州市塩山の甲斐ワイナリーより、バルべ―ラ種のロゼワインが発売になりました。

甲斐ワイナリーは、甲州種の白ワインに定評があり、白専門のワイナリーのようですが、赤もロゼも量は少ないのですが、発売しています。

バルベーラ種は、主にイタリアの赤ワインです。

数年前に、甲斐ワイナリーで、バルべ―ラ種を栽培していることを聞きました。

勢いのある葡萄で、栽培が大変なことも。

昨年、甲斐ワイナリー敷地内の直営カフェ「古壺(ここ)」限定で、このワインを発売。

そして今年、限定684本ですが、一般販売を始めました。

赤ワイン用の黒葡萄を、白ワイン製法でつくるブラッシュ製法でつくったロゼワイン。

薄いピンクが大変きれいです。

酸がきいた辛口、2050円(税込)。

山梨のバルベーラワインは初と思います。

楽しみな一品です。

 


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幻の酵母のワイン

2015-06-14 13:33:47 | ワイン四方山話

左は、勝沼の白百合醸造のワイン。

右は、一宮のアルプスワイン。

ラベルも価格も違いますが、どちらも「赤池幻酵母」を使ったワインです。

赤池は、富士五湖の精進湖脇に不定期で出現する池のこと。

六つ目の湖として、富士六湖と言うこともあります。

何年も出現しないこともあり、出現している方が珍しいので、幻の湖とも言われています。

その池から酵母を取りだしたのは、山梨大学の柳田教授。

柳田教授は、山梨大学のワイン科学研究センター所属の教授で、酵母の権威。

ワインに適した酵母探しと培養、また山梨のワイン業界の発展に力を尽くされています。

柳田教授のお父様も東京農業大学で酵母の研究をしていたとの事。

また、お父さんの実家は、宮崎県の焼酎メーカーと聞いています。

白百合醸造は、白を甲州種のシュールリー製法で辛口に、赤はマスカットベリーAで軽い渋さにしました。どちらも、税込2916円。

赤の生産量が少ないそうです。

アルプスワインは、白を甲州種の辛口、赤は山梨産カベルネソービニヨン50%、マスカットベリーA50%で程よい渋さにしました。

どちらも、税込2232円。


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