山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

5年間も幽閉され

2022-02-03 13:20:38 | ワイン四方山話

塩山洋酒から、ジャパニーズブレンド2015が入荷です。

ジャパニーズブレンドは、川上善兵衛氏が、明治から大正にかけて品種開発した、マスカットベイリA、ブラッククィーン、ベリーアリカントの3つをブレンドしたもの。

川上善兵衛氏が品種開発したものは、日本在来品種にされています。

3つの品種のうち、マスカットベイリAは、現在日本で最も多く栽培されている赤ワイン品種。

ブラッククィーンも山梨でたくさん栽培されています。

ベリーアリカントは、栽培が少なく、塩山洋酒が細々と栽培し、ベリーアリカントは塩山洋酒の看板ワインでした。

この3つの品種をブレンドできたのは、塩山洋酒だからこそです。

もっと、有名になってもらいたいワインです。

そのワインを、5年間も密閉タンク(萩原さん曰く「密閉ドラム缶」)で熟成したそうです。

樽熟成や瓶熟成の期間を合わせると、6年間も貯蔵されたワインが、いよいよ発売。

塩山洋酒では、最も高価な3500円

よろしくお願いいたします。


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ダイヤモンド プティデイス

2022-02-02 16:00:47 | 新商品インプレッション

ダイヤモンド酒造(勝沼)から、プティ・デイズの入荷です。

Petit diXは、フランス語で「プティデイス」と読むと思います。

ダイヤモンド酒造の雨宮吉男氏は、最も上のマスカットベイリAをつくろうとしています。

今のダイヤモンド酒造では、8(ユイ)が最上位のワインですが、その上の10(フランス語でdiX)の発売を考えているそうです。

今回、Petitが付くのは、雨宮氏が想定するレベルまでは達していない、という意味です。

価格は、8と同じ5,500円。

満足するワインが出来た時は、もう少し上の価格になります。

8と飲み比べさせていただきましたが、Petit diXを試飲すると、8はミディアムに感じます。

Petit diXは限りなくフルボディに近く、マスカットベイリAの持っているものを出し切っているような気がします。

言われなければ、マスカットベイリAとは思わないし、雨宮氏だからこそ、の到着点に来ていると思います。


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1月 一升瓶ワイン 白ワイン ランキング

2022-02-01 15:50:31 | 朝気店

令和4年(2022年)1月の、白ワインの一升瓶ワイン、売上ランキングです。

写真左から上位です。

第1位

北野呂醸造(笛吹市一宮町) 黒ラベル

不動の1位。

デラウェア100%の辛口。

飲食店様の売り上げが減っても、一般のお客様にも絶大な支持を頂いています。

第2位

くらんぼんワイン(甲州市勝沼町) 蔵

甲州種100%の辛口。

初のベスト5にランキング。

ラベルデザインも洗練されています。

第3位

白百合醸造(甲州市勝沼町) 醸造長のお家葡萄酒

甲州種とデラウェアのブレンド、辛口。

白百合醸造の醸造長は女性。

ラベルもネーミングも新たな視点で、ファンを増やしています。

第4位 

北野呂醸造 白ラベル

こちらもデラウェアと甲州種のブレンドの辛口。

ランキングの常連。

飲食店様にも一般のお客様にも、しっかり支持されています。

第5位

笛吹ワイン(笛吹市御坂町) 甲州オレンジワイン。

甲州種100%の辛口。

甲州種の果皮の色素がワインに反映され、オレンジ色。

オレンジワイン唯一の一升瓶なので、市場を独占!

1月の売れ行きは、飲食店様向けが低迷してしまい、上位のワインが様変わりしました。

赤ワインのランキングが明日以降です。

 

 

 

 

 


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