山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

言いたいことは言わせてもらう

2022-03-26 11:12:38 | 朝気店

バーコード(JANコード)を使いまわしするワイナリーがあります。

困るのです、酒屋は。

今回発生した例をご紹介します。

丸藤葡萄酒のプティ・ドメーヌ・ルバイヤートです。

4400円のワインです。

バーコードはこちら。

プティ・ドメーヌ・ルバイヤートは、ビンテージが変わる時、または価格が変わる時、バーコードが変わります。

今回のバーコードは、以前丸藤さんで発売された、1600円のワインと同じものです。

1600円のワインは、10年以上前に終売になっているので、ワイナリー内では問題無いでしょう。

しかし、1600円のワインを販売していた酒屋は、そのデータがレジで生きているので、1600円で販売してしまいます。

新しいバーコードが付いていると、登録されていないので、レジでエラーになり、新たに登録して販売します。

ワイナリーの皆さん、バーコードの使いまわしは、止めましょう。

ワイナリーで問題が無くても、他で問題が生じています。

ニュー山梨ワインの、甲州甘口も、アジロンワインと同じでした。

今回、敢えてワイナリー名と、ワイン名を公表しましたが、万が一、酒屋関係者がこのブログを読んでいるならば、注意を喚起するためです。

丸藤葡萄酒に問い合わせたところ、同じような問い合わせがある、との事でした。

ただ、バーコードを使い回して問題を起こしている、という認識が無いようです。

少なくても、ワイナリーのHPや、ボトルにその旨の注意を記すなど、お知らせすべき事と思います。


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メルローしか無いワイナリーのロゼ

2022-03-25 14:01:11 | 新商品インプレッション

ドメーヌドーセイ(長野県塩尻市)から、メルローロゼ2021が入荷です。

ドメーヌコーセイは、メルロー1種類しか作らない異色のワイナリー。

普通に考えて、1種類のぶどうでは、お客様の選択幅が無いので、経営は大丈夫?と思ってしまう。

メルローにかける情熱は桁外れ、と推測。

このロゼは、3年前に、ワイナリー初リリースしたワイン。

初リリースがロゼ!と驚いた記憶があります。

それから3年。

益々完成度の高いワインになっているはず。

極辛口、2750円(税込み)。

醸造家の味村興成氏は、メルシャンに長く勤務した、業界では名の通った方。

当店は、ワインの本場山梨の酒の小売店なので、他県のワインは販売しない方針ですが、このワイナリーだけは売ってみたいと思い、3年目です。

新ビンテージのメルローロゼ、よろしくお願いいたします。

 

 


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ワイナリーも間違える類似ワイン

2022-03-24 16:11:11 | 新商品インプレッション

ニュー山梨ワイン(ユイットヴィンヤードミサカ、笛吹市御坂町)から、一升瓶の新しいワインが入荷です。

甲州種100%の甘口。

甲州種の甘口の一升瓶は、フリーラン甲州(2508円)が、すでに販売していますが、こちらはぶどうの果汁に、力を加え搾った、プレスランの甲州種。

価格は、辛口の甲州の一升瓶ワインと同じ2288円。

ちょっと問題なのは、このラベル。

すべて異なるワインです。

左から、フリーラン甲州、甲州甘口、やや辛口の甲州、甲州辛口。

これは間違えます。

甲州種の一升瓶を4種類も発売して頂き、一升瓶ワインバカとしては大変嬉しいのですが、ラベルにもう一工夫、欲しいです。

配達をしてくれたワイナリーのスタッフが、商品を間違えて、ワイナリーに戻ったほどなので。

 


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60分で来る男

2022-03-23 18:16:25 | ワイン四方山話

朝10時に、三養醸造(山梨市牧丘町)のワインを、いろいろ合算で16本(24本が最低ロット)、発注しました。

欠品もあるだろうから、その後電話でのやり取りをして、合計24本にしようかと思っていたのですが、

11時には、店に届けてくれました。

びっくりです。

西関東自動車道が出来てから、甲府牧丘は大変近くなりました。

ナビタイムで調べたところ、34分でした。

それにしても、ワインを取りそろえ、伝票出して、60分とは驚きです

三養醸造のワインは、一升瓶も含め、当店ではすべて販売しています。

売れ筋は、こちら↓

左は猫甲州。

猫ラベルでブレイクしたワイン。

真ん中は、シャルドネコ、クリア。

社長兼醸造家山田氏の会心のネーミング?

シャルドネコは2種類ありますが、安いほうのクレア。

右は、窪平ルージュ。

窪平は、ワイナリーと畑がある地名。

この価格で、樽感がしっかりある、山田氏の自信作。

すべて1980円

ワイナリーに行った人はご存じですが、三養醸造には、柴犬がいます。

「犬ラベルのワインも出して」という声は多いと思いますので、いつか期待しています。


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辞めた男

2022-03-22 16:48:49 | お酒の話(ワイン以外)

以前、ファーイーストブリューイング(小菅村)で醸造していた宮嵜氏が、98ワインへ就職しました。

宮嵜氏は、ファーイーストブリューイング時代、非常に活躍されていたので、この業界では有名な方です。

ファーイーストブリューイングに就職するとき、すでに将来は独立することを言っていたので、円満退社。

独立してブリュアリーを立ち上げるのかな、と思ったのですが、98ワインへ就職して、ブリュアリーを立ち上げるそうです。

98ワインは、甲州市塩山の上の方(福生里)にあり、ブリュアリーはその上(ワイナリーから車で3分)に建設するそうです。

作るビールは、750mlのボトルで、瓶内2次発酵のビールを作るそうです。

順調にいけば、夏くらいにビールを発売したいそうです。

それを過ぎると、ワイナリーの多忙期で、そちらの仕事も増えてくるそうです。

人を引き付ける方なので、ビールの販売は順調になると思います。

もちろん、当店も扱いたいと思っています。


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