有楽町のむらからまちから館の取材を終えて交通会館を出た途端に、「いらっしゃいませ! 尾道ラーメンはいかがですか!」という元気な呼び込みの声が耳に入ってきました。むらからまちから館の出店者が、地元の特産品の販売をやっているのかと思ったのですが、どうも様子が違います。呼び込みをしているのは学生服を着た子どもたちで、のぼり旗には「全力で挑め! 尾道市立久保中学校」と染め抜かれています。
これはどうしたことかと思って、ピンクの法被姿の方にお話しを伺おうとしたら、いただいた名刺には「尾道市立久保中学校長 古川昭生」と書かれていました。
以下は、吉川校長との会話の概要です。
Q1 この生徒たちは何をしているのですか?
A1 東京へ修学旅行に来ましたが、今日は地元の特産品の販売を行っています。
Q2 修学旅行の一環なのですか?
A2 販売会は、修学旅行のスクジュールに組み込まれています。
Q3 修学旅行には、何人が参加していますか?
A3 62名の生徒が参加しています。班別に分かれて1時間半交代で販売を担当しており、いま他の班は都内の商業施設などを見学しています。
Q4 いつ頃から準備をしてきたのですか?
A4 昨年の10月に、「おのみち瑠璃Company」を学校の中に設立し、修学旅行に参加する生徒全員を対象に入社試験を行い、その後は総合的な学習の時間を中心に取り組みを行ってきました。生徒たちは旅行代理店に依頼して、この場所の時間帯別の通行者数や男女別比などをリサーチし、そのデータを元に販売品目や販売予定数量などを想定した起案書を作成、Company内で検討を繰り返しながら今日の販売会に備えてきました。
Q5 そもそもの動機は?
A5 いろいろと課題がある中で、生徒たちに自信をつけてもらうのが狙いでした。
Q6 いつ頃から始めたのですか? 生徒の反応は?
A6 今年で3年目です。1年目のスローガンは「久保中だって出来る。」でしたが、2年目の去年は「久保中だからできる。」、今年は「久保中はできた。」です。販売を経験した生徒たちは、「しんどいけど、やって良かった。」と言っています。
近頃、心の動きが鈍くなっている私ですが、久々に感動しました。Companyを設立した目的は、「郷土意識を育み、望ましい職業観・勤労観を身につける」とのことですが、いただいたパンフレットの「I LOVE おのみち」のタイトルが心に沁みます。
これは「教え」ではなく「学び」であり、二宮でも彼らから学ぶことが沢山あります。尾道市立久保中学校の生徒と先生に、そして、Companyを支えている方々に心からエールを贈りたいと思います。
これはどうしたことかと思って、ピンクの法被姿の方にお話しを伺おうとしたら、いただいた名刺には「尾道市立久保中学校長 古川昭生」と書かれていました。
以下は、吉川校長との会話の概要です。
Q1 この生徒たちは何をしているのですか?
A1 東京へ修学旅行に来ましたが、今日は地元の特産品の販売を行っています。
Q2 修学旅行の一環なのですか?
A2 販売会は、修学旅行のスクジュールに組み込まれています。
Q3 修学旅行には、何人が参加していますか?
A3 62名の生徒が参加しています。班別に分かれて1時間半交代で販売を担当しており、いま他の班は都内の商業施設などを見学しています。
Q4 いつ頃から準備をしてきたのですか?
A4 昨年の10月に、「おのみち瑠璃Company」を学校の中に設立し、修学旅行に参加する生徒全員を対象に入社試験を行い、その後は総合的な学習の時間を中心に取り組みを行ってきました。生徒たちは旅行代理店に依頼して、この場所の時間帯別の通行者数や男女別比などをリサーチし、そのデータを元に販売品目や販売予定数量などを想定した起案書を作成、Company内で検討を繰り返しながら今日の販売会に備えてきました。
Q5 そもそもの動機は?
A5 いろいろと課題がある中で、生徒たちに自信をつけてもらうのが狙いでした。
Q6 いつ頃から始めたのですか? 生徒の反応は?
A6 今年で3年目です。1年目のスローガンは「久保中だって出来る。」でしたが、2年目の去年は「久保中だからできる。」、今年は「久保中はできた。」です。販売を経験した生徒たちは、「しんどいけど、やって良かった。」と言っています。
近頃、心の動きが鈍くなっている私ですが、久々に感動しました。Companyを設立した目的は、「郷土意識を育み、望ましい職業観・勤労観を身につける」とのことですが、いただいたパンフレットの「I LOVE おのみち」のタイトルが心に沁みます。
これは「教え」ではなく「学び」であり、二宮でも彼らから学ぶことが沢山あります。尾道市立久保中学校の生徒と先生に、そして、Companyを支えている方々に心からエールを贈りたいと思います。