NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

3Dテレビ

2010年03月15日 | 経済情報
3D映画のアバターが、世界の興業収入の最高記録を更新し大きな話題になっていますが、テレビについても各メーカーが3Dディスプレーの開発に力を入れているようです。

しかし、テレビは映画と違って幾つかのネックがあるように思います。例えば、ニュースやバラエティーまで3D化する必要はありませんし、家族全員が専用のメガネをかけてリビングに集うというもの変ですよね。

一方で、3D映像の製作には巨額の費用が必要だと思っていましたが、2Dの映像を3D化する技術も確立されてきたようですので、コンテンツも急速に増えると思われます。ハイビジョンテレビの時にも異論がありましたが、あっと言う間に普及したことを考えると、3Dテレビも時間の問題かもれません。

私ども商工会にとっては、地域の小規模事業者へ与える経済的な影響はどの程度なのかということが一番の関心事になります。製造に関しては自動車と違って裾野は広くはありませんので影響は限定的と思われますが、小売店にとっては特需的に売上げが増加することが考えられます。

まだ、3Dテレビは高額ですが、地デジ対応テレビへの買い換えを考えている方の中には、価格設定次第では一気に3Dテレビ購入という流れが起きることもあり得ますので、その動向は注視したいと思います。

まあ、両目で物を同一視できない私は、当面、3D映像を見ることはできないのですが・・・
コメント
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