NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

おりがみ会館

2010年03月06日 | 日記
今日は、カミさんのアッシーで東京のお茶の水にある「おりがみ会館」に行ってきました。カーナビに入力すると、右に曲がれ、左に曲がれとご指示をいただき、主従関係に疑問を感じながらも迷うことなく行き着くことが出来ました。

アッシーは、ちと古いですかね。以前、一緒に仕事をしていたことがある西川りゅうじんさんの造語ですが、他にもメッシー、ジモティ、コヤジなど色んなことを言っていました。最近は、土佐・龍馬であい博の総合プロデューサーとして相変わらず忙しそうです。

おりがみ会館は6階建で、1階と3階が売り場、中2階が展示場、4階から上は工房と教室です。ビルに入る前は、「折り紙だけでビルとはね~」と思っていましたが、その奥の深さには驚かされます。今日までは「ひいな展」で、色とりどりのお雛様が飾られており、女性でなくとも溜息が出ます。









展示物の中で圧巻なのは「藤娘」でした。よく見ると、藤の花も葉もすべて連鶴で作られているのです。「凄い!」の一言です。







売り場には、4階の工房で自家製作された素材の紙がぎっしりと並べられており、全国から愛好家が訪れるようです。





ちょうど、NPO法人国際おりがみ協会の小林一夫理事長が実演をされていましたが、「はーい、巣籠り鶴ができました。折り目なんて合わなくても気にしないの、顔なんてどちらに向こうが鶴の勝手なんだから♪」と、その軽妙な語りと神業のような手さばきに、お客さんはどんどんと引き込まれていきます。伝統とは、それを継承するための努力の積み重ねなんだと改めて認識しました。





下の写真は、家に帰ってから、私が見よう見まねで折った連鶴もどきですが、尚一層の精進が必要のようですね。




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