12月に入り、生きものに接する機会が少なくなってきたので、確実にオオハクチョウなど数種類の野鳥に出会える田尻池に出かけてきました。40年ほど前、田尻池はオオハクチョウの県内唯一の越冬地でした。
オオハクチョウ目当てにきたような人々が10人ほど。水鳥はたくさんいましたが、何故か肝心のオオハクチョウの姿はありませんでした。
見た感じではオナガガモが圧倒的に多く、次いでホシハジロ、キンクロハジロと続きコガモは数羽見ただけでした。カモ以外では、オオバンの姿もありました。
1980年発行の『富山県の鳥獣』には、ホシハジロについて、「河川や湖沼、貯木場などに見られるが、県内では局地的に生息し、生息数もそれほど多くない」と書かれています。
《ホシハジロの♂と♀ 2018/12/02》
《ホシハジロの♂ 2018/12/02》