12月に入り、生きものに接する機会が少なくなってきたので、確実にオオハクチョウなど数種類の野鳥に出会える田尻池に出かけてきました。40年ほど前、田尻池はオオハクチョウの県内唯一の越冬地でした。
オオハクチョウ目当てにきたような人々が10人ほど。水鳥はたくさんいましたが、何故か肝心のオオハクチョウの姿はありませんでした。
見た感じではオナガガモが圧倒的に多く、次いでホシハジロ、キンクロハジロと続きコガモは数羽見ただけでした。カモ以外では、オオバンの姿もありました。
キンクロハジロ(金黒羽白)は、カモ科ハジロ属の水鳥です。和名のキンクロ(金黒)は、黄色の目と黒っぽい体色から、ハジロ(羽白)は羽(初列風切や次列風切)に白い斑紋があり飛んでいるとき白い帯模様が見えることに由来しているようです。
《後頭部の長い冠羽が印象的なキンクロハジロ♂ 2018/12/02》
《羽繕いするキンクロハジロ♂ 2018/12/02》