フユシャクを探して公園を歩いている途中、小さなトイレに入りました。用を済ませて周りを見回すと、白く塗られた壁に黒っぽい枯葉のようなものが付いています。よくみるとアケビコノハです。このままここで越冬するつもりだったのでしょうか?
念のため、翅を開いてもらい、写真を撮ってから、元に戻してやりました。
《トイレの壁にとまっていたアケビコノハ 2018/12/09》
《トイレの壁にとまっていたアケビコノハ 2018/12/09》
《翅を開かせたアケビコノハ 2018/12/09》
※ 最近、気分転換に、昔買ったCDを引っ張りだして聞いています。今は、加藤登紀子のCDアルバム『薔薇と恋のうた』の中の一曲「時には昔の話を」を繰り返し聞いています。
時には昔の話をしようか
通いなれた なじみのあの店
マロニエの並木が窓辺に見えてた
コーヒーを一杯で一日
見えない明日を むやみにさがして
誰もが希望を託した
ゆれていた時代の熱い風に吹かれて
体中で瞬間を感じた そうだね
………………
今でも同じように見果てぬ夢を描いて
走りつづけているよね どこかで
語りかけてくるような加藤登紀子の歌声、メロディー、歌詞、聞いていると胸が熱くなってきます。
私自身は、自宅から大学に通い、なじみの店もなく、喫茶店で長居したこともなく、友だちの小さな下宿屋で朝まで騒いで眠ったこともなく、毎日が燃えていたことも息がきれるまで走ったこともありませんが、ほぼ同時代に青春時代を過ごしたせいか、なぜかこの歌に感動して何度も繰り返し聞き、妻に苦情を言われています。でも、飽きるまで繰り返し聞くだろうと思います。
長い間会っていない昔の友だちに、無性に会いたくなってきました。
《加藤登紀子のCDアルバム「薔薇と恋のうた」》
昨日、妻、娘、孫娘が富山市ガラス美術館「キラリ」で2018/12/08~2019/02/24まで開かれている『ジブリの大博覧会ーナウシカからマーニーまでー』を見に出かけました。土産にと買ってきてくれたのが、『紅の豚サウンドトラック』のCDです。さっそく聞いてみると、エンディングテーマ曲がこの『時には昔の話を』だったのにはショックでした。このアニメは何度も見てエンディングテーマ曲を「いいな」と思ってい聞いてたのに、今回はそのことをまったく思い出さなかったからです…。
(2018/12/17追記)