やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ヨコヅナサシガメ(捕食)(高岡古城公園/富山県高岡市古城)

2018-12-01 04:23:53 | 昆虫類

穏やかに晴れた一日、高岡市美術館で開かれていた『椿絵名品展「つばき咲く」ー光琳、大観、夢二などー』を見に高岡に出かけました。昼に近かったので、とりあえず高岡古城公園の駐車場に車を停め、モミジのきれいな公園を散歩してレストランで昼食をとりました。

散歩の途中、ソメイヨシノの古木の窪みに何やら蠢くものがいました(実際は、何本もの幹を何かいないかと探し回り、やっと見つけたものです)。近寄ると、ヨコヅナサシガメの幼虫が毛虫に群がり、体液を吸っていました。(日当たりと日陰のコントラストが強いので、私のカメラCANONIXY650と私の腕では、何度試みてもうまく撮れませんでした。そうこうするうちに、ヨコヅナサシガメは散らばってしまいました。)


《ソメイヨシノの古木の幹で毛虫の体液を集団で吸うヨコヅナサシガメの幼虫 2018/11/27》 


《ソメイヨシノの古木の幹で毛虫の体液を集団で吸うヨコヅナサシガメの幼虫 2018/11/27》 


《紅葉が散り始めた高岡古城公園 2018/11/27》

※ 『椿絵名品展「つばき咲く」ー光琳、大観、夢二などー』高岡市美術館  2018.10.26(金) 〜 12.9(日)

「椿は、琳派の画家や文人画家をはじめ現代にいたるまで多くの作家によって描かれ、主要なモチーフとなっています。四季を問わず緑をたたえ鮮やかな花をもつ常緑樹である椿は、古くから日本において親しまれてきました。本展では、椿絵のコレクションで知られるあいおいニッセイ同和損害保険の収蔵作品から、近世から現代までの日本画、洋画、工芸における椿絵の名品約80点を展示します。同コレクションは、同社の母体の一つである大東京火災海上保険の創業者・反町茂作が、椿のように若々しく力強い会社でありたいと願い、椿を社のシンボルフラワーとしたことから形成されました。尾形光琳、横山大観、竹久夢二、岸田劉生、北大路魯山人など、日本美術史上に名を残した作家たちがつくりあげた、様々な椿の姿をお楽しみください。」(『Internet Museum』より)

夏目漱石の「紅梅図」はあまり印象に残りませんでしたが、香月康男の「白椿」は強烈でした。

 

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