3月中旬の平日午後のことです。15時30分頃の到着で19人の行列。丁度行列整理の為に出てきた遅番助手さんから「あれ、今日は早いですね。」とのご挨拶を頂いて最後方に並ぶこととなりました。
大ラーメン、大蒜多め脂+生卵。
この日は卒業した助手さんの麺上げの日で店主さんは不在。ですので通常の大が提供されると予想していましたが、この量で。遅番の助手さんが事前に伝えて下さったのか本店で麺増しをお願いしたことがあるのを覚えて下さっていたのか、どちらにしても有難いことです。
量は店主さんの時よりも少し控え目。グルエースも振りかけられてはいなかったようです。また、平ざるでの湯切りの際のザッザという音も大きいように思いました。
ストレート形状で滑らかな表面の麺は中心部にも水分が生き渡った軟らかな食感。最近はこのタイプの麺に遭遇することが多いように思います。
最後は、卵黄とレンゲ一杯のスープを麺に加えて。卵黄との相性抜群です。
サブ丼には野菜と大蒜と豚。
大きめに切られた鮮やかなキャベツの甘味ともやしのやや強めの舌触りが印象に残る野菜。
豚は2枚。珍しく豚入りは売切れでした。
伸縮性があることでやや強めの噛み応えをもつ赤身。タレの味染みは弱めで淡泊さすら感じました。味染みの弱さと豚売切れは関係あるのかも?
ほぼ赤身の豚は筋線維の存在感を強く感じるもの。
細かく刻まれた大蒜はサラッとしつつもピリッとした辛味。
てっぺんにはフワフワの脂。
スープは見た目の色がクッキリと2分割されていて、向かって右側の茶色が強い部分は醤油の塩味と豚出汁のコクをバランスよく感じられる味わい。
向かって左側の白色が強い部分は、固形脂を乗せた際に一部がやや崩れてスープと混ざったのかやや甘味が先行する仕上がりでした。良くかき混ぜてから口に運ぶと、全体的に甘さが先行した非常に円やかな仕上がりと言えるスープでした。
生卵は白身の粘度が高そう。
約12分で完食。豚入ではなく全体的に量が少な目とはいえ、やれば早く食えるじゃん、と自分を褒めながら2人の助手さんにお礼を言い退店しました。
このお店も気になります。
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