9月の晦日、この日も夏季休暇を取得しました。午前中に、頭頂部がすっかり禿げ上がった頭を散髪し、お店への到着は14時31分。この時の行列は12人と予想外に少なく、20分後には入店となり、その14分後にラーメンが配膳されました。
大ラーメン、大蒜脂。
麺丼。
平ざるから丼に移す際に、効率的に詰め込むためか、一旦入れた麺を何度も菜箸で上下させて盛り付けられました。
2分間隔で投入された後、都合5分間鍋の中を滞留し、全てを取り出すのに約3分を要していました。
しなやかさとボキッと千切れる強さを併せ持っていました。
茹で加減を指定するよりも、店主さんが最適と思う硬さが一番だと、今さらながら再確認することに。
プルっトロッとした固形脂。
野菜丼。
もやしがピンと立つ位の茹で加減の野菜は、すべすべとしてキャベツ率高めでした。
豚。盛付開始前に店主さんが食券を覗き込み何やらごにょごにょと。「なんだ、豚入りじゃないのか」と聞こえた気が。
脂身少なく、あっさりとした後味の豚。
そのまま口に運んでも旨味を感じられた豚。
脂身が徐々に溶け出したことで、濃厚さが増していった豚。
表層部分が白濁した色合いのスープ。
甘いとすら感じる乳化傾向の味わいの中に、時折ヒリッとした醤油の風味が現れてきました。
固形物を食べ終えた後も飲み干したい誘惑に駆られました。
辛さ控えめなのでその主張は弱めだった大蒜。
およそ15分で完食。食べ終えた丼をカウンターに乗せると、次ロット分の麺を平ざるに乗せたまま「足りた?」と尋ねた後、こちらを一心に見つめるる店主さんに「十分すぎる位に足りました。」と返答し、16人の行列を横目に退店しました。
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