1月中旬の平日に、午後から有給休暇を取得した日のことです。当初は越谷店に向かう計画も、翌日の土曜日に臨時営業するとの情報を得て予定を変更。14時45分に店頭に到着すると、行
列は25人。それから、遅番助手さんから年始のご挨拶を頂いたり、後続に21人が続いた15時53分に閉店となる様を眺めながら16時18分に入店し、16時25分に注文の品が配膳さ
れました。
私の直後に並んでいた女性の目的は持ち帰りの購入だったよう。途中、既に売り切れた旨が説明されるも、それならラーメンだけでも食べていこうとその場に留まっていましたが、店前に移動
するタイミングで次の予定が迫っていたようで離脱することに。それを知った助手さんが哀れに思ったのか、店主さんに対しお願いがあったようで、特別に作成、販売がなされていました。初
めからそのやり取りを見ていましたが、店主さんと助手さんの性格から、予想通りの結末となりました。
大ラーメン、大蒜脂+ネギ。直前まで豚入りにするか迷っていましたが、前日の松戸駅前店分が消化しきれていない気がして自重しました。
麺丼。
入店した段階で、既に鍋に投入されていたので茹で時間は分かりませんでしたが、見た目だけで、角が無く軟らかめであることが想像できた麺。製麺担当の助手さんが変わったようですが、さすがにここまでだと、性質というよりも茹で時間の影響が大きいだろうと。
水分を極限まで抱え込んだようで、ぷくぷくにゅるんっとした食感。大袈裟でなく、舌の上で溶けるようで噛まずに飲め込めました。時間的余裕がないので、普段は軟らかめをお願いする機会
に恵まれませんが、この感じが好きかも?と思いました。
粗挽き唐辛子と胡椒を合わせて。
プリンッとした背脂にカラメが追加された固形脂。
スープ。
脂の甘みと豚の深みに満ちた、乳化の進んだ円やかさを極めたような味わいで、醤油の風味はほとんど伝わらず。それは、他の味覚に凌駕されたというよりも、初めから存在感が希薄だったように感じました。
野菜丼。一目見て、豚入りであることを確信。店主さんのお気遣いとほんの少しの勘違いの結果です。
大きめに切られたキャベツにより、火の入りの浅さ故の歯応えがより強調されていたように。
さっくりという具合に割れた赤身に、とろりとした甘じょっぱいタレが掛けられていました。
ほぼ脂身の豚に、ヒリッとして刺さるような塩気を持ったタレが芯まで染みていました。
場所によって噛み応えに強弱があった赤身の周りには、プルプルとした脂身。
提供時は冷えて固まっていた脂身が、熱によって徐々に溶け出していた豚。
ゴツッとした感触を持った赤身がゴロゴロと。
荒々しい肉質の赤身と、とろんとろんとした舌触りの、甘みを発する脂身によって構成されていた端豚。
パラッとしていた大蒜。
配膳時から刺激を伴った香りを漂わせていたネギ。
主に麺に添えて。
およそ15分を要して完食し、次ロットの調理中の店主さんと遅番助手さんに年始のご挨拶を無事済ませ、退店しました。
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