ユコリンのさんぽ日記

山歩き大好きなユコリンの日記です。
※コメントは承認制です。
多少のタイムラグをお許しください。

GW立山と大日岳

2013年05月14日 | 山のはなし
2013年5月2日夜~5月6日
GW後半は山の会の春山合宿に参加しました。
今年は剣と立山の2つ企画があって、20人の参加です。
立山組は雷鳥平のテント泊だということで、
雷鳥平なら、私でもたどり着けるだろうと、
参加することにしました。
5月3日
立山駅は連休後半初日とあって、すごい人です。
20人ということで団体でチケット購入、時間の予約もできます。
快晴の室堂に到着です。
立山三山に大日岳、すばらしい眺めです。


この景色だけで満足、というわけにはいきません。
重い荷物を担いで、歩き始めます。

正面が大日岳、右の建物がみくりが池温泉です。

1時間ほどでテント場が見えてきました。
下りが多かったので思ったより楽でした。

正面が雷鳥坂と別山、

テントをたてて一休み!
ここは、1泊1人500円のテント場代がいりますが、
水も出るし、水洗トイレで快適でした。
おまけに近くに温泉まであるんですから

正面に立山を眺める最高のテント場です。

昼からは雪上トレーニングです。
テント場の横の急斜面で、登下降、クレイムハイストによる確保、
滑落停止、コンテの仕方、




明日の縦走に備えてみんな真剣にトレーニングします。
午後3時ごろ終了、テント場に戻って一休みしてから、
一番近くの、雷鳥沢ヒュッテのお風呂に入りに行きました。
ここは残念ながら温泉ではありませんでした。(がっかり)
温泉は雷鳥荘だけだそうです。

5月4日
今日は予想外にお天気が悪く、
風も強く、ホワイトアウト状態での縦走となってしましました。
朝は晴れ間も見えて、このままお天気回復するかと、
ちょっと期待したのですが・・・
室堂方面と大日岳


一の越からの登り、強風で雪が飛ばされて顔にあった痛いし、
めがねは凍って、はずしてしまって、目も痛いし・・・かなり大変でした


雄山山頂、かなり人がいます。ここまでは割りと手軽ですが、
ここからの縦走はアイゼンとピッケルワークが必要です。

この社の横から、ロープがはってあったので、
それにカラビナをかけてクライムダウンします。


3015mの大汝山はまったくのホワイトアウト。


このあと富士の折立はロープをフィックスしてもらって、
クレイムハイストで下降します。
GPSと磁石で方向を確認しながら真砂山まできましたが、
これ以上縦走しても天気の回復は望めないので、
大走りの道標にしたがって、雷鳥平に下ります。
少し下ると、視界も開けテント場も確認できホットします。
ここからは尻セードで一気に下り13時すぎ無事テント場に戻ってきました。

小雪のちらつく中、雷鳥荘まで、20分ほど坂道を登って、
温泉に入ってきました。温泉に入ると疲れが取れます。

5月5日
午前2時起床、4時出発です。
今日は大日岳を往復してから、下山します。
星も出て、お天気は回復しているようです。
暗がりの中ヘッドライトで稜線に向かいます。
1時間ほど歩いたころ、太陽が立山の稜線にあがりました。


大日岳も朝日に輝いています。


立山三山と浄土山、そして室堂、アルペンルートも
朝日をいっぱい浴びて輝いてます。


剣岳


真っ白な大日岳


剣岳をバックに今回のメンバーで記念写真


こんな雄大な景色を見たら、まだまだ山は止められません!


下山テントを撤収して室堂までもどったら、
室堂は大変な混雑で、2時のバスを予約していたのですが、
バスは2時40分、立山駅に下りたのはほぼ5時近かったです。

これも想定ないのことで、神戸に直帰した人が8人、
下山後温泉にもう一泊した人が12人でした。
もちろんユコリンも温泉宿泊して大宴会、
ゆっくり温泉に入って、布団で寝たので、
今回は疲れがまったく残りませんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする