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今日よりちょっといい、明日にしませんか

キャリアコンサルタントのイメージは

2019年04月12日 06時43分07秒 | キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、学生、求職者、在職者等を対象に職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門職である(ウィキペディアより)と記載されています。いろんな定義がありますが、自分の中でキャリアコンサルタントとしての理解を深めるために概念化してみようと考えました。その結果、キャリアコンサルタントのイメージは「お坊さん」に例えられると考えました。

理由は、3つあります。それは、じっくり相談者の声やこころに寄り添う。そして、その人の力で生きていけるよう背中を押すヒントを差し上げ、求められた時にはアドバイスをおこなう。座禅はしないけれど、自分と向き合う(生き方や考え方、まわりのこと)時間、そして質問によって、相談者自身を深めていくお手伝いをすることが、キャリア(人生)そのものを支援するキャリアコンサルタントとの類似点が多いからです。

お坊さんは他にも、いろんな仕事があるかと思います。各種法要。檀家さんのお世話は、支援先のフォローに例えられると思います。定期的な法要(節目)での催し。地域の方々(こども、わかもの、高齢者、弱者など)への支援として法話(セミナー)の実施など、私が幼い頃近くのお寺でいろんな話を聞かせてくれました。今思うと、お寺という歴史のある場所と独特の雰囲気だったからこそ、命の尊さも、そして人としてのあり方についても、こころに残っているように思います。

一方、人の死から見えてくることって、たくさんあると思います。そのひとつが命の大切さと感謝。現世に生きている人をよりその人らしく生きる、亡くなった方の生き方を通して、今生きる私たちに、それでいいのかと問いかけられるように感じます。

ちょっと固いかもしれませんが、こんなイメージです。さまざまなキャリアコンサルタントが活躍していますが、私はこういう存在でありたいと努力したいと考えています。


キャリアコンサルタント資格更新研修、3日連続で受講。

2018年11月28日 07時07分44秒 | キャリアコンサルタント


(東京駅八重洲口)

現在、同資格を3年前に取得して、セミナー講師として、またカウンセリングに活かしている。しかし、世の中の変化の波が働く人のキャパシティを越えて、さまざまな影響を与えているように感じられる。そのため、この国家資格キャリアコンサルタントの登録を継続するためには5年ごとに更新を受けることが必要で、更新を受けるためには、以下のA及びBの講習を受ける必要がある。
A. キャリアコンサルティングを適正に実施するために必要な知識の維持を図るための講習につき8時間以上
B. キャリアコンサルティングを適正に実施するために必要な技能の維持を図るための講習につき30時間以上となっている。

今回、B講座を受講するため、東京にて11月23日から25日までの3日間、「アサーション」「キャリアコンサルティングの現場で使えるグループワーク」「キャリアストーリーインタビュー」の3講座、合計19時間を受講した。一方、全国より集まった参加者は、それぞれ専門職(保健師、専門機関の相談員、大学の講師)の方々が集まっており、情報交換の場ともなった。今回の講座の内容はいずれも実践的なものばかりで、支援の現場で活用できるスキルであった。よって今後、どう深めて実践に活かすかが課題である。

講師より、3講座の理論の根底に流れる考え方に「社会構成主義」があるとの説明があり、どのような関わりがあるのかと調べてみたくなった。ウィキペディアの一文を借りると、「本質的で客観的な真理」は人間にとっては直接観察不能であり、何らかの枠組みによって観察されざるをえないのであるから、問題はどのような社会的枠組みに依拠しているのかといった足場に向かう議論とある。
カウンセリングにおいては、主観的な経験と感情に価値、文脈が重要、仕事と生活を全体とみなすという考え方である。ナラティブアプローチやサビカスのキャリア構築理論は、クライエントのこれまでの経験や感情に価値を置き、人生という全体の文脈の中でクライエントを理解するということから、正しく社会構成主義が下敷きになっていると言っていいだろう。

クライエントが見ている環境、感じている環境、主観がクライエントをつくっている。そう考えると、クライエントが語るキャリアストーリーと意味、主観性に価値、事実と同様に感情も重視することで、クライエント自身がつくり出すキャリアを支援することがカウンセラーの役割となってくるのだと思う。まだまだ理論の入り口に入ったばかりではあるが、人や社会への新しい捉え方や枠組みへの興味が高まっている。

すべては、支援に活かすために、その人らしい生き方を支えるために、学びを深めたい。


社会の潮流、そして最新の知識などを取り入れ、現場に活かしていく

2018年10月11日 07時13分21秒 | キャリアコンサルタント


  鹿児島大学にて

9月29日(土)台風24号が九州に接近している中、鹿児島大学(鹿児島市)で開催された宮城まり子氏の講演会に参加した。
上記テーマにあるように、私達が働き方や生き方(キャリア)について壁にぶっかった時といわれるは、転職や異動や転勤など人生の転機と呼ばれるときが多い。そのような時には、不安や迷い、大事な決断を迫られ、メンタル的にも疲弊したり、うつ状態になったりする。

講演会では、その人生の壁ともいうべき出来事に際して、キャリアとメンタルについて統合的に支援するための方法について学んだ。午前10時よりにキャリア、メンタルヘルスについての基礎知識を学び、午後からは事例検討とロールプレイにて、具体的な対処法について考えることができた。

特に印象的だったのは、2010年に発表されたWHO世界健康職場モデル「働く人達の健康なくしてビジネスの反映はない」、いかに健康的な職場・組織をつくるか」に対して、その実現のため、健康的な職場の構成要素として、1,物理的な健康職場、2,社会心理的職場環境、3,個人の健康資源、4,地域との共生、地域社会への関与が挙げられており、世界的にみても健康という捉え方が変わっている。

社会の潮流、そして最新の知識などを取り入れ、現場に活かしていくことを再認識した。




「働き方改革ワークショップ」その2。

2018年02月12日 05時29分17秒 | キャリアコンサルタント




ワークショップも2回目。「働き方改革」への課題は、企業、そして参加者でもさまざまであること。それ程、問題の違いがあることが討議の中から理解できた。それは、参加者が持ち寄って好事例集をみてもわかる。グループワークで実施するも、まとまらず。もちろん、グループリーダーの役割も大きいと思うが、「働き方改革」という言葉の定義を揃えることも必要だし、整理して考えることが大切だと改めて感じた。

その好事例と挙げられた事例の主なものとしては、
一人9分と決めて、各人が取り組む時短。
時間単位の有給取得への取組み。
夏期3日休暇に年休を追加させるなどの対応。
トップの意志とわかりやすい表現で思いを発信する重要性などが、心に残った。いずれも、働いている人が働くためのモチベーションを挙げ、アウトプットの高い職場をつくっていくための条件づくりとなる。

次に「働き方改革」の意味を振り返った。労働生産性とは、投入した資源でどれだけの価値を生み出したかであると講師より、以下の提案がなされた。


改めて、生産性を上げるとはどういうことなのかを考えさせられた。働き方改革は、仕事の取り組み方改革でもある。まず、取り組むべきことは「仕事の取り組み方」を変えて生産性向上を図ることでないか。

仕事=商品・製品・サービス × 顧客・利用者・市場
つまり、現在の商品・製品・サービスで勝負していくのかが前提となるのではないか。従来の働き方改革の考え方(生産性向上など)とセットで考えるべき課題ではないか。たとえば、どこに力点を置くのかなども含めて。どこを変えるか。過剰サービスしてないか。どこを残して、どこを残さないかという戦略も必要。

部下や後輩から「給与を上げたい」との相談を受けた時、どのような選択肢を提示できるか?
それも、働く人のモチベーションを上げる要因となるだけでなく、会社としてどれだか多い選択肢を明示できるか?ルール化したものががあるかが、魅力ある職場を考える上でのバロメーターのひとつになると思われる。

以上のように、具体的に落とし込んでいくことで、働き方改革への道筋ができてくる。


働き方改革は、何故必要なのか

2018年02月04日 06時29分36秒 | キャリアコンサルタント

「働き方改革」のひとつの取り組みとして、生産性向上を進めるためのさまざまな企業が取り組んでいる。しかし、どこから手をつけたらいいのだろうか。後戻りできない課題でもある。その取り組みを支援するため行われた説明会で生産性向上支援訓練についてお話した。しかし、現状への認識がまだ深まっていないように感じた。更に現状認識を高めるため、人口オーナス(重荷・負担)について考えてみたい。

以下は、ワーク・ライフ・バランスの小室社長のお話から引用させていただいた文章を紹介します。

ハーバード大学のデービット・ブルームによると人口ボーナス期は「若者の比率が高く、高齢者の比率が非常に少ない人口構造の状態」を指します。この人口比率にある国は、安い労働力があふれることで、早く・安く・大量に仕事をこなして世界の市場を凌駕する事が出来ます。かつ一方では、社会保障費が極めて低く、国として儲かったお金は全てインフラ投資へ回すことができるので、爆発的な経済発展が実現できます。

人口オーナス期は「若者の比率が低く、高齢者の比率が非常に高い人口構造の状態」を指します。オーナスとは「重荷・負荷」の意味です。人口の構造が、その国の経済に対して重荷に働く時期ということです。人口ボーナス期における経済発展の結果、富裕層が子どもに教育投資を初めて高学歴化し人件費が上昇し、世界中からの仕事が集まらなくなります。高学歴化により男女ともに結婚・出産年齢が後ろ倒しとなり、少子化になります。また、経済成長により医療や年金システムが充実すると寿命が伸び、高齢者率が増加し、社会保障費が増大するので一人当たりGDPが横ばいになります。人口オーナス期の典型的な問題は、労働力人口の減少・働く世代が引退世代を支える社会保障制度の維持困難です、と記載されていた。

著名なシンクタンクによると、日本はすでに、主要国で最も早く1990年代から人口オーナス期に突入しており、課題として労働人口の減少が挙げられる。これにより、更なる経済成長を実現しづらく、所得が増えにくい状況になることが予測され、次に、日本全体の金融資産が減少することが挙げられる。増加する高齢者が貯蓄を取り崩して生活するため、貿易赤字や経常収支赤字への圧力が増す。加えて、少子高齢化が進むため、社会保障制度の破綻にもつながるといわれている。

日本だけでなく、中国も人口オーナス期に突入している一方で、新興国の人口増加は著しく、インドは2020年代前半に中国の人口を上回り、2050年には世界の人口上位10ヵ国のうち3ヵ国をアフリカが占めると予測されている。

「働き方改革」は、日本社会の構造的な問題であり、早急に取り組むべき課題であり、避けて通れない問題。私達支援者としても、本腰を入れて取り組まなければならないと考えている。


働き方改革ワークショップで学んだこと

2018年01月20日 05時33分32秒 | キャリアコンサルタント



 第1回の「働き方ワークショップ」は、宮崎県内より多数の事業所の代表者や社員が参加され、半日をかけて「働き方」を座学や演習を通して理解を深めた。

研修では「働き方改革」実現のためには、働く人の人の視点に立った働き方改革の実現が必要として
「処遇の改善(賃金など)」仕事ぶりや能力の評価に納得して意欲を持って働きたい。
「制約の克服(時間・場所など)」ワークライフバランスを確保して健康に柔軟に働きたい。病気療養、子育て・介護なとど仕事を、無理なく両立したい。
「キャリアの構築」ライフスタイルやライフステージの変化に合わせて、多様な仕事を選択したい。家庭の経済事情に関わらず希望する教育を受けたい。

などの実現のため、非正規雇用の処遇改善・賃金引き上げと労働生産性向上、長時間労働の是正、柔軟な働き方がしやすい環境整備、病気の治療、子育て・介護等の仕事の両立、障害者就労の推進、外国人材の受入、女性・若者が活躍しやすい環境整備、雇用吸収力の高い産業への転職・再就職支援、人材育成、格差の固定化をさせない教育の充実、高齢者の就業促進などの9つのテーマでグループ討議などを通して理解を深めた。

(全体的な感想)
・「働き方改革」という言葉の定義は、それぞれ捉え方が違い、メンバーがその定義を共有しないと改善が遠くなる。
・捉え方の違いは、経験や立場、環境に左右されることが多く、ある意味多様性でもある。
・ひとりひとりの多様性をどう捉えるか。それがコミニュケーションの第一歩。多様性を理解した上で「わかりやすく」伝えることが大切。
・働き方についての意見を聞くと、マズローの欲求5段階説に行き着く。
・経営的にゆとりがあるから、この改革に参画するのか、そのゆとりをつくるために参画するのかという議論もあるが、現実的には少子高齢化への対応は待ったなしの状況。人手不足でチャンスロスを生み、また人出不足でより社員が疲弊するという笑えない状況の中、勝ち残るための戦略、顧客や社員に選ばれる企業となるための働き方改革である。


お互いの違いを知り、認め合うこと。

2017年10月09日 05時00分38秒 | キャリアコンサルタント



我が国では、非常に速い速度で高齢化が進展し、平成28年10月1日時点で65歳以上の人口は3、459万人、総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は27.3%となっている。アクティブシニアとも言われるように、元気で意欲あふれ、豊かな経験と知恵を持っている高齢者がいる。

あと、数年で65歳高齢者の仲間に入る私。そして、高齢者を支援をする立場として何かヒントを得るべく10月6日宮崎市民プラザで開催された同フォーラムに参加した。

そもそも高齢者と呼んでいるが、いつから高齢者なのか。ウィキペディアによると、「高齢者 国連の世界保健機関 (WHO) の定義では、65歳以上の人のことを高齢者としている。 65-74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と呼んでいる」。また、日本では戦後しばらくして決められたもので、当時の平均寿命が65歳だったことから決められたと聞いている。

果たして65歳の方が高齢者なのか?このイベントでは、65歳でサーフィンを始めた方、80歳半ばを過ぎても、看護師の資格を生かして地域の見守り活動をされている方などが紹介された。このような元気な方を見るとき、能力も体力も多様であり、高齢者としてひとくくりにすることはできない。私達の中の高齢者という意識や生き方への変革が求められているのだと感じた。

イベント後半にパネルディスカッションが行われ、年齢という垣根を越え地域の未来をつくるための課題について話し合われた。そこではパネラーから「お互いの違いを知り、認め合うこと」そして「お互いの共通項を探していく」ことが大切であると結ばれた。

さて、会場にこられている多くの方はアクティブな高齢者であったが、ここに来られていない99%以上の高齢者にどう今日の熱みたいなものをどのように伝えるか。

情報格差を生まないための工夫。伝える立場からの視点で考えると、課題のようなものが見えてきた。会場を後にしながら、改めて支援者の役割について考える機会を得た。このことが今回の学びだったのかもしれない。


40代を応援したい!

2016年08月03日 07時43分42秒 | キャリアコンサルタント



先日、プレゼンテーションセミナーで「40代のキャリア支援」を選択した私は、40代に関する本を読み漁った。
そこで学んだことは、40代は人生の岐路というべき世代なのだと思った。自分自身も40代は、いろんなことが降りかかってきて、苦しい時期だったように思う。

自身の経験を振り返りながら、本の中を読みながら拾ったキーワードを紹介したい。

仕事、出世、部下の育成、マイホーム、経済、自分の人生、健康、持病、老化、人間関係、結婚、転職、家族、妻の人生、学び、ゆとり、資格、子育て、親の幸せ、親の介護、趣味、定年後・・・。

出世もある程度予測がついて、この先どう自分を位置づけるのか、体力的にも30代のように頑張りがきかなくなる世代の想いを改めて感じた。

10日あまりの情報収集を通して、無事プレゼンテーション資料をつくり、セミナーで公開した。結果的には「効果が見えずづらい」「モチベーションアップにつながらない」などの厳しい意見をいただき、現実の厳しさを知った。一方、研修内容の立案とスケジュールなど、多くのことを学べたことが今回のセミナーで得た大きな収穫。これを契機に40代への支援の幅と深みをつけていきたい。


未来のことはわからないから、頑張れるのだろう。

2016年04月23日 16時48分15秒 | キャリアコンサルタント

あなたの夢は何ですか?と聞かれたら、40代~50代の人を支援する仕事がしたいと答えるだろう。きっと、変な夢ですねと思われるに違いない。確かに、普通じゃない。しかし、私にとってこの夢は、汲めど尽きないモチベーションの源泉となっている。

そんな夢を思い描くようになったのは、今から8年程前。これまでの自分を棚卸して、自分の経験が活きる自分らしい夢を持とうと考え始めた頃である。

高校卒業以来、これまでさまざまな社会貢献活動に取り組んできた。海外や日本各地のリーダーと交流し、知見を深めてきた。一生の仕事と思った印刷の仕事も36年で諦め、この夢を叶えるための第一歩として「就労支援」を行う機関に転職した。

しかし、独り立ちしてさまざまな組織の中で、40代50代の持つ複雑で、さまざまな要因が絡み合った方への支援ができるような力はあるのか?と聞かれると不安である。仕事や社会活動の経験はあるけれど、有効に活用できるのか未知数である。明日が見通せないのが現実。だからこうして必死にもがいている。


(自宅近くのカフェでひと休み)

そのもがきのひとつが、上位資格の取得への挑戦。今日も朝5時に起床。午後4時現在、7時間は本を読んで問題を解くなどして知識を深めている。

これから、どのようにして不安を解消できるような行動ができるのか?体力や気力を維持できるか。想いを実現できるのか?無駄なこともたくさんやっているし、一方非効率な勉強もしているだろう。もし5年後の私が、現在の私へどんなアドバイスをするだろうか?もっともがいて、気持ちを深めろ!というのだろうか。具体的な行動をしながら、考えろというのだろうか。

どこかで「夢を追う限り不安は解消されない、不安が無くなった時、夢が途切れる、だから高い理想を掲げ、常に前を向いて努力せよ」そんな声が聞こえた。


2015年度キャリアコンサルタント資格試験応援。

2015年05月27日 05時14分28秒 | キャリアコンサルタント

産業カウンセラー協会が実施する「キャリアコンサルタント資格試験」は国家資格化に伴い、試験が今年までとなる。友人や知人が挑戦する予定だ。これまで2回試験対策講座を実施してきた。

今回の講座は6月6日、午後6時から宮崎市民プラザ4階小研修室2で開催予定。6のゾロ目の日時なのだ。費用は、1人3,000円程度。現在のところ、県内外から7名の申込みをいただいており、10名位を目処に受講者を募集している。

今回は、試験の概要、3つのカテゴリーごとの試験対策、モチベーションづくり、試験問題の概要、小論文の書き方を中心に3時間で取り組み方のアドバイスを行う予定。単なる試験合格のテクニックにはとどまらない内容としたい。このように書くと、面倒臭がる方もいるが、実際にはテクニックで合格しても、後々役に立たないことが多い。ショッピングをするように資格を取りそろえても、意味がないと思う。

あと3ヶ月。時間が無い中での取り組み。受験生は苦労するだろう。だからこそなんとか全員を合格させたい。試験日まで、質問や悩みをどしどし出してもらいたいと考えている。ひとりひとりに寄り添った支援ができればと考えている。私自身、キャリアコンサルタントとして仕事をして日々生きているし、これからも自分を磨き上げていきたいと考えている。すべては「志を立て、以て万事の源となす(吉田松陰」ではないかと考えている。

資格試験で大切なことは、資格を取得することも重要である。合格という目的に向かって、自分自身のモチベーションを高め維持していくか。つまり自家発電で自分のエネルギーをつくり、具体的な取り組みを通して目標を達成していく力を創り出していくことが、合格よりも大切なことだ。それができれば、人生において直面する問題にも対応していくことができると思う。そして何かに挑戦する姿勢は、人生の中でその人を輝かせて生きている時間なのかも知れない。「今、ここ」それが大切。


キャリアコンサルタント試験の合格通知届く。

2014年10月09日 06時13分02秒 | キャリアコンサルタント



取得まで2年間かかった資格試験。
初年度も、時間をかけ丁寧に学び、それなりに手ごたえがあったが不合格。

2週間程自問自答をしたが、これは与えられた試練であり、学びを深めるチャンスなのだと気持ちを切り替えることとした。そして、勉強の仕方を変え改めて挑戦を始めた。
特に論述では、20以上のテーマを1ヶ月にわたり、書きつつ訂正し、また主要なテーマについては解答を空で言えるようになった。

振り返ってみると、昨年は暗記に頼った勉強法が8割だったように思う。今年は、理解を深めることができるよう、ねばり強く学んだことが今回の成果につながったのだろう。

今後はキャリア・コンサルタントのテキストを読み深めること、関連書籍を取り寄せるなど、学びを深めて知識が朽ちないよう心がけたい。


キャリア・コンサルタント試験終わる。

2014年08月31日 09時13分20秒 | キャリアコンサルタント

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(前泊と試験日宿泊したカプセルホテル)

8月30日(土)資格試験が無事終わった。本格的に受験勉強を始めたのは6月。毎朝2時間過去問とテキストを中心に勉強を進めた。

特に8月からは夜は9時に寝て、朝3時から7時まで、毎日のように勉強した。移動時時間や昼休み時間も単語帳を片手に、人名や理論を覚えた。昼間は睡魔に襲われるなど、本当に苦しかったがなんとか乗り越えた。


その甲斐あって、勉強していた問題がかなり多く出た。そして4割の時間を解答の検証時間に充てることができた。最後の論述では、論点に答えられていたか・・・そこだけが心配だ。論述ではさまざまな角度からキャリアコンサルタントの課題や役割など20問の問題を解いて準備したが、気持ちに焦りがでてしまったのは想定外だった。


昨年の受験勉強からすると、2倍の時間を充て、勉強法も暗記型から理解型へと手法を変えた。具体的には、過去問を解き、できなかった箇所をノートに書き出し理解を深めた。

さて、キャリア・コンサルタントという職業は、100年程前アメリカで創始されたもの。産業革命以来、第一次産業から第二次、第三次産業へと労働力の移動がなされてきた。その中で人としての「働き方」や「働かせ方」、動機や欲求、価値観や人生観などが、労働者を取り巻く環境との相互作用の中で多様化、そして複雑化してきた。


この100年間、先人達が築いてきた実証実験やさまざまな試みが理論として結実し、日本でも60年程前から、さまざまな職業相談への取組がなされてきた。具体的には、相談者に対しての感情、認知、行動面からのアプローチの理論や手法などを通しての職業相談、職業紹介、能力開発などだ。相談者の環境、つまり経済の状況、地域、慣習、歩んできた経験などとさまざまな条件と状況の中で、相談者の主体性を尊重しながら、側面的に支援することが、キャリアコンサルタントの役割である。

キャリアコンサルティングでは、仕事を中心としながらもクライエントの生き甲斐や働き甲斐を含んだキャリア形成支援をおこなう。また個人の人生に係わる重要な役割を担うものとして、自己理解を深め、多様な専門性と倫理観、弛まぬ自己研鑽を積んでいかねばならない。

キャリア・コンサルタントは対人援助の専門家である。この試験を受けようとすることが自己研鑽でもある。このような苦しさを身を以て体験することが、必要なプロセスである。ちょっと苦しいけれど・・・


試験を無事乗り越え、気持ちを切り替えることができたように思う。今日は10時から長女と福岡市で開催されているNHK大河ドラマ官兵衛展へいく予定。

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(ホテル前からキャナルシティが見える)


気分を変えて

2014年08月17日 11時25分03秒 | キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントの試験まであと2週間。今日は、午前2時頃に目が覚めて眠れなかったため、1時間程試験の過去問を解いたあと、再び就寝。その後5時に起床し、過去問の続きを続けたが、やはり部屋の中が暑い。気分を変えてみようと、近所にあるコープ宮崎の駐車場へと散歩がてら出かけた。


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午前5時30分過ぎの店舗は、ひっそりとしている。ランニングをする人、親子連れ、据え置きしている自販機の点検をする人など、普段は見かけない景色は新鮮に映った。

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久しぶりに、ゆったりとした気持ちになれた気がした。以前は営業職として、青空の下駆け回ったいたが、4月からは室内での仕事。空の青さが妙にこころに沁みた。

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駐車場には、店舗が準備した備え付けの椅子が2ヶ所ある。そこで準備した単語帳を取り出し90分間、人名や数字を覚えた。ふと学生みたいだなと思いつつ、学生の頃はそこまで勉強をしていなかったと思うと、人間どこでどう変わるかわからない。
しかし、たまに場所を変えると、記憶にも残りやすい気がする。寸分を活かすには、この単語帳の存在と今更ながら感じる。

早くこの追い込まれた気持ちから解放されたい・・。今はその気持ちがいっぱいだ。
試験が終わった後にしたいことがたくさんある。それを楽しみにしながら、残りの時間を、健康と交通安全で乗り切ろうと思う。


受験勉強は苦しい。でも乗り越えれば・・・。

2014年08月09日 18時27分14秒 | キャリアコンサルタント

今月30日に福岡でおこなわれる受験へ向けて勉強中。最近は4時起きが普通となってきており、気持ち的にヒートアップ気味。実を言うと、目が覚めて眠れないだけで、仕方なく勉強をしている。時に夜11時に眠ることもあるが、3時に起きることもあるので、早く眠らないと日中苦しいということになる。従って夜は9時には、眠らざろう得ず、最近この悪循環にはまっている。

昨年もこのような状況の中、勉強に励んだがみごと不合格。理由は、論文が論点を捉えていなかったと自己分析している。その後、なるべく休まないように勉強をしてきたが、年齢的なこともあり、なかなか覚えが悪い。10覚えて8忘れる。残った2も、復習しないと半分以下となる。

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(単語帳は、空いた時間で覚えるのに便利!)

しかし、泣き言ばかり言ってはいられず、今年こそはと思い直している。同じ内容を2年も続けて勉強すると少しではあるが、全体の理解やその意味ができているように思う。本物の知識をつけるために、あと1年また頑張ろうか・・などと思ったりする。しかし、それまでの苦労と費やす時間、周囲の目(また落ちたの・・)を思うと、今年でなんとか次の段階へと移りたいところ。

現在は、五肢択一問題は、同種試験の過去問360問あまりを解いて、不正解だったところをノートに書き出すようにしている。
同じ問題を今週から2度目の挑戦、問題中9割は正解となってきたところを見ると効果がでているようだ。

昨年、先輩からテキスト(400ページ)は3回読みなさいと言われ、昨年は3回実行したが、今年は1回に留まっている。確かに読むたびに理解が深まり、新たな発見もある。しかし理解しながら読むと、1日1時間かけたとしても、自分のペースでは2週間は軽くかかってしまう。
後回しにしてきたが、せめてあと1回を目標としたい。

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(キャリアコンサルタントテキスト)

昨年から、調べたことは本に書き込むようにしている。
いかにも勉強しているように見えるが、実際は厳しいものがある。

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(読後感を書き込んでいる)

現在、過去問へのトライと論文作成の合間を縫って、テキストを読んで1回目だが、毎回のように新しい発見がある。

受験勉強はしない・・・そう思った時期もあった。理由は目先の知識よりも、今後の活動を支える豊かな知識を得たいと思ったからだ。
しかし、勉強以外にも地域活動や継続しているボランティア等もあり、時間が取れない。
たぶん、これからもそうだろう。弱音を吐きながらボチボチと学んでいくしかない。

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(論文の勉強 のため、単語の説明を書きだしている)

そして課題の論述(論文)。後回しにしてきたが、6月から本格的に取り組んできた。どのようなテーマが出されても、対応できるようにと思うが、どうしてもヤマを張ってしまいがち・・・。できる多くのテーマを書いてみたい。

あと20日あまり、しばらくこのような生活から抜け出せそうにないが、合格を信じて乗り越えていかなくては!まずは健康第一。それとも目標めがけて真面目なことはいいけれど、気持ちにゆとりと遊びゴコロを持って、また一歩・・。


キャリア・コンサルタント試験と勉強法。

2014年08月03日 05時41分17秒 | キャリアコンサルタント

Ronbun

標準レベルのキャリアコンサルタント試験が8月30日(土)に福岡で実施される。試験対策として、毎朝2時間、昼30分、帰宅後はできる範囲で勉強に集中するよう6月から勉強をスタートした。

試験は5肢択一問題、記述問題、論述問題の3つ。勉強の前半は、論述以外に時間をかけ、2週間程前からは論述に時間と集中させた。

論述については、テーマに従って40分の時間を使って、360文字~400文字内で、論理的に説明するというもの。こちらは、車の移動時間や歩いている時間を使って、言葉にしたり、頭の中でつぶやいたりしながら、問題に答えられるよう準備しているところだ。考え方が論理的でなく苦手な分野なので、苦労が多い。

この歳になると覚えが悪くなり、悪戦苦闘の毎日だが、繰り返し繰り返し覚えることにより、少しづつ知識として定着してきたように感じる。

先日、有名学習塾講師による「記憶の定着のさせ方」「勉強法」について、DVDの視聴をおこなった。そこでいくつかのヒントをもらったので、早速勉強に活かした。
中でも印象的だったのは、勉強について「覚える」次に「わかる」、最後に「慣れる」の3つの手順で、最初は理解はできなくても、まずは覚えて、腑に落ちるところまで考えを煮詰める。そして、それが自然ででてくるまで繰り返し覚えるというもの。シンプルではあるが、この基本動作で確実に脳に定着させることができると感じた。

また、「マジックナンバーセブン」という概念も非常に興味を持った。内容は、人間が一度に覚えられるものは7プラスマイナス2らしい。つまり、一度には覚えられないことを自覚して(私の場合は3つ位・・)、数が多い場合は階層化して、数を減らして少ない数にしてまとめあげることが覚え方のコツらしい。

受験勉強を始めて、2年余り。記憶力や吸収力、思考スピードも、すこしづつ改善されている。それが仕事にも役立っていることを考えると、無駄なことは何もないと思う。昔は勉強嫌いで面倒臭がりだったことを考えると、人生どのように変わるかわからない。否、どう変えるかは、自分次第。諦めそうになる気持ちを抑え、まずは一歩でも具体的に踏み出すことと言い聞かせたい。