あしたのタネをまく、アシタネブログ!

今日よりちょっといい、明日にしませんか

東京国立博物館 作品鑑賞(撮影OKの中でベスト4)

2016年12月09日 06時19分00秒 | 家族、仲間の話題



10月10日、東京での研修日前日に、東京国立博物館へ三女夫婦の3人で出かけた。
会場は、上野公園に隣接しており、わかりやすい場所にある。



パンフレットによると、東京国立博物館は、明治5年(1872年)、湯島聖堂の大成堂で開催された博覧会から始まるそうです。
日本で最も長い歴史を持つ博物館。日本と東洋の美術および考古などさまざまな文化財について、収集、保存、修復、管理、展示、調査研究、教育普及事業などをおこなっている。



東京国立博物館の所蔵品は約11万6,000点(うち国宝87件、重要文化財634件)、質、量ともに日本一のコレクション(2016年3月現在)。総合文化展では、常時3000件を展示しているとのこと。



浮世絵コーナー。海外からお見えの方がスマホカメラで盛んに撮影。



その浮世絵の一枚。安藤広重画 長久保(大門川に架かる落合橋)長久保は洗馬・宮ノ越と並ぶ広重の中山道三大傑作とされている。

 

たけくらべ草紙(平安時代)案内によると、中宮が秋を選ぶ和歌を詠うと、様々な物争いの題による和歌が、公卿、殿上人、女房たちによって詠進されると書かれている。ひらがなの美しい筆づかい、空間の取り方などがとても印象的。



斎宮女御集断簡(小島切)。平安時代の三十六歌仙の一人、斎宮女御徽子女王の家集で小野道風筆と伝えられている。
こちらも美しいひらがなで、その文字に魅かれた。



文語屏風。江戸時代、享保12年(1727)細井広沢の作。六曲一双の屏風の一扇に二文字ずつ、量感溢れる筆致で大書。

以上、日本の文化にしばし触れた一日。漢字やひらがなの美しさや筆づかいなどが一番印象に残った。
普段、仕事上文字を書くことが多い私。ていねいにそして、見やすい文字を書くモチベーションアップにもつながった。
美しい文字を書くことは気持ち良いし、見る方にとっても好印象を与える。ちょっと手間をかける努力を大切にしたいものだ。