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池上 彰著「伝える力」3つのエッセンス

2018年02月26日 06時21分58秒 | 文章、表現力を目指して!

普段の生活はもとより仕事上でもさまざまな情報提供をする際、伝わったかな?と自問自答することが多い。また、言動を振り返るなかで、誤解が生じたときにどこに視点を置き話したのかと反省をする。そんな理由から、テレビなどでわかりやすく情報を伝える池上さんの本を購入して、自分にできること3つを選んだ。その3つのエッセンスを紹介したい。以下の画像は、本の内容を自分なりにまとめたもの。



1,まずは、自分がその情報に対して、胸落ちしているかということ。浅い知識、読んできただけの情報だと伝わりづらいため、自分の経験に重ね合わせるなどして、その情報をしっかり理解し深めることが大切。

2,聞いてもらえる仕掛けをつくること。それは、話の導入部分に力を注ぐなどの配慮をこころがけ、情報を入りやすくするための工夫が必要である。

3,一方的に伝えるのではなく、聞き手の反応を確かめながら、事例やかみ砕いた表現をするなどのフォローを心掛ける。

その他にも、伝える対象者を理解すること、五感を使って伝えること、もうひとりの自分がその情報に対して「わかりにくいかも」とツッコミを入れる、余計な接続詞は使わない、リハーサルをすることで(音読)文章のリズムに気づく、情報を寝かせて多面的に考える、人に聞かせて反応を確かめることなどがある。

無くて七癖。自分の癖を知り、日頃から「伝えること」ことより、「伝わっているか」に意識を持って表現していくことが重要であるとこの本は教えてくれた。