第25走者:七尾線普通 NT200形 和倉温泉→七尾
先程は乗り換えだけで通り過ぎて行った七尾駅へいったん戻ります。
まあ、ここでも特に行くとこないんですが・・・。正確にいえば行くには遠すぎる。
七尾城に行ってみたかったんですが、遠すぎて無理でした。
海が近いのでそこへ向かって歩いて行きました。奥に見えるのは能登島です。
能登島へは鉄路は繋がっていないので今回は上陸しませんでした。
海から離れてこちらは愛宕山のてっぺんにあったという小丸山城。前田利家が治めていた城なんだそうですが、面影はないですねぇ。
海を見て山を登っていると時間はあっという間に過ぎてゆき、早くも列車の時間に。再びそそくさと駅に帰還。
第26走者:のと鉄道七尾線 NT200形 七尾→能登中島
今まではJRの七尾線を行き来していましたが、ここからはいよいよ今日のメイン「のと鉄道」の七尾線へ入ります。
のと鉄道は国鉄能登線(穴水~蛸島)と七尾線(七尾~穴水~輪島)を第三セクター転換した鉄道で、一時期は総延長100キロ以上と、能登半島を広くカバーしていました。
しかし、沿線の過疎化もあって能登線全線と七尾線の穴水~輪島間が廃止。現在は30キロほどにまで短くなってしまいました。
それでも、廃止と引き換えに在来車を新型車へ置き換えたりしたりして利用者アップへの模索を続けています。
当初の計画ではのと鉄道へは行かずに北陸鉄道の石川線へ行くつもりでした。が、某同人誌のななおに影響されてしまい、こちらへ来ましたw
「鉄道好きの人はここで降りるといいよ」とななおが言っていたので途中の能登中島駅で下車。
ここには何があるかというと・・・。
かつて活躍していた車両が保存されています。
こちらは国鉄のオユ10形。窓にマークが貼ってある通り郵便物を運ぶ郵便車です。昔は郵便物は鉄道で運ばれていたんです。
車内は時々公開されているのだそうです。
こちらはのと鉄道のNT800形。当時流行りだったパノラマ運転台とハイデッカー構造という観光向けの車両で、急行「のと恋路号」として活躍していました。
車内は劣化を防ぐためかカーテンが閉めてあって中を見ることはできませんでした。
今日の駅弁。「玉宝」です。やさしい味付けでだれでも食べれそうな駅弁です。
本当は某同人誌でも出ていた「朝市弁当」を所望していたのですが、これが予約制でして。そんなこと知らなかった私は買えるはずもなく。
駅の撮影とお昼を食べるのに20分かからなかったので、のこりの1時間ほどは何をしようかといえば、周りにはなにもなさそうだったので駅舎の中でぼけ~っとしてましたw
この1時間がまた長くて・・・。駅舎では次の列車が来るまで何もしないのが好きな人もいるようですが、私には無理です^^;
次回はのと鉄道の終着とさらにその先へ。
続く。