ただ黙って東京に戻るわけにはいかないだろおおおぉぉぉぉ!!!
やべえwwwwまじやべえwwwwwww583だよゴッパーサン!!
3日目の夜はこの583系夜行急行「きたぐに」(大阪~新潟)の車中で過ごします。
583系は国鉄時代に製造された寝台電車で、寝台を格納することで座席電車にセッティングすることもできる画期的な電車です。
初めは581系が登場し、新大阪~博多間の寝台特急「月光」と座席特急「みどり」を皮切りに運用範囲は全国へ拡大。改良版の583系が登場し「はつかり」「ゆうづる」「雷鳥」「つばめ」「なは」といった名列車に数多く登板しました。
しかし新幹線網の拡大により活躍の場を失われ、寝台列車自体の需要も減り始めていたことから次第に数を減らしていきました。一部は食パン化して今でもしぶとく生きてますがw
現在残存しているのはJR東日本に6両編成2本とJR西日本に10両編成5本。しかし東日本のものは団体臨時専用で、定期運用についているのは西日本のもののみ。
急行「きたぐに」はその583系唯一の定期運用列車。また、現在2本だけとなってしまった「急行」のひとつでもあります(もうひとつは札幌~青森の「はまなす」
全国で昼も夜もなく走っていたためか、ファンの間でも人気のある国鉄型車両の中でも特に支持を集めている車両ではないでしょうか?
583系の特徴の正方形の方向幕。
臨時「能登」では見れなかった急行サボがここに!
第31走者:北陸本線・東海道本線急行「きたぐに」 583系 富山→米原(直通)→大阪
先ほど書いたとおり、「能登」に乗ってただ東京へ戻るのはつまらないので、「きたぐに」に乗って大阪へ向かいます。
583系は以前九州で見ましたが、この生きているからこそ来る迫力や威厳は違います!
これに乗れる日が来ようとは・・・!!
ですが、ただ乗るのではないですよ。寝るんですよ!夢にまで見た寝台です!
正直これは座席と迷いました。富山から大阪へは大体4時間程度。寝台を使うには短いです。寝台料金は距離に比例するものではないので、距離が短いほど割高感が増すのです。
それなら座席でもいいのではないか・・・。
しかしよく考えてみろ、俺。583系の座席なら419系でも十分味わえるのではないだろうか?
しかし寝台、それも583系の三段式寝台なんて次乗れる機会はいつになる?いや、次が来る前に583系が無くなってる可能性のほうが高い。
それならば・・・・・・!
ということで、ちょっと損気味ですが三段式B寝台を使うことにしました。
富山まで戻ったのは寝台料金の割高感を少しでも減らすため。でも富山から乗る分余計に乗車料金かかるんだから(いまさらですが、今回も18きっぷの貧乏旅行)、むしろ寝台列車を少しでも長く味わうというほうが大きいです。
いや、でも本当寝台列車に乗れるなんてすごいうれしい。
なんて思っていたら・・・なんだこの狭さ。
私の寝台は三段の1番上。高さが低い、低すぎる。座ることもできないのですよ。しかも屋根の形状の関係で窓側に向かってどんどん狭くなっていきます。
ある意味三段式寝台の真骨頂か?と思いつつ寝ました。
でもやっぱ眠れないよね☆
1時間ほど夜汽車の雰囲気を味わい気が付いたら寝ていました。
4日目に続く