South American Cookin'/Curtis Fuller
(Epic ECPM-90 Japanese reissue)
(Epic ECPM-90 Japanese reissue)
パワーアンプ復活第1弾です。エピックのFullerのアルバムはこれと"Magnificent Trombone Of Curtis fuller"がありますよね。他にもありましったっけ?学生時代に探し続けていたこのアルバムは(当時はオリジナルにも全くこだわりなしでしたが)新潟 市に開店したばかりの中古レコード店の開店セールで入手したLPです。安かったなあ!当時は絶盤で新品入手が困難な時代でした。それからは再発されてるの でしょうかねぇ???この辺りのエピック盤、デイブ・ベイリーとかレイ・ブライアント、フィル・ウッズ、ベティ・カーター、ジョー・キャロルとか渋めの LPが多かったですよね。このにぎやかなジャケが南米をイメージさせエキゾチックな雰囲気で気になって仕方がなかったアルバムです。
フラーに加えズートのテナー、リズムセクションはトミー・フラナガンのピアノ、ジミー・メリットのベース、デイブ・ベイリーのドラムと”これは”とファ ンなら是非聴いてみたいと思わせるパーソネルじゃないでしょうか。何と言ってもこの時代のトミフラがいいですね。またズート(右チャンネル)とフラー (左)で掛け合いでテーマを吹く枯葉はこの曲の名演の一つでしょうね!
南米=ボッサのイメージでワン・ノート・サンバなんてやってます。一見、皆様御指摘のボッサ=ボントロの組み合わせのようにも見えますがそんなにボサノ バ色は強くないですね。61年の録音でゲッツのジャズ・サンバより少し前ですね。全体的にはボッサというよりラテンフレイバーのイースト系セッションと いった感じです。他にも、"Hello Young Lover", "Besame Mucho", "Autumn Leaves", "Wee Dot", "Willow Weep For Me"など有名曲ばかりで当時の自分の購買欲を随分刺激する内容でした。
でも、何と言ってもこのカバーでしょう!!!!