67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

オイル漏れ

2006-05-27 17:23:59 | Volkswagen

 そろそろ、夏場40番にオイルを替える時期になり、うちのデイリードライバー66BUGのオイルを交換しました。その直後から、急にオイルリークが多くなりました。40年選手、いままで何度オイルの交換をした事でしょう。エンジンケースから出ているネジがケースとの間にゆるみが生じていたようで、ネジが抜けると最悪オイルの急激なリークでエンジン焼き付きの危機があるとのこと!仕方なく、新しいネジをエンジンケース側から固定し、ガスケットも交換、ストレーナーを久しぶりに洗浄しました。これまで、6本のネジを緩めてオイルを抜いていたのですが(これがオリジナルなのでしょうか?)、面倒なのでセンタープラグのドレーン形式のカバープレートに交換しました。画像の真新しい奴がそうです。まあ背に腹は代えられません!!!
 これで、オイル漏れは全くないかと期待したのですが、40年選手は別のところにもリークがあります。女房に言わせると”走る骨董品”だそうですから、そのくらいは我慢でいくしかないですね。(笑)

自転車のデックス

2006-05-27 03:17:31 | jazz & vocal
Gettin' Around/Dexter Gordon
(Blue Note BST-84204 jp reissue)

 デクスター・ゴードンはSAVOY時代から晩年のSteeple ChaseやColumbia時代までそれぞれに聴き応えのある好盤を連発したテナー奏者ですよね。中でもblue note時代のゴードンがやはり一番、ターンテーブルに載る事が多いと思います。パウエルとの共演盤が何と言っても有名でしょうかねぇ?・・・ 太いトーンとやや固めの音色ですが、ゆったりとしたフレージングが素晴らしいテナーです。  
 今日のGETTIN' AROUNDは、ハッチャーソンのバイブを加えた5重奏団でワンホーンの多い彼の作品でも異色です。リズムセクションはバリー・ハリスのピアノ、ボブ・ク ランショーのベース、ビリー・ヒギンズのドラムです。A-1のブラックオルフェが素晴らしい!!!です。言わずと知れたルイス・ボンファのボッサの名曲で すよね。他にも名演はいっぱいありますが、ジャズヴァージョンでは最も好きな演奏です。カツカツと入るヒギンズのリムショットに導かれてハッチャーソンと のユニゾンで出てくるDEXを聴くとニャッとするのは自分だけではない筈です! DEXのソロについで出るハッチャーソン、ハリスのソロとも原曲のイメージをいかしたソロで聴かせます。とりわけ重厚なハリスのソロ、出だしから引きつけ る音色でたまりません。モーガンのサイドワインダーでもハリスのこの音色、ブルースフィーリングは証明済みですが、どんなバックに入っても彼のソロは フィットし、まさに愛すべきピアニストです。B-1のフランク・フォスターのShiny Stockingもゆったりした演奏でデックスの吹奏が素晴らしいですね。
  さて、カバーです。この帽子に古自転車のスタイル、どこかで見たような・・・。そう、映画”大脱走”で自転車に乗って逃げるジェームス・ コバーンです。あの”スピークラーク”のおっちゃんですね。デックスと古い自転車が30x30のキャンバスの下の方にさりげなく配されたカバーデザインが 印象的です。