
New Beat Bossa Nova vol.1/Zoot Sims
(Colpix SCP435)
Zootといえば、ARGO, Bethlehem, Dawnと目白押しで本邦でもファンが多いサックスプレーヤーですよね。じゃ、なんでこんな盤をUPするの。なんてお考えの厳しいジャズファンの方の批判 を思いっきり浴びそうですが、初夏になって自分がBossaにはまってるところからこんなのもあったなぁなんて感じで気軽にアップしちゃうのがこのブログ なんです。お許しを!
さて、このアルバム所有の方も結構多いと思います。決して上記のいわゆる名盤ではないですが聞き所が多いですよ。まず、リカード・ボサ・ノバが聴ける 事、ズートの独特の音色で実にスムースです。そしてパーソネル、バックカバーを根性出して読めばなんて事はないですが、1st ギターにジム/ホール、2nd ギターにケニー・バレル(これで既に驚き、ソロはJimオンリーです)、さらにスペンサー・シナトラ(こいつは知らねえぞ!)のフルート、ピッコロ、そし てフィル・ウッズ、ジーン・クイルのクラリネット、パーカッションにはウィリー・ロドリゲスなんて名前も見えてしまうのです。こうなると未聴のかたは、” 聴いてみたい”って思われるのでは・・・

New Beat Bossa Nova vol.2/Zoot Sims
(Colpix SCP437)
このアルバムには続編、vol.2があるのです。ここではマニー・アルバムとアル・コーンのアレンジでアメリカのジャズチューンをボッサアレンジで演奏
させ、この上にZootのテナーのソロを載せていくと言う趣向です。"Bernie's Tune", "Nature Boy",
"ラバカン”等の有名スタンダードのズートによるボッサヴァージョンが聴けますよ。
(Colpix SCP437)

How To Dance THE BOSSA NOVA
そしてvol.1にはこんなインサーションがありました。このブラジリアンリズムを聴く人はもちろんダンスする人にもアピールしようというもので、ボサ ノバのステップ方法まで教えてくれると言う徹底ぶり。こんなの初めてみましたね。アメリカから入手したときにちゃんとこれまでアルバムの中に保存してくれ てました。前オーナーの方、改めて感謝です!!!