快進撃前夜

2010-05-11 17:55:41 | 司法試験関連
試験期間中,問題内容について具体的な事を書いたりしないのでご安心下さい。

興味がある方は,伊藤塾の速報やら5月27日開催のオープンスクールやらを見ていただければと。

自然体であろうとする不自然さ。今のあるがままの精神状態で臨めば良いのです。

経験から言いますと,文字通り緊張するのは初日の短答民事系の前くらいです。後はどうなるかというと,「・・・長いな~。まだ終わんないのか」という感じになって行きます。肉体疲労もさることながら精神疲労が想像以上に大きいです。食事をしっかり採るなりタップリ寝るなりしましょう。そういや吉野は初日の夜は,ホテルの部屋でオリンピック予選日本対ポーランドの女子バレーを見ていたような気がします。リラックスするのもありでしょう,大事なのは翌日ベストの状態で試験に臨むことです。

朝は9時着席が原則ですが,厳密には出入りはあります(女性用トイレが相当並ぶ事が多いので止むを得ない。男性用トイレも中々混んでいます。池袋など文化会館のトイレだけでなく,サンシャインシティアルパ内のトイレを使うのも手)。しかし,9時10分くらいから説明が始まり,これ以降はトイレには行けない筈です。形式的には9時過ぎには出入り口のドアーを閉めたように記憶しています。

仕事なんだろうケド,この説明長いんだよねー。毎回同じ説明聞かされるし,試験開始5分くらい前からはシーンとなってるし。意味も無く緊張するっての(笑)。


全力でぶつかってきて下さい。

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規範部分の書き方例

2010-05-11 13:50:23 | 司法試験関連
最近,刑事系の判例の規範が随分と細分化してきています。どう書けばいいのか悩ましい時もあると思いますが,一つの書き方として,規範を2段階にする,という書き方があると思います。

つまり,下位規範乃至二次規範を立てるのです。一次規範は従来どおりの一般論的な部分。二次規範部分は,ファクター的なものをここに書くというわけです。

例えば,

横領の場合は,法律上の占有でもよいと。←一次規範

そして法律上の占有の有無は,払い戻し権限の有無・・・等を総合考慮して判断する。←二次規範(当てはめファクター)

本件では,Xには~という事情から払い戻し権限があると認められ・・・。←二次規範の当てはめ

したがって,Xには法律上の占有があると評価できる。←一次規範の当てはめ,結論。

なんていうのは如何でしょう。まぁ,書くこと自体は変わらないんですけど,書きやすさ,読みやすさというのは出てくると思います。一次規範はある意味〆の決め台詞として最後にまた使う感じですね。刑事系の規範は,規範自体はかなり抽象的(必要性,相当性,緊急性,法益侵害の切迫性とか)なものが多く,実際にはそれらを認定する為のファクター勝負の面が強いです(正に「刑事事実認定」の重要性ですね)。

ケー論の刑法や刑事訴訟法(他の科目もそうですが)で,規範部分長くなるなぁ,と感じる判例等があったら,こんな感じで再整理してみては如何でしょうか。


5月4日に496位到達!という話をしましたが,その後4日間連続で更に記録を更新し,先日は416位まで来ました。ありがとうございます。今後も,最後まで応援主義。
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