晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

川が泣いている

2013-07-03 06:34:55 | 八曽モミの木キャンプ場
山野をぬって流れる川は誰のものでもない
万人が自由に出入りでき、川遊びをしたとしても咎められることはない

しかし、勝手気ままな使い方は許されない
八曽モミの木キャンプ場の下流には、いくつかの湯だまりがあって
その近くの川原でBBQをしたり川遊びをしている

そのこと自体を云々するつもりはないが
問題はその結果である



ただでも狭い道路にやっと確保した車の退避スペースに
駐車して、スムーズな通行を妨げ
宴が終われば後始末すらせず、この惨状である
自然を汚し、川が泣いている



彼らのモラルに訴えようと、私たちが設置した看板が
その横で恨めしく揺れる

キャンプ場の管理当番日の昨日は平日ということもあり
50人程の来場者であったが
みんなが帰ったあと場内の点検に行くと、ゴミ一つ落ちていない
自分たちが出したゴミはすべて持ち帰っていただいている
お互いにこんなに気持ちいいことはない

この二つの落差は何だろう
もし私たちがキャンプ場から撤退すれば
この美しい自然はゴミの山となるだろう

コメント
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